ワイン片手に観戦しているはずの第6ステージだったのだが、結局は叶わなかった。(クソッ!)
私としては呑む気まんまんだったのだが、妻の説得に失敗したのが敗因というところ。
ところで、肝心のレースについてだが、とりあえずは第5ステージについて。
最後のウィランガヒルの登りでのリッチー・ポート(スカイ)のアタックにはしびれた。
様子を見たり、休んだりすることなく一気のスパートに、今シーズンの調子の良さがうかがわれた。
そのままステージ優勝も飾り、すわ、総合も逆転かと思われたがたった2秒差で2位。
たった2秒とはいえ、勝負の世界ではこの差が雲泥の差となるわけだ。
そして迎えた第6ステージ。
最終日は平坦のスプリントステージということで、最後のスプリント勝負に注目が集まる。
最初のクリテリウム以来、久しく名前を聞かなかったキッテル(ジャイアント・アルペシン)の活躍が観たい。
ところがゴールが近づくなかでまたもや集団落車が発生、期待のキッテルは落車の影響で遅れてしまった。
終わってみれば、ウィッパート(ドラパック)がステージ優勝の大金星をあげた。
総合の順位は、優勝がローハン・デニス(BMC)、2位がポート、3位がカデル・エヴァンス(BMC)となった。
よく見れば、みんなオーストラリア出身の選手じゃないか!
エヴァンスの引退レースで、同じチームの若手デニスが優勝とは、世代交代を象徴すようでドラマを感じる。
昨シーズンはまるで調子悪そうだったポートは、同レースで総合4位だった。
今回は2位にということで、今シーズンはきっと大活躍してくれると期待している。
自転車ロードレースのテレビ中継も3月からがいよいよ本番。
寝不足の日々が続きそうだが、体調を整えてしっかりと観戦したいと思っている。
そのときはぜひ、片手にワインといきたいのだが、今から妻を説得すればなんとか……ならないかなぁ。
第4ステージ、ゴール直前での集団落車には、とてもびっくりした。
何人もの選手が飛んでいく映像には、さすがにぞっとするものがあった。
落車のシーンは何度も見ているが、なかでも今回の落車は大きく、ひどいものに見えた。
大きなケガとなれば、時には選手生命をも左右しかねないだけに心配な気持ちになる。
落車自体は避けられないのだろうが、せめて大きなケガにしない対策はないものなのか?
さて、この波乱のレースだが、制したのはヴォンホフ(UniオSAーストラリア)だった。
初日のボブリッジに続き、UniSAオーストラリアは2勝目ということになる。
このチームはオーストラリアナショナルチームのようなもの、と解説ではいっていたので、大金星だろう。
それにしても、並み居るワールドツアーのチームを押しのけて2勝も挙げるとは誰が予想しただろうか。
きっと現地オーストラリアでは、今年のレースは例年以上の盛り上がりとなったのではないだろうか。
全6ステージのレースなので、残すはあと2ステージ。
今日は山岳があるようだし、総合争いもいよいよ激しさを増してくるに違いない。
残りのステージで誰が優勝するのか、また、総合優勝をするのは誰なのか?
エヴァンス(BMC)の活躍に期待しているのだが、引退レースを彼はどんな形で締めくくるのか。
いろいろとたのしみはあるが、とりあえずは、大きな落車がないことを祈っている。
ところで、レースの中継の合間に、現地の観光案内のような映像が流れている。
魅力的な風景や料理などだが、そのなかで名産なのかしつこいほどワインの映像が出てくる。
オーストラリアワインを片手に、オーストラリアのレース観戦というのも、けっこう乙な趣向かも……。
でも映像を見たくらいで、素直にワインを呑んだら、なんかうまく乗せられた感じがしないか?
呑んだもんか、呑まないもんか……ただ今、発泡酒片手にじっくり、とっくり思案中。
BMCのワン・ツーフィニッシュで幕を閉じた第3ステージ。
とうとうエヴァンスがやってくれました、と言っても2位でしたけど。
ちなみに優勝は若手のローハン・デニス。
そうは言っても、これまで出番の少なかったエヴァンスがたっぷり観られたのはよかった。
リッピー・ポート(スカイ)も調子がよさそうだし、今後の争いが一層たのしみになってきた。
今回のレースがエヴァンスのステージレースの引退レースでもあることは、前の記事で書いたと思う。
引退いうのは、スポーツ選手にとっての宿命でもあり、しょうがないことであることは判っている。
しかし大物選手や人気選手の引退となると、やはりファンとしては寂しい気持ちになるのも事実。
また選手にとっては、一種の引き際の美学のようなものがあるのも事実だろう。
ベテラン選手の引退には、若手に道を開くという面もあるわけで、必ずしも悪いことばかりではないとも思うのだが。
そういえば先日、コンタドール(ティンコフ・サクソ)が2016年シーズンでの引退を示唆したという記事を読んだ。
まだどうなるかは決定事項ではないのかもしれないが、話だけでもちょっと残念な気持ちになった。
2016年は、ほかにもカンチェラーラ(トレック)、ウィギンス(スカイ)の引退のうわさもあるとどこかで読んだ。
2016年か17年にかけては、大きなニュースが飛び交うシーズンになるのかもしれない。
それはともかくまだ2015年シーズンも始まったばかりであり、ファンとしては面白いレースを期待するばかりである。
ところで、連日の中継をなんの疑いもなくはじめて観るレースのようにたのしんでいる。
しかし、このレースについてはホームページの記事ではあるものの、一度は読んで内容を知っているはずの私。
それも、2~3のサイトをはしごして記事を読んだはずで、せめてステージ優勝が誰かくらいは知っているはず。
それにもかかわらず、中継を観ながらなにひとつ思い出すことがないのはなぜなのか……物忘れ? ボケ?
もしかして……私ったら人としての引退が迫っているのかしら?
レースは第2ステージへ。
第2ステージは、大きな山はないものの、平地もかなり少ない感じ。
最初から最後までアップダウンの続き、ゴール前も登り基調でスプリンターはお休みの日。
短い中継ながら、ゴールシーンは比較的たっぷり観ることができる。
そうであるならば、豪快なゴールスプリント勝負が観たいというもの。
ところで、ゴールシーンと言えばガッツポーズがつきもので、昨日は“リンリンガッツポーズ”だった。
たしか、「ガッツポーズ評論家」を自称する解説の栗村さんはそう呼んでいたと思う(たぶん)。
第2ステージ優勝のモビスターの選手(名前は忘れた)が豪快にポーズを決めていた。
ゴールと同時に右手を真上に突き上げ、左手は親指と小指を立てて、電話を掛けているように耳元へ。
いったいどこに電話しているのか? 天の何かと交信していたら、ちょっと怖いかも。
たしかにゴールシーンには選手の個性がよく出ているように思う。
よろこびの表現は人それぞれなので、栗村さんがガッツポーズに注目するのも肯けるところ。
レースでは順位争いもさることながら、その他にもたくさんの見所やたのしみ方があるのも魅力である。
私の場合、どちらかというと山登りなど途中の展開が好きだが、今年はゴールシーンにもこだわってみたい。
でも、いつもついつい一生懸命見てしまうのは、観客の様子だったりするんだよね……!?(意外と変な人多いから)
ツアー・ダウンアンダーもいよいよ全6ステージの本戦がスタート。
実際は、クリテリウムと第1ステージの間には1日の休みがあったとのこと。
しかし、そこは録画中継のうれしいところ、テレビでは休みなしで第1ステージとなった。
応援している選手はいろいろいるが、今大会はやはり、カデル・エヴァンス(BMC)を一番に応援したい。
なぜなら彼はすでに引退を表明しており、その走りが観られるのももう最後となるからだ。
エヴァンスと言えば、オーストラリア史上初のツール・ド・フランス覇者である。
まして地元オーストラリアでの引退レースでもある。
きっと注目度はNo.1の存在だと思うのだが、レースの中継ではなんだかあまり映像がない。
あんまりというか、これまではインタビュー映像くらいで、走っている姿はまったくわからなかった。
とはいえまだレースは始まったばかりだし、これからまだまだチャンスはたくさんあるだろう。
ところで肝心のレースだが、まさかまさか、逃げが決まってしまうとは思わなかった。
レースがスタートしたと思ったら、あれよあれよという間にゴールが決まっていた。
というよりは、“あれよあれよ”という間もなく、“あれっ”と思ったら終わってたという感じ。
はじめからゴールまで展開が少なかったこともあり、ちょっと油断した、気づいたら表彰式だった。
恐るべし30分ダイジェスト中継!
昨晩より、JSPORTSで「ツアー・ダウンアンダー」の録画中継(ダイジェスト)が始まった。
これでいよいよ自転車ロードレースの中継シーズンが開幕。
というわけで、我が家も本格的にロードレース・テレビ観戦シーズンに突入とあいなった。
昨年のシーズンは、とにかく波瀾万丈といった印象だったが、今年はどうなることか。
夏のツール・ド・フランスはもちろんだが、今年は春のクラシックにも注目して観戦したいと思っている。
昨晩の放送は、ツアー・ダウンアンダー開幕を告げるクリテリウムレースの中継だった。
レースも1時間程度と短かったものの、中継は30分のダイジェスト。
最初から長い中継というのでは、実況・解説の方も観ているこちらもたいへんという配慮なのか。
ここはまぁ、本格的な実況中継に向けての慣らし期間というところなのだろう。
もっと観たいという気もしないではないが、まだまだシーズンは初まったばかり、焦ることはない。
さて、レース結果については1月開催ということで、あちこちのサイトで結果くらいは知っていた。
そのため最後のスプリントの様子も記事で読んではいたが、やっぱり、読むと観るとは大違い!
優勝したキッテル〔ジャイアント・アルペシン)の豪快なスプリントの迫力は、やはり観ないと伝わらない。
インタヴューでは、けっこう苦労したと語ってはいたが、スプリントだけを観ると圧倒的な強さだった。
キッテルは応援している選手の一人なので、今年も大活躍してほしいと願っている。
ところで、シーズンの最初のレースということで、いろいろと戸惑うことしきりである。
スポンサーに合わせてチームの名前やジャージが変わったり、選手の移籍があったりともうグジャグジャ。
もともとチームや選手を見分けるのがむずかしい競技なのに、初心者マークの私にはもうお手上げ。
とりあえずチームや選手の名前にジャージは、これからの中継を観ながら、ゆっくり覚えていくつもり。
でも、物覚え悪いんだよなぁ俺……やっと色々覚えたころにはまたシーズンが終わりになっちゃうかも?
今日は日曜日で、ほんとうはお休みなのだが、珍しく仕事をしている。
“している”というか、仕事をしに出てきている。
“しに出てきている”とは言うものの、いつまで経っても作業をはじめる気になれない。
“気になれない”ですむくらいなら、何も休みに働きに出てくる必要はない。
というわけで、大事な仕事のほうは少しも進まず残ったままとなっている。
そんなこんなで、いまは仕事への意欲が盛り上がるのを待ちつつ、現実逃避中。
まずはじめに、本の感想や出版社など、読書関係のHPを巡覧。
お次は、自転車関係のHPをあれこれと見て回っていた。
さて次は動画にしようかしら?
なんて思っていたところ、しばらくブログの更新をサボっていたことを思い出した。
特段のネタはないので、暇つぶし(?)を兼ねて愚痴を書いてみたという訳。
それにしても、どうしてなのか?
“やらなければならないこと”ほど、“やりたくない”という気持ちが高まってくる。
いまやらなければ、後で痛い目にあうのは重々承知している。
それにもかかわらず、どうしてもやる気が沸き上がってくれることはない。
テレビのコマーシャルで、「やる気スイッチ」というのがあった。
たしかに、スイッチでやる気をONやOFFにできるならば、これほど便利なこともない。
しかし子どものころから現在まで、自分のやる気スイッチは見た覚えがない。
もっとも、真剣に探してみたこともなかったので、ほんとうにないのかどうかはわからない。
とりあえず、“存在しない”となるとちょっと悲しいので、“見つけにくいだけ”と思いたい。
「やる気スイッチ」は不明だが、どうやら「やりたくないスイッチ」があって、こっちはONになってるらしい。
じつは、仕事となればいつまでも放ってはおけない“よし、作業開始!”と思ったときにブログを書き始めた。
やっとのこと、馬鹿な戯言ばかり書いていないで、いよいよ作業を始めなければという気持ちになってきた。
でもちょっと待て、あの文庫本はあと少し読めば終わるんじゃないか、ちょっとだけ読んでも……。
どうかお願い、誰か、誰でもいいから、「やりたくないスイッチ」の切り方を教えて!!
天気予報によれば、東京の明日の天気は雪なのだとか。
しかも、1月の終わりに降った雪よりも積雪は多いかもしれないのだとか。
ちなみに今日、2月4日は立春で暦の上では春の始まりの日である。
“まぁ、始まったばかりなんだし……”と思うものの、やっぱりどこか割り切れない気持ちがする。
でも待てよ、積雪が多かったら久々にアリゲーター登場か!?
“アリゲーター”とは、愛用の長靴の名前(商品名)。
けっこうお気に入りなのだが、なかなか履く機会がないのをつねづね残念に思っている。
積雪となれば、誰はばかることなく履けることになるわけで、こんなうれしいことはない。
1月の雪では、積もったとは言っても、まだまだアリゲーターが登場するには物足りなかった。
他人の迷惑を顧みず、明日はたくさん雪が積もればいいのに! と、心密かに願っている。
“願っている”とは書いたけど、でも少しだけですよ少しだけ。
おまけに、寒がりの私としては基本的に冬が大嫌いで、雪はそれに輪をかけて嫌いである。
だから基本的には雪が降るという予報に、とても嫌な気持ちにはなっている。
でも、アリゲーターを履いての通勤には、とてもワクワクする何かも感じちゃうんだよねぇ。
できることならぜひ明日は、長靴通勤がたのしい程度に積もって、すぐ消えてくれれば……。
窓から見える範囲では、今日は雲ひとつない青空で、日差しもとっても気持ちが良さそう。
風が少しあるようだが、そうは言っても、さほど強い風ではない様子。
ここ数日は日差しがあっても風が強くて、あまりおでかけ日和という感じではなかった。
それに比べれば、今日は見るからにおでかけ日和といった感じがする。
あくまで、いま仕事をしている部屋の窓から見える範囲の話ではあるけど。
前回の更新では、自転車の初乗りはエイプリルフールごろになりそうだと書いた。
とはいえ、雪もないのに、雨でもないのに、少し寒いくらいで初乗りが4月はひどいだろう。
家の居間の窓から見た外の様子は、日差しもさんさんと降り注ぎ、なんだか良さげ。
たしかに気温は低いのかもしれないが、いつもより少し着こめばきっと大丈夫!
というわけで、満を持して先週、1月も最後の土曜日に自転車の初乗りへと出かけてきた。
久しぶりの自転車……。
チェーンに油をさして、空気を詰めて、あちこち磨いて、防寒対策をしたら準備完了。
さぁ出発! ということなのだが、さてどこを走るか、どこを目指して走ったもんか。
いろいろ考えたものの、やっぱり初乗りならば荒川サイクリングロードでしょう!
ということで、行き先も決まり、いざ出発!
いざ出発! から約5分……強い向かい風に行く手を阻まれる〔漕いでも漕いでも進まない!)。
向かい風から約3分……とても強い横風に煽られる(思い切りハンドルを取られる)。
そしてその直後のこと、連続で襲う強い横風(本気で飛ばされるかと思った!!)。
さすがに立ち止まり、しばし風待ち(あまりの怖さにちょっと泣く)。
数多の苦難を乗り越えて、荒川サイクリングロードになんとか到着〔自分で自分を褒めてあげたい!)。
さて、上流、下流、どちらに向かったものか……しばし考える。
これまで以上の強風が吹き荒れる河川敷、そして荒川サイクリングロード。
上流に向かえば向かい風、とっても冷たい、しかも強風、そしてときどき横風。
“では下流か”と思ったが、行きはよいよい帰りは怖い……帰りが辛いのはちょっとしんどい。
では帰りが楽なようにやっぱり上流か……。
決断、勇気ある撤退!!
一路、自宅へと向け走りだしたのだった。
雨ニモマケズ、風ニモマケズ……宮沢賢治はいいました。
雨にも負けて、風にも負けて、雪にも、夏の猛暑にも負ける……そんなヘタレな私です。
ついでに、激坂もあんまり好きじゃないかなぁ……穏やかな小春日和の舗装道路の平地が好き。