ビジネスマンじゅんごろうのONとOFF

ビジネスマンならではの視点で趣味やビジネス、社会について論じます。

関西の鉄道事情

2011-12-30 22:37:59 | Weblog
関西に来てから半年、さすがに慣れてきたが新しい発見は少なくない。その一つが通勤電車である。
私は大阪市内に住んでいるので地下鉄を使って通勤しているのだが、JRを使って通勤している人も少なくない。彼らの多くは兵庫や京都や滋賀から通勤している。東京でも同じようにJRを使って神奈川や埼玉、千葉から通勤している会社員が多いのでその点では関西と関東に違いはない。
しかし違うと思うのはJRの車両と通勤時間だ。関西だと滋賀県から京都、大阪、神戸を高速で結ぶ新快速というJRの路線が通っている。これを使って大阪へ通勤している会社員が多いことに気づかされる。例えば高槻は大阪駅から20-30キロあると思うが、通勤時間でいうとラッシュ時であっても20分程度である。同じく逆方向の神戸方面から新快速を使って通勤している人も多いが、彼らに通勤のストレスはほとんどない。
通勤時間が短いことに加えて、新快速の座席はゆったりシートになっているので座れる人は特急に乗ったような心地でひと時を過ごせるのだ。
もちろん朝の通勤時間帯は一握りかもしれないが、帰りに座って帰れる快適さは東京では味わえないものだろう。しかも終電の時間も大阪で12時過ぎまであるので、あわてて家路を急ぐ必要もないのだ。
大阪で住居を探すとき大阪市内を中心に探したが、いまさらながら市内に限ることはなかったのだ。郊外のほうが当然住環境はよいわけだから、ゴミゴミした大阪市内にわざわざ住むことはない。滋賀や京都に住むという選択肢は現実的なのだ。

さて東京は関西とは事情が異なる。最近は都心に住む人が増えているが、多くの人はつらい通勤に耐えられないからだと思う。少しでも満員電車から解放することができるのなら、再び郊外に住居を構える選択肢もアリだと思う。
つまり住む場所を選択するのに通勤電車というのはかなり重要な要因なのである。関西圏で新快速のような路線が生まれる事情は、私鉄との競争という事情もあるかもしれない。三宮から梅田までは阪神、阪急、JRが同じ路線を通っている。少しくらいの値段の差で通勤客が安いほうになびくとは思えない。同じ区間であれば速さ、快適さを基準に路線を選んでいるのだろうと思う。
ということを考えながら次に引っ越すとしたらどこに住もうかと考えをめぐらせるのであった。

ホワイトスペース戦略

2011-12-24 09:20:08 | Weblog
ホワイトスペースとは、既存のビジネスモデルでは活動の対象としていない領域のこと、、というビジネスの話をしたいわけではない。
関西に来てから約半年。余裕があるときは近隣に小旅行をすることが趣味の一つとなった。西日本は訪れたことのない県が多いため、この機会に西日本を旅行しようと思ったのだ。ちなみにこの3連休は知人に会う目的もあって和歌山県に来ている。関東の人間にとって和歌山を観光で訪れるとしたら熊野古道くらいしか思いつかないのではないか。大阪からは隣の県で特急で1時間も乗れば市内に来ることができる。もちろん私も和歌山に足を踏み入れるのは初めてだ。

さてタイトルの「ホワイトスペース」の話に戻ろう。自分にとってのホワイトスペース、つまり訪れたことのない県を減らしていこうではないかと思うようになった。実際にカウントしてみると47都道府県のうち行ったことのない県はまだ16県も残っている!改めて数えてみるとまだまだ狭い範囲で行動していることがわかる。特に九州・沖縄は宮崎しか行ったことがない。開拓の余地が大きいところだ。北海道は毎年行っているのだが、東北も青森や秋田も行ったことがない。実際に行ったことのなる場所を地図にプロットしてみると旅に出たいという衝動がふつふつとわきあがる。(別に何かのアプリでプロットしたわけではないがそんな地図アプリもきっとあるだろう。)
16県を埋めるにはやはり「戦略」が必要だ。休みをとること。目的を見つけること。なるべく安く行けること。この3つが重要だが、九州や東北はハードルがやや高い。年末年始がよいチャンスだが、値段も高騰する時期なので簡単ではない。
ホワイトスペースを埋める簡単な方法はマラソン大会や自転車などのスポーツイベントにエントリーすることだ。来年は別府大分マラソンにエントリーする。これで1つパズルを埋めることができる。自転車のイベントで宮崎にも行こうと思っているが、宮崎は青島マラソンですでに訪問済か。いつかは行けるだろうと漠然と考えているだけではスペースを埋めることはできない。3年くらいでパズルのすべて埋めたいものである。