伊達 純のヒロシマ日記

反戦・反核・反基地などの平和運動、反原発運動、反貧困運動、グローバリゼーションの問題などについてヒロシマから発信する

【広島カープ】野村謙二郎監督は選手との対話が不足しているのではないか?

2010年07月14日 17時25分02秒 | 広島カープ
野村監督バッサリ…スタルツ切り捨てた (デイリースポーツ 2010年7月11日)
http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2010/07/12/0003192809.shtml

 広島カープの野村謙二郎監督は、この他にも選手を切り捨てるかのような発言が目立つような気がする。

 中日ドラゴンズの落合博満監督は、選手の個人名を出して批判することはほとんど無いと言われているが、野村謙二郎監督は、そういった配慮はしないようだ。

 また広島カープの黄金時代、古葉竹識元監督は、同じ日に一軍の試合と二軍の試合が旧広島市民球場で行なわれた際には、必ず二軍の試合も観戦するようにしていたそうだ。そうすることで二軍の選手は奮い立ったという。

 サッカーマンガ『GIANT KILLING』#170(『モーニング』2010.07.22 NO.32掲載)で、ETU(East Tokyo United)の監督である達海 猛は、夏のキャンプ時に選手たちに向かって「自分の働きでチームを勝たせる… 全員がその感覚を持って戦えればおのずと勝利は近付いてくる… そしてチームに貢献できるそういうプレーこそが 本当に評価に値するプレーなんだ そういう奴らの働きを 俺はちゃんと見てる 何も試合に出てる選手だけの話じゃない スタメンを外れたベンチの選手もそう… ベンチ外になった選手も」と言う。

 またETUのスカウトである笠野は、フリーランスの女性サッカージャーナリストである藤澤 桂に向かって「よく見てんだよ 達海の奴は」「前半戦… 相手チームの分析もさることながら しっかり自分とこの選手全員の能力を把握して どうしたらいいかトコトン考えてやがった さっき話したミーティングの後… 達海は選手全員と個人面談したんだよ どうしたらそいつは伸びるか 何がそいつに足りないのか 一人一人時間を掛けて 丁寧にそれを伝えてやがったよ それからだ あいつらの顔があんなにやる気を見せはじめたのは」と言う。

 今の野村謙二郎監督には、どうしたらチームの勝利に貢献できるのか、どうしたらその選手が伸びるのか、その選手に何が足りないのかといったことを選手個々人と対話するといったこと、-例えば『GIANT KILLING』で達海が選手全員と個人面談をやったような-、が不足しているのではないか? 

 あるいは、もっと選手にやる気を起こさせるようなアプローチが必要ではないか? 例えば古葉元監督がやったような二軍の試合にも足を運ぶ、中日の落合監督がそうであるように選手のことを切って捨てるようなことを言わないというような。

 そんなことを考えてしまうのである。


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