ビジネスマンじゅんごろうのONとOFF

ビジネスマンならではの視点で趣味やビジネス、社会について論じます。

富士登山2012

2012-08-20 22:53:54 | マラソン大会
今年2度目の富士登山をしてきた。今回は普通に5合目から登山して、山頂で御来光を拝むというオーソドックのパターンだ。夕方から8合目の山小屋を目指し、ほんの少しの仮眠をした後、山頂を目指して登るというガイド付きのツアーに参加した。
噂には聞いていたが夏場の富士山を登る登山客は半端でない。8合目からの「山頂アタック」にはまさに数珠繋ぎ状態で歩を進めることになる。しかし3000メートルを超えた山は空気も薄く、ほとんど徹夜できつい運動をしなければならないため、それほど容易ではない。今回参加したツアー客50人のうち実に13人が山頂まで行くことができなかった。山頂まで行っても人ゴミはすごかった。ガイドさんによると富士吉田口からだけでも7000人近くの人が山頂にいたらしい。御来光の時間は午前5時前後。気温5度以下のなか待つことになるが、グラデーションに見入ってしまい寒さもしばし忘れるほどだった。
今回富士登山をするためにグッズを知人から借りたので、新たに購入するグッズは少なかったが、イチからそろえるとなると10万はくだらない出費を覚悟することになる。それほど多くの人が購入することになればよいビジネスチャンスとなるだろう。それにしても登山グッズの進化が激しいと感じた。私が中学生のときに所属していた「登山部」の時代とは雲泥の差である。特に通気性を備えた高機能レイングッズ、昼間のように明るく照らすヘッドライト、これらの技術革新はすばらしい。モンベルを始めとする素材に着目する企業の強さを実感した。

2年連続のグランドスラム達成!

2012-08-15 01:39:27 | マラソン大会
今年も富士登山競争に出場してきた。
昨年と同様大阪からの移動となったため事前の調整が大変だったが、予定通り完走し見事2年連続の「グランドスラム」を達成した。市民ランナーのグランドスラムについては過去のブログを参照してほしい。
前回と違って勝手がわかっているためか、レース前のウォーミングアップからレース中のペース配分、下山にいたるまでほぼ想定通りに事を運ぶことができた。ただ富士の山頂まで行くのはそれでも楽ではないと感じた。
山頂でゴールした後5合目までは他の登山客と一緒に下山するわけだが、迎えのバスが足りず思いがけず待たされることになった。その間他のランナーたちが会話しているのを聞いているとツワモノたちが集まっていることを感じさせる。
「7月は毎週試走しに富士山に来ていた」
「富士登山を走った2日後にはトライアスロンに出場する」
「練習は毎日坂道を駆け上がっている」
、とさすがの私も引いてしまうような練習をしている人たちばかりなのだ。力の入れようが違うと思いつつも、今回4時間を切る好タイムでゴールできたのは日ごろの練習のおかげだけでなく、気象条件も見方したのだと思う。
馬返しと呼ばれる舗装された道までは汗をだらだらとかきながら走っていたが、5合目からはかなり涼しく、テンポよく歩を進めることができた。坂道を走るのは自転車でヒルクライムのトレーニングを積んでいるためかそれほど苦ににならない。
山頂では晴れ間も見え隠れしたが、地上は雲に隠れ中を見下ろす形となった。今年は山頂の反対側にある郵便局を目指すことにした。
山頂を一周できることを去年は知らず、すぐに下山してしまったが実は山頂は登山道によって複数あることをリサーチしていた。山頂でかもメールを出すという目的を達した後、無事に下山した。
これで富士登山競争へのチャレンジはしばらくいいかな、と思うほど味わうことができた。といいつつも今年もう一度富士登山にチャレンジする。今度は普通に登山の格好をして御来光を拝むというものだ。来年には世界文化遺産に登録されるという富士山、観光客はますます増えていくことだろう。