毎晩1時間半から2時間程度、布団の中で本を読むのが日課である。
ほんとうは1冊ずつ大事に読みたいのだが、積読本が溜まった状態ではそうもいかない。
またあれもこれも読みたいという気持ちもあり、数冊の本を並行して読んでいる。
昔は数冊の本を並行して読んでいると、頭の中で話がこんがらがることがよくあった。
慣れてみれば混乱はしなくなったが、読みかけの本がどんどん増えていくのが現在の悩み。
1.宮部みゆき『ソロモンの偽証 第Ⅱ部 決意(上巻)』新潮文庫
2.カミラ・レックバリ『説教師 エリカ&パトリック事件簿』集英社文庫
3.トマス・ピンチョン『スロー・ラーナー』新潮社
4.飯島虚心『葛飾北斎伝』岩波文庫
5.加藤郁乎『俳諧志(上巻)』岩波現代文庫
6.司馬遷『史記 2 書・表』ちくま学芸文庫
7.『バートン版千夜一夜物語 1』ちくま文庫
以上7冊が現在、読みかけになっている本なのだが、どこに共通点があるのか?
だいたいはここ1ヶ月ほどに読み始めたものだが、なかには長いお付き合いの本もある。
3については読み始めて数カ月経つが、短篇集なので1編ずつ、急がずに読み進めている。
少しずつ読んでいると言えば、6と7にいたっては読み始めたのは数年前である。
6も7については、面白くないわけではないのだがなぜか遅々として進まない理由は謎。
ちなみに、『史記』は全5巻で『千夜一夜物語』は全11巻である。
死ぬまでに読み終えられればと思っていたが、いまのペースだとちと難しい気がしてきている。
とりあえず、筑摩書房さんには決して文庫を切らさないようにお願いしておきたい。
ついでに、かつて18巻で挫折した『大菩薩峠』(ちくま文庫、全20巻)もお願いしておきたい。
いつかリベンジしたいと思っているので、ぜひともこちらも文庫を切らさないでほしい。
1冊も読み終えてないのに、読みかけ本だけが次々と増えていく恐怖……。
2~3日前から気になっている本があり、そろそろ我慢が切れそうな感じがしている。
ジェイミー・ドーラン/ピアーズ/ビゾニー
『ガガーリン 世界初の宇宙飛行士、伝説の裏側で』(河出書房新社)
1冊くらい増えたって、いまさらどうってことないんじゃねぇ……なんて。
我ながら読み終える気があるのかないのか、読みかけ本と疑問でいっぱい。