キヤノンマーケティングが11年度卒の新卒採用をストップするという話が話題となって
いる。ちなみに日系大手の新卒採用は、だいたい以下のような流れだ。
1.秋ごろからセミナーやイベントで囲い込み、母集団形成
2.春先から段階的に選考開始
3.GWまでに終了
他所が追い込みに入った段階から母集団を作り直すというのは不可能だから、この段階
で休止というのは事実上の新卒採用見送りだろう(もし採るとしてもごく少数のはず)。
ものすごくオブラートでくるんでいるけど、要するに先行きが不透明なので採りません
ということだ。
キヤノンだけ特別苦しいとも思えないので、これは単純に日本経済の見通し自体が
相当ヤバいということだろう。
キヤノン同様、ほとんどの大手企業は終身雇用死守を標榜しているから、同様に入り口を
絞り上げてくるはず。これから2階の椅子はどんどん減っていくだろう。
「どうしても大手に入りたい!」という学生さんには、現状では可哀そうだけど諦めてね
としか言いようがない。日本型雇用というのはそういうものだから。
そうそう、たまに
「不況の後は第二新卒市場が盛んになるから、その時にリベンジすればいい」
なんてことを言う素人もいる。
なるほど、確かに「企業が後から若手を補充したがるような状況こそ、若者にとって
理想的である」というのは間違いない。
ただ「徹底した労働市場の流動化無くして、そんな恵まれた時代は二度と来ない」
ということも、間違いない。
いる。ちなみに日系大手の新卒採用は、だいたい以下のような流れだ。
1.秋ごろからセミナーやイベントで囲い込み、母集団形成
2.春先から段階的に選考開始
3.GWまでに終了
他所が追い込みに入った段階から母集団を作り直すというのは不可能だから、この段階
で休止というのは事実上の新卒採用見送りだろう(もし採るとしてもごく少数のはず)。
ものすごくオブラートでくるんでいるけど、要するに先行きが不透明なので採りません
ということだ。
キヤノンだけ特別苦しいとも思えないので、これは単純に日本経済の見通し自体が
相当ヤバいということだろう。
キヤノン同様、ほとんどの大手企業は終身雇用死守を標榜しているから、同様に入り口を
絞り上げてくるはず。これから2階の椅子はどんどん減っていくだろう。
「どうしても大手に入りたい!」という学生さんには、現状では可哀そうだけど諦めてね
としか言いようがない。日本型雇用というのはそういうものだから。
そうそう、たまに
「不況の後は第二新卒市場が盛んになるから、その時にリベンジすればいい」
なんてことを言う素人もいる。
なるほど、確かに「企業が後から若手を補充したがるような状況こそ、若者にとって
理想的である」というのは間違いない。
ただ「徹底した労働市場の流動化無くして、そんな恵まれた時代は二度と来ない」
ということも、間違いない。
私は30年ちかくコピーライターをしており、いわゆる一流企業の社員・経営者や有名大学の教授、売れっ子の作詞家などの方々の生原稿を多数拝見してきましたが、手直しせずにそのまま使えるものはほとんどありませんでした。
「キヤノンマーケの採用担当者はそこそこ文才がある」とのことですが、上記の経験からみると、ここまで完成度の高い(読者を意識した、誤字脱字のない)文章は、仕事以外で文章を書く機会の多い社員のかたが書いたか、もしくは文章の専門家(文体がいまどきのコピーライターっぽいです)がリライトしたものと思われます。
後者の可能性が、まあ90%以上かと思いますが。
1.「将来の昇給」等の空手形を原資としたサービス残業を断る。
2.消費は可能な限り切り詰める。
etc.
兵糧攻めが一番効く。
構造の中でがんばって構造を支えてしまうより、若いうちに流動化でもリセットでもさせてしまったほうが得だ。
早めるにはじゃあ一体何をすれば良いのですか!
もう俺は我慢が出来ません!
流動化を早めるために我々には何が出来るのか?
前にいた会社のことですが、ある年から「社内の風通しをよくする」という名目で課制度を廃止しました。
ですが、給与・人事制度の改定に手を付けられなかったために、
「課がないのに課長が存在できる=課長の椅子に制限がなくなる」
と言うことになり、部下なしの40~50代の間接部門の課長が増殖し、結果、人件費削減のために、若い人中心に間接部門社員の配置転換を行うと言う結果になりました。
総額では人件費の削減に成功したわけですが・・・まことに中高年に優しい会社でした(爆)
雇用は守られてもホワイトカラーの賃金がた下がりする流れはこの業界から起きるだろう。
私はこのリンク先の有名私大卒なんですが、OBとして考えるに、教授と職員の働きぶりはこの高給と全然釣り合わないですね。
教授連中の研究内容(大隈重●さんの業績を称える研究とか)は内向きすぎて、世界の大学に伍していく感じが全くない。理工系はまだましでしょうが。
お役所仕事しかしていない職員は、学生に対して態度が悪いし。確かに最近は学生の質も落ちているんですがね。
さらにこんな記事を見つけてしまうと、胸クソ悪くなります。
http://www.mynewsjapan.com/reports/1181
竹中平蔵さんとか齊藤誠さんみたいなトップクラスの学者さんが高給というのならわかるんですが、そうでもなければ納得できるものではないですね。
でも昔と比べると、女性の正社員がやっていたバックオフィス系の仕事が派遣に切り替わったり、高卒の正社員がやっていた製造ラインも派遣に置き換えられてきているわけで、そういう部署にいた人たちは配置換えの憂き目にあい、適合できなければ僻地への転勤か自主退職かを迫られたりしているわけですよ今でも。
つまり、徐々に雇用は流動化していっていますよ。だから昔の日本と比べると若者に定年まで安定した会社人生を提供できなくなった代わりに、昔ほどの職場の息苦しさもなくなってきているわけです。ただし、多くの人が期待するノンワーキングリッチの追放は、彼らが既得権の総本山である以上、最後の段階まで維持されることになります。
確かに外需の競争は厳しいが、平均的には世界の成長力と運命を共にする事業形態で、日本の低い低い成長力を考慮するに、まっとうな外需企業のほうが安全だと思うが(故に、まっとうでない電機は論外)。
一代前の首相が「日本は世界で一番早く不況から脱出する」と言ってたが、結果は見ての通り。怖くて内需企業には勤めたくない。
http://www.afpbb.com/article/economy/2681394/5149594
>hikkiさん
お父様は逃げ切れそうで何よりです。でも今から就職する人は、公務員とほとんど同じ船に乗ってるんだと思っておいたほうがいい。
やはり、今のところ、上位私大の職員も日本で数少ない、「楽園」のようですね。
ただhttp://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_university__20090601_2/story/20090601jcast2009242343/の記事のように、上位私立大学に限られるみたいで、就職するのは、難しいみたいですね。
また、父いわく、大学職員の仕事は地味らしく、これからバリバリ働きたい人(肉食系)には向いていないそうです。
誰も何もしなければその可能性は高い。ただ、そうなれば日本は完全に凋落する。だから早めようとしている。ゼロリセットする方が早いのかもしれないが。
年齢給廃止になるのはITと輸送手段の更なる発達でホワイトカラーの給料全世界で統一されていく流れが起こった時だろう。少なくともあと20~30年かかると私は思う。
何を根拠にw
労働力の無駄使いをなくすために、諸外国は積極的労働市場政策の方向に舵を切っているわけですよ。
もしそれが事実なら、世代間格差の視点から雇用流動化を説いている城さんがまるでアホみたいじゃないかw
また、所得上位層の子弟を獲得しようとすれば、これからは海外留学との競争になりますから、日本国内で英語を使って海外の一流大学並の教育を行える環境の整備が必要になります。しかし、その結果、海外留学並に学費がはね上がってしまっては競争に負けてしまいますから、どこかでコストカットしなければなりません。英語を使って海外の一流大学並の教育を行える教員は、当然海外の大学にも就職できますから、彼らの賃金はカットできないわけで、従ってドメスティックな技能しか持たない事務員の給料の大幅カットしかないでしょう。
上位私大のトップ・・・早慶なんかは海外留学と競争コースとして、MARCH関関同立なんかは、学費競争になるんじゃないかな。逆に都心回帰で劣勢に立たされている八王子の中央大学なんかは、巻き返しの良いチャンスかもしれませんね。
八王子なら不動産も安いので、賃料3万くらいのアパートを大量に借り上げて、貧しい学生には無料で貸し出すとか。寮みたいに変な教育的配慮をして集団生活を強制するのではなく、単純に安アパートの一部屋を無料で提供すれば、金はないけど東京に来たいという地方の学生なら、八王子と言えど来るんじゃないでしょうか。これからは、貧乏な学生を如何に取り込むかという時代になると思います。
新しい時代を予測する人は基本的には皆無であるが前提だろう。
色々見てきたが私も含めて。人はどんなにあがいても、自らの延長線上に物を見るだろう。
沈む会社において、外から見れば丸見えなのに、中の人には見えない。
JALにおいても同じで、この期に及んでも、ミナは悪い中でのいい目を予測している。
負債金額を聞くと、100パーセントなくなる額だと私は思うが、いかがだろうか。
個人的には今年か来年には全く予測をしなかった世界が来ると、勝手に思っているが、さてそれはとなると。?である。
然し、役に立つかどうかは知らないが用意はしている。皆さんもどうぞ。
ひょっとしたら経済が崩壊するかもしれないと私は思っている。
倍率が上がっているのは、立命館を皮切りに、入試方法を多数化し、それと推薦入試で本来大学に入る学力が無い人間ま
で青田買いして、一般入試の一つの日程の合格者数を減らし
ているからです。たとえ、一つの入試日程の平均倍率が30
倍であっても、6日分入試が受けられるのであれば、実質的
に倍率は5倍になります。(全部受ければの話ですが)
そうやって、たくさん試験を受けさせて受験料でボッタくっ
ているのが今の上位私大です。そんなことやっても将来的に
ボロが出てくるでしょう。まあ今すでに50代ならば逃げ切
り可能でしょうが、今の新卒の方たちは安泰ではないと思い
ますよ。
人材が流動化し一番おいしい思いをするのは誰で、一番損をするのは誰かということを考えると、一番得をするのは中年・老人層であり、損をするのも結局若者なんですよね。
偽投資ファンドさん、人生はお金ですよ。
社員の人達は入社時にはこのような事になるとは想像する事もなかっただろうと思います。
広告収入の落ち込みが報道されていますが、やはりそういった中でも大手広告代理店はこれからも楽園であり続ける存在なんでしょうか?
楽園といえる業種は他にもありましたら、教えて頂けないでしょうか?
よろしくお願いします。
>上位ならある程度は安定していると思うね。
これまでの世の中の動きを見ると、グローバル化とインターネットの威力は想像以上ですからね。
その安定もどこまでもつやら。
優秀な学生は競争力のない日本の大学を見限って、大量に米国やその他の国の大学に流出する事態が起こらないとも限らない。
その結果、大学ブランドの低下、受験生激減(少子化もあるしね)、大甘の経営で多額の赤字計上、国からの助成金も大幅カット、外国の大学に吸収、経営の合理化を進められ、大量にリストラ。なんて事態が起こるかも。
それに規制で守れられていた業界は規制が無くなると、ものすごく脆い。
JALしかり、メディアしかり。
そこからはじき出されたときに、自分の市場価値はほとんど無くて、収入激減という悲劇に見舞われるリスクも大きい。
(大手新聞社の記者が現時点でフリーになった場合、新聞社にいた時の収入を維持できる人はほぼ皆無なのではないか。)
ゆめゆめ安心なさるな。
たぶんこれは言いすぎだと思う。
昔(高度成長期)は必要だった、もしくは今後も必要になると考えられたということだっただけ。
今の時代だって売り上げが右肩上がりで成長している会社には、将来環境が変わって競争条件が変わったときに余剰人員になる人は大勢いますよ。
確かに上位は楽園だ(笑)
理由はいろいろあるけど、日本の大学はアカデミズム=野放しと勘違いされているところがあって、職員もそういう恩恵を受けている面がある。上位ならある程度は安定していると思うね。
>団塊の世代の仕事は本当は必要の無い仕事だったのです。
どこかの新聞社の調査で、「団塊定年後のポストはどうするか」という問いに対し、「補充せずに組織をスリム化する」と答えた企業が過半数だった。やっぱりいらなかったんだろう。
>企業は、終身雇用が前提になっていて、しかも高齢>のサラリーマンが高給でグビを切れないので若者の>就職が厳しくなっているのだと思うのですが、団塊>世代の人がここ数年で退職していっているはずなの>に、なぜ若者の就職枠は広がらないのでしょうか。
> 団塊Jrは、30代半ばぐらいなので、今の新卒者は>もう少し就職は楽になると思っていたのですが。
団塊の世代の仕事は本当は必要の無い仕事だったのです。クビにできならいからやむをえず、いらない仕事を作っていてあげたわけです。
だから団塊の世代がいなくなっても、仕事は増えませんし、代わりに若者を雇用することもありえません。
もともといらない仕事だったので。
私から城さんに質問が一つあります。私の父は、有名私大の大学職員として、長年働いています。話を聞くと大学職員の報酬システムはバリバリの年功序列制らしいです。今では、年収1300万ぐらい?
定員割れを起こす大学が増える中、上位の大学は、倍率が上がっているという話を聞いたことがあり、それで、年功序列制を維持できるのだと素人ながら思います。
書籍で、「最後の楽園」として、大手広告代理店を挙げられておりましたが、上位私大の職員はどうなのでしょうか?
る同族経営から守るという正義感にも繋がりますし。
これだ。中高年は日本的経営を超えた視点を持ち得ないんだ。終身雇用=良 流動性=悪 の思考停止だ。
世代格差って思考回路にも来る訳だから、これは相当根が深いよ。大企業をバンバン倒産させるのが近道だな。あと移民を大量流入させる。空気が変われば馬鹿ほどすぐ変わるから(笑)
この手の階級闘争史観は共産党あたりが使い古していますね。
結局左翼のいう労働者とは組合員の大半を占め
る大企業正社員と公務員だけを意味していてそれで階級闘争だなんてプロレスごっこだろう。
解雇規制の緩和は組合員以外の労働者にも都合が
良いし首切りが自由にできるなんて資本主義社会では当然のこと。
まさか今時全員を組合員にしろなんていうのは森永卓朗と赤旗新聞くらいだろう。
ITの進化も少なからず寄与しているでしょうね。
オフィスワークの中でも、定型の単純労働だけさせるなら人間よりはるかに効率がいい。
特に事務系の領域では効率化→人件費削減は顕著です。人数が減るうえに責任が増していき、精神をすり減らしていく受難の時代ですね。
(紙の伝票に手書きして郵送するより、インターネット経由で打ち込んじゃったほうが人手も時間もかかりませんよね)
そういえば、事務作業やコールセンターを丸ごと中国に外注する企業も増えているようで。
>日本の大企業の人事・経営トップってもう年功序列・終身雇用システムが廻りっこないって分かっているんですか?
多分、分かっていると思います。けれども、何とかまわすために氷河期世代以降の人間の昇給分(基本給)を下げ、若い人から順にコストダウンしていると思います。
>意識的に日本型経営にしがみ付いてるのか、そもそも問題点を分かってないのか、僕には図りかねる。官僚的文才があるなら分かってるのかな?
私の働いているところは同族企業で、ほとんど中小企業(従業員規模だと中小企業になりませんが)なのですが、管理職には一族と大企業からの天下りの人たちを受け入れているた
め、城さんたちがいう「成果主義」になっていません。一族たちは、要らない人間(自分たちにいい顔をしない人間)は切り捨てたいという思惑がある一方で、私の上司の部長(ソニー出身)はバリバリの日本的経営にしがみついて、人を解
雇するくらいならば、昇給をストップさせよという気持ちでいます。
なので、中小であっても、「大企業出身」というブランドで多くの中小企業に天下ってきているので大企業みたいな大きな原資が無い中でも「日本的経営」にしがみつこうとしてい
るのが現状です。なにせ、今の50代以上は、その日本的経営でいい思いをしてきたので、それがいいと思っているのでしょう。それと、自分たちの恣意的な思惑で解雇しようとす
る同族経営から守るという正義感にも繋がりますし。
結局、使える/使えないの基準をきちんと明確化し、国がきちんとその基準を示して運用できればいいのですけど、それ
ができていないから、一部の中小零細は法律無視でやりたい放題、大企業は世間の目もあるから解雇だけはほとんどできない、そんな感じでしょう。
ただ私は技術者の端くれだから、その方面から見るだけで、それ以外はわからない。
就職退職を繰り返すにも金が必要で、それがあるかないかだろう。
ただ給料ははたらきによってもらえるわけではない。
会社によるだろう。従がって事金に関しては、労働者は裁量がない。従がって運用ということを考える必要がある世界が、現在である。
この要素をよく考える必要がアルと私は自らの時代と異なる今を見て、子供に話した。
つまりケチってでも種銭を持てと。
そして、45歳くらいに、そこそこの金を生み出す、物を持てという助言をした。
これができるかどうかは別として、やり方はあるだろう。
同級生に、事故を起こして、かたわになった男がいるが、彼はトラックの運転手をそれこそ死にきりでして、金をため、食べ物屋をと考えた、そして、あと二日で止めるという時に相手がセンターラインを超えて、正面衝突で、かた足を失った、
子のようなこともアルが、やり方としては私はよいと思った。
いずれにしても世間をよく知る事である。不文律のものがたくさなるからである。
ちょっとまえの「派遣切り」華やかなりしころも、自動車会社はハイブリッドカー関連の技術者を中途採用しようとしていたようですし。。。
>・中国と競合しない。
これ重要ですね。
たんなる「新卒です」だけじゃ、中国の北京大学あたりの学生と競合するわけですからね。
>超低賃金労働をさせて、有名選手に大金払ってマーケティングって手法どうですかね?
一般論として、新卒を沢山雇うより、有名人のCMに何億円か払うほうが費用対効果が大きい場合があるということなんじゃないんですかね。
これも「同一労働同一賃金」の一側面ということなんじゃないんですか?
そもそも、学生は今時点では企業のメンバーシップの内側(=社員)じゃないんですから、個別企業が保護する対象じゃないですよ。
そこそこは増えた(07年前後の売り手市場)。ただ、企業の人事制度自体が年功序列からの過渡期で厳選採用になったため、ハードルは下がらず、実感してない人が多い。
>東大法学部出て居酒屋チェーン店経営しているオヤジより、もうかってないでしょ。
本業は人事部を持つ余裕の無い中小企業向けのアドバイザーで、年収はサラリーマン時代の3倍くらいかな。増えた理由は簡単。
・中国と競合しない。
・職場に養うべきノンワーキングリッチがいない(笑)
君も輸出産業従事なら身の振り方は考えた方がいいよ。
こういうのが相次げば
保守化した、安定志向のワカモノ諸君には経済
が生き物であり安定が幻想であるというのを実感する
いい機会だと思うのだが、
なぜ人事部は学ぶ機会を奪うなどといってるのか
全く意味不明な人たちだ。
図体ばかりでかくて足腰の弱いのは、相撲取りでも何でも脆いものです。
それでも変わろうとしないのは、旧日本軍的と言うか・・・
http://www.j-cast.com/kaisha/2009/12/16056322.html
まぁ前の氷河期も自己責任と切り捨てられた流れだったので、可哀相ですが今回の世代も自己責任ということで。
著書の中でリクルートエージェンシーの統計データで3年周期で35歳までに2度第二新卒時の好景気が訪れるとマクロデータにて提示されていたように記憶しています。
確かに著書の解説にも腑に落ちない箇所も多々ありましたね。
最近、カナダのオタワで40代後半の警官が殺害され大規模な追悼が行われましたが、その警察官は40代になって小売業から警察官へキャリア変更をしたそうです。ホンの一例ですが、多くを語りますよね。
城さんに質問ですが、日本の大企業の人事・経営トップってもう年功序列・終身雇用システムが廻りっこないって分かっているんですか?意識的に日本型経営にしがみ付いてるのか、そもそも問題点を分かってないのか、僕には図りかねる。官僚的文才があるなら分かってるのかな?
まず単純に、不況でマイナス成長になっているし、長期的にも成長の見通しがないので、労働需要自体が縮まっているということでしょう。例えば、GDP成長率がリーマンショック前は年+1.5%で、ショック後は年-1.5%だとすると、その差は3%です。
単純に労働需要=GDPと考え、全体の労働人口に対し、去年退職した団塊の世代の労働人口が占める比率を仮に3%としてみましょう。GDP成長率がリーマンショック前より3%下がっているなら、団塊の世代が退職した分と労働需要の減少が釣り合ってしまうので、新規の労働需要は発生しません。実際はもっと複雑ではありますが、概ね似たような現象がおきているものと考えてよいでしょう。
また、ホワイトカラーの場合は、50代後半はもはや戦力になってない(が給料だけは高いノンワーキングリッチ)人が多いから、企業としては退職した団塊世代の数よりずっと少ない数の若者の採用で、戦力を補って余りあるのでしょう。
2007年問題なんか、ホワイトカラーに限定すれば誰がどう考えても嘘っぱちで、どこの企業も問題にはしていませんでしたな。
そして、全ての企業が門戸を開いているわけでなく、有名どころは相応のキャリアを求められます。
とすれば第二新卒だけではバッファとして十分機能しないし、それをチャンスと捉えることにも違和感があります。
やはり完全流動化でしょうね、新卒採用の通年化だけでは却ってハードルが上がるだけかもしれませんし。
日本経済全体が大きくなっていないから・・
と思います。
GDPの推移を見ていないので、推測に過ぎませんが
非正社員であれば簡単に切れるように思っているようですがまずこれが間違いです。
期間の定めのある契約であっても数回更新を繰り返すと期間の定めのない契約と同様の効力を持つようになります。
そうなると期間満了による雇い止めでも通常の解雇と同様に扱われます。
労働契約法第16条は労働基準法の中にあるときから正規・非正規の区別はありません。
(そもそも労働基準法・労働契約法とも正規・非正規の区別はありません)更新をしていない場合であっても期間途中の解雇は労働契約法第17条で「やむを得ない事由がある場合でなければ、その契約期間が満了するまでの間において、労働者を解雇することができない」としています。これが適正に働いていないということであれば適正に働くようにすべきもので、一方が働かないからもう一方もハードルを下げようというのは本末転倒です。労働基準法など労働法は現実の労働問題から必要と思われる保護を積み上げてきたものです。
新たに施行された労働契約法にしても判例や行政通達で確認されてきた事項を明文法としてまとめ労基法の一部とともに独立させたものです。
これを一部にリストラすべき社員がいるから労働法の保護基準を下げよというのは暴論です。
リストラという言葉が日本で一般化した時期には正社員も含む大量解雇が問題になりましたね。
有害な社員だというなら企業の責任をもってリストラすれば済む話です。
非雇用社員は解雇されているのに、ということであればなぜ経営者および役員の報酬に手をつけないのか。彼らであれば労基法も関係ありませんね。結局、派遣切りを奇貨として経営者にとって都合のいい(=経営者の自由に解雇できる)労働環境を作ろうとしているだけです。
年功序列だからでしょうね。
人件費をすこしでも安くおさえるためでしょう。
わたしは諸悪の根源は「年功序列」にあると思っています。
新卒至上主義、年齢制限、終身雇用、強すぎる解雇規制、
そしてそれらによる雇用の硬直化は
すべて「年功序列」のけっかとして導かれた、
ととらえていますがシンプルすぎますかね?>城さん
もうそろそろ(というか、今年の新卒が定年になるまでには確実に)大手・中小無関係に、「日本式サラリーマン」というビジネスモデルが崩壊するから問題無しでしょう。
いま道は二手に分かれているが、数年先で仲良く皆貧乏になる形で合流するよ(途中で生活に行き詰って自殺すれば別だが)。
リセット→焼け跡から仲良く出直しだ。。。
http://diamond.jp/series/yamazaki/10112/
との発言は海老原 嗣生の理論ですね。
雑誌かテレビかで討論でもされたのでしょうか?
ある程度は盛んになるだろうけど、企業側の態度はあくまで
「『欠陥品』を安く買いたたく」であって、
「有能な人材を獲得しよう」とか
「同じ能力・成果なら同じ待遇、同じ賃金を支払おう」とか
考えてる企業はほとんどないでしょう。
>団塊世代の人がここ数年で退職していっているはずなのに、なぜ若者の就職枠は広がらないのでしょうか。
「会社の利益が下がってるから」では。
特に新卒偏重だと、今年の売上が下がった→ 今年の採用を減らすという
短絡的な行動になりやすいですしね。
その一因は働かないけど給料が無駄に高い中高年が多すぎることで、
この20年は若者を非正規雇用として安く扱き使うことで賄ってきたけれど、
今度はその金額でさえも雇うことができなくなって、とうとう新陳代謝を
停止することにした。あとに残されたのは緩慢な死。
#もっと平たくいえば「タコの足切り」かな?
団塊の世代が退職しても、新入社員に必要なポストが開かないからでしょうね。
キャノンも中田に大金払ってたけどさ。
中田分の金を新卒に回せよ。
横から失礼だと思うのですが、若者の雇用は増えてましたよ。
但し、派遣やアルバイト、又は試用期間6ヶ月等です。
こんな求人しか出さないくせに企業や労働組合は労働者の保護を語っているんだからお笑いです(どう考えても現組合員の保護にしかなっていない)。
PS、城さんへ
twitterやらないのでしょうか。
案外、始めてみると楽しいですよ。
今月の16日にPHP新書から新刊を出すようですが
早速、本の内容についての紹介をお願いします。
そして、いつも思っていたんですけど、人事コンサルタントってなんか胡散臭いですけど。
そんなものに需要なんてあるの?東大法学部出て居酒屋チェーン店経営しているオヤジより、もうかってないでしょ。だいたいコンサルタントってものが胡散臭い。
それができなかったから未だに氷河期世代は苦しんでいるわけで・・・・。
ちなみに、リベンジ可能なのは、きちんとまともな会社で職歴を身につけた者のみ。
その人たちだけは「売り手市場」。
ブラック底辺で心と体を壊して辞めた人間にはリベンジのチャンスはない。
更に、今回の氷河期は、今年採用の人間が多すぎて職歴がある人でもリベンジするチャンスはないんじゃないか?
というのに加え、”超買い手市場”という状況から
「キヤノンブランドをもってすれば
仮に夏採用に踏み切ったとしても十分優秀な学生はとれる」
という強気の自信もあるんだろうな、と思いました。
キヤノンは新卒募集してますよ。。子会社のキヤノンマーケ社長は経団連会長でもないし・・こういう間違い結構多いのかな??
2006年度~2008年度の採用数増えたのには団塊世代の退職が影響してるよ。
最近、私の中で疑問があるので時間がありましたら、教えて頂きたいのですが。
企業は、終身雇用が前提になっていて、しかも高齢のサラリーマンが高給でグビを切れないので若者の就職が厳しくなっているのだと思うのですが、団塊世代の人がここ数年で退職していっているはずなのに、なぜ若者の就職枠は広がらないのでしょうか。
団塊Jrは、30代半ばぐらいなので、今の新卒者はもう少し就職は楽になると思っていたのですが。
なんてことを言う素人もいる。
海老原理論粉砕ですね。まあ実際第二新卒至上の規模ってどのくらいか知らないが、かなり限定されてるんじゃないですか?
キャノン人事の新卒採用学生から学ぶ機会を奪っている、という理屈。じゃあ経団連会長であるおたくの社長が率先して新卒至上主義をやめる方向に持っていけよ、と思いますね。4月から8月に変わったくらいで学ぶ期間は増えません。
公務員みたいに新卒至上主義を辞めるのって雇用規制緩和ほどにはハードルが高くないと思うのですが、実行されないのって何ででしょうねー?
またもとの労働力過剰に戻った訳である。
再び移民が始まる。行く先はアルゼンチンくらいしかないだろう。
いまだ事態をよく国民は把握していない。
奨学金を借りた大学生はどうするつもりだろうか。
とんでもない世界がもうきている。
求人と応募者の比率を聞くと、ただ事ではない。