もの忘れのためのちょっとしたメモ

要は備忘録のようなもの。

ツール・ド・フランス完全テレビ観戦に向けて!

2017-06-22 12:42:35 | ツール・ド・フランス
ず~っと更新をさぼっていたら、もう6月になってしまった。気づけば、ツール・ド・フランスまで残すところ1週間とちょっと。来週の後半にはチームプレゼンテーションがあって、7月に入ると同時にレースがスタートしてしまう。先日には公式プログラムも発売になったし、JSPORTSのサイクルロードレースのサイトでは特集ページが開設されている。あちこち情報サイトを見ていたら、出場選手が発表になったチームもいくつかあるのだとか。ツール・ド・フランスへの期待はどんどんと高まっている今日このごろ。とにかく楽しみでしょうがない……仕事なんか手につかない……ええい、仕事なんてやめてしまえ!! というわけで、久しぶりにブログの更新と相成った次第。
 
ジロ・デ・イタリアの中継はJSPORTSではなかったため、楽しみにしていたものの観戦をあきらめた次第。5月はなんとなくつまらない気持ちで過ごしてしまった。それだけに、ツール・ド・フランス中継にかける期待は大きかったのだが、なんと今年は21ステージをスタートからゴールまで完全中継を行うそうな。“えっ、マジで!”と耳と目を疑ったが、ほんとにほんとのことだそうな。逃げが決まる瞬間から、白熱のゴールスプリントまで、レースのすべてを余すところなく目撃できるわけだ。これまでも、21ステージのうちの数ステージではスタートからゴールまでの完全生中継ということもあったが、まさか全ステージで行うとは。現地で観戦しても、レースのすべてを目撃することは無理なわけで、テレビ観戦ならではの贅沢だと喜びにむせんでいる次第。あまりの悦びについ、テレビも買い替えてしまった。もしかして、これって経済効果とかいうやつかしら。
ところで、今回のツールはテレビをとおして視聴者も選手と同じレース・時間を完全に共有できるわけで、ファン冥利に尽きるといって間違いない。とはいえ、3週間という長丁場であることを考えると、毎日5~6時間の中継を観つづけるというのは、それなりに苦行ではないのかと心配になってしまう。正直、途中リタイアせずにパリまでたどり着けるか、選手以上に不安な気持ちがしないでもない。思えばこれまでの中継でも、数限りなく落車に見舞われてきた。これまではその都度、一緒に観戦している妻とアシストし合いながら、最終局面までには何とかレースに復帰し、その日のゴールを目指してきた。しかし今回は、なんといっても中継時間の長さが違う。2週目の半ばくらいには、妻もろともに大落車に巻き込まれ、そしてそのまま“リタイア”ということになってしまうことはないかと。とっても心配。
 
またグランツールではどんなに調子のよい選手でも必ず、病気になったりなどの“バッドデイ”に見舞われるという。これまではそれもしょせん選手の話と、完全に他人事として理解していた。しかし完全生中継となったいま、選手と全く同じレースを時間を共有するということは、視聴者の私も“バッドデイ”に見舞われるなんてことはないのだろうか。“落車”ならば位置取りやテクニックで回避できるかもしれない。しかし“バッドデイ”となれば、自分で防ぐのはなかなかに難しい。なにはともあれ、体調管理をしっかりとしておくに越したことはないが、それより大事なのがスケジュール管理である。17時にはテレビの前で観戦体制を整えるためには、遅くまで仕事なんてことは論外! というわけで、どうやって合法的に仕事をサボるかがカギになる。というわけで、只今、鋭意作戦を立案中なのだが、とりあえず軽く咳でもしてみるか。「ゴホッ、ゴホッ、ちょっと“バッドデイ”で」なんて……。