睡眠時無呼吸症候群格闘絵巻

睡眠時無呼吸症候群について語ります

姫路聖マリア病院

2006-01-02 | 格闘日記

神戸新聞の記事に興味深いものがありましたので引用します。


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
眠っているときに呼吸が頻繁に止まる「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の総合的な治療に、姫路市仁豊野の姫路聖マリア病院が取り組み、効果を挙げている。あごの骨格など患者ごとの原因を多角的に診断。診療科目の枠を超えた最適な治療法を提供している。組織的な取り組みは兵庫県内の病院では珍しく、「臨床的な研究を重ね、将来は専門病院として情報発信したい」としている。(松本茂祥)


 SASは、肥満、舌や扁桃(へんとう)の肥大などが原因で気道が狭まり呼吸が止まる病気で、七時間の睡眠中に十秒以上の無呼吸が一時間に五回以上、一晩に三十回以上あると該当する。


 血中の酸素が不足するため、慢性的な疲労感や意欲低下、さらに、高血圧や心臓病など生活習慣病を引き起こす原因となる。


 二〇〇三年二月の新幹線運転士の居眠り運転で社会問題化した。


 同病院は今年四月、「睡眠時無呼吸外来」を設置。問診と検査機器で全身的に診断した上で、必要なら、レントゲンや内視鏡も使用している。


 治療は、専門医が、耳鼻咽喉(いんこう)科や歯科などと連携。一定気圧の空気を鼻から送り込み、気道を押し広げる方法をはじめ、就寝時のマウスピース装着や手術、ときにはこれらを組み合わせて症状の改善を図っている。


 短期間の診断で、生活習慣病も含めた治療方針が決められるメリットもあるという。


 同病院の患者は小学生から高齢者まで幅広く、中には一時間に八十回も呼吸が止まる重症患者もいる。


 公文啓二副院長は「SASは放っておくと死に至るリスクも高まる。症状がある人は早めに受診してほしい」と話している。予約制。同病院地域連携課TEL0792・65・5282


http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/00046156sg200601300900.shtml


最新の画像もっと見る