ビジネスマンじゅんごろうのONとOFF

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人生のピーク年齢とは

2015-03-08 22:43:16 | マラソン大会
今日の名古屋ウィメンズマラソンで日本人ランナーが久しぶりに2時間23分を切る好タイムをマークしたことが大きく報道された影で、ロシア人40歳ランナーのコノワロワが自己ベストを記録したことも自分にとって目を引いた。
3位となった日本人ランナーは23歳、実にゆうにひと回り違う年齢差であるにもかかわらずトップアスリートでいられるのは賞賛に値すると思う。
市民ランナーである自分にとっても年齢を重ねるにつれてタイムが下がってきていることに気になっていた。ランニングは自分にとって趣味の域であるから別にタイムが出なくてもいいや、と言っていても心の奥ではまだまだ記録を落としたくない、と思う自分がいるのも事実だ。今まで3時間切りのサブスリーを達成できないばかりか、3時間10分も切れなくなってきたのだ。納得のいかないタイムが続いたので今年に入って少しスピード練習、特にビルドアップといわれる、走るほどにラップタイムをあげる練習を取り入れた。また勝負レースの2週前にハーフマラソンを走り、スピード練習に磨きをかけるほど熱を入れてみた。
結果として先々週の姫路城マラソンのことであるが、2年ぶりに3時間切り、サブスリーを達成することができたのだ!しかも自己ベストに迫る好タイムで自分もまだまだいけるなとモティベーションを新たにすることとなったのだ。
自分はトップアスリートではないけれども、今日のコノワロワの走りを見て人生のピークとはいったいいつなのだろうかと思ってしまった。数週間前ユニクロの柳井社長が新入社員に「人間のピークは25歳」と入社式で若者に訓示したそうだが、個人的にはあまり年齢を意識する必要はないと思うのだ。
柳井氏の言いたいところは、人生の気力が充実している好機を見逃すな、ということだろうと想像するが、後半にピークを持ってくることも十分可能である。
三浦カズや中日の山本昌、スキージャンプの葛西など40代のアスリートが一線で活躍しているが、彼らはあまりピークなどを意識していないだろう。もちろん若いときと感覚が違うとか今までできていたことができなくなったとか苛立つ場面もあるかもしれない。しかし重要なのは「まだいける」という感覚を忘れずに日々考えながら鍛錬することだ。むしろ結果を出すための選択肢が広がるわけだから、若い頃に比べて違う「楽しみ」があるのではないかと思う。
自分のマラソンの記録もまだまだ伸びる可能性を感じることができたわけだから、この調子で次回の「ボストンマラソン!」では自己ベストを狙って練習したい。