伊達 純のヒロシマ日記

反戦・反核・反基地などの平和運動、反原発運動、反貧困運動、グローバリゼーションの問題などについてヒロシマから発信する

6/5(金)広島カープと福岡ホークスの試合の観戦記

2009年06月10日 15時17分41秒 | 広島カープ
 6月5日(金)、広島カープと福岡ホークスとの試合の券を2枚貰ったので、友人と2人で観戦に行った。新広島市民球場は、ウェスタン・リーグの試合で観戦したことがあるが、上(一軍)の試合では初めてのことになる。

 席は3塁側2階席で更にグラウンド側に張り出した「スカイシート」というところの最前列だった。ちなみに値段は3000円。こんな席の券は、自分では買わないし、買えない。その分、1階席ほどではないけれども臨場感、見ごたえがあった。7回表の林昌樹からシュルツへの投手交代の際、審判の口の動きからシュルツとわかったほどだった。ただ席の前の手すりが、ネットの部分も含めて腰ほどの高さしかなかったのが少し怖かった(写真は、ネットを通して写した試合の様子)。

 球場に到着した時には、既に試合が始まっていた。広島の先発投手・小松剛が早々とホークス打線に打ち込まれ、1点を献上。ただ以後は味方の好守にも助けられ、初回の1失点のみで5回を抑えた。

 特に4回表、センター赤松真人とライト岩本貴裕の外野守備が光った。まず1アウト1塁2塁でセンター前ヒットを打たれ、2塁走者が本塁へ突入するも、赤松が好返球でアウト。赤松は、もともと強肩俊足(50メートル走5秒6、遠投力120m)の外野手だが、昨年、右肩をケガしたため、外野から内野へ返球し走者をアウトにするプレイが出来るかどうかが気になっていた。このプレイで赤松の遠投力、そして右肩がケガから回復していることを確認できた。

 その後、2アウト満塁となり、打者は投手の大場だったのだが、油断したのかライト前にヒット性の当たりを打たれてしまう。ところがライトの岩本が定位置よりも浅めに守っていたため、ライトライナーでアウト。ポジショニングによるファインプレイと言っていい。

 小松の球速がスピードガンで140km/h前半なのに対し、ホークスの先発投手・大場は140km/h後半を計測しており、広島打線は打ちあぐねていた。しかしついに6回裏、代打・嶋重宣がツーベースで出塁。梵英心のタイムリーライト前ヒットで、まず1-1の同点。東出輝裕がセンター前ヒットで続き、赤松が三振した後、4番の栗原健太のエンタイトルツーベースで3-1と逆転。更に喜田剛のライト線ツーベースで4-1と一挙に試合をひっくり返した。

 7回表、林→シュルツの継投でホークスを0点に抑えたところで雨が激しくなり、試合が中断、そのまま降雨コールドで広島が4-1で勝った。6回に先発・小松をリリーフした森跳二がプロ入り初の勝利投手、セーブ投手はシュルツだった。

 9回の最後まで試合を見届けたかったが、広島が勝っただけでよしとしておこう。


最新の画像もっと見る