睡眠時無呼吸症候群格闘絵巻

睡眠時無呼吸症候群について語ります

日経プレスリリースより

2007-03-28 | 格闘日記
アルフレッサ ファーマと田辺製薬、ナルコレプシー治療薬「モディオダール錠100mg」を発売
ナルコレプシー治療薬「モディオダール(R)錠100mg」新発売のお知らせ


 アルフレッサホールディングス株式会社の完全子会社であるアルフレッサファーマ株式会社および田辺製薬株式会社は、ナルコレプシーに伴う日中の過度の眠気に対する治療薬「モディオダール(R)錠100mg」(一般名:モダフィニル)を3月28日より発売いたします。本製品は、製造販売承認をアルフレッサファーマ株式会社が取得し、両社が同一製品名で共同販売いたします。

 ナルコレプシーとは過眠症の一つであり、日中に耐えがたい睡魔に襲われ、時間や場所を問わず突然入眠してしまうため、予期せぬ事故に遭遇したり生活に支障をきたすことがある疾患です。専門医などから正しく診断され実際に治療を受けている患者様は約2000人程度と推定されております。

 このたび発売いたします「モディオダール(R)錠100mg」は、既に欧米を中心に世界30カ国以上で承認され、ナルコレプシー治療においての第一選択薬となっております。

 今後、本製品は、本邦におけるナルコレプシー患者様の治療に大きく貢献できるものと考えております。

 なお、本製品は、睡眠時無呼吸症候群における残存する眠気の治療薬として、適応症拡大に向けての共同開発を両社で実施しています。

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=156438&lindID=4

平成19年2月4日

2007-02-04 | 格闘日記
SASとはまだ直接の関係がなさそうですが、薬が出たらしいですね。
CPAPを使うのも面倒だし、旅行に持っていくと重いし。
なんとかならんもんですかねえ。

http://www.mylifenote.net/004/_100mg.html

ライブドア・ニュース 07月20日

2006-08-08 | 格闘日記
ひどくなると睡眠中に呼吸が停止してしまい(無呼吸)、身体に悪影響を及ぼす“いびき”。その対策についての講演(東京都精神医学総合研究所主催)が20日、東京都渋谷区の津田ホールで行われた。

 講演した代々木睡眠クリニックの井上雄一院長は、成人人口の2%以上がかかっているという、夜間のどが詰まって呼吸がしばしば止まってしまう病気「閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSAS)」について紹介。OSASにかかると、昼間に眠気・居眠りが生じて業務に支障をきたすことが多いという。また、無呼吸によって循環系への負担がかかることから、高血圧、心筋梗塞などを引き起こす恐れがあることも解説した。

 その対策として井上氏は、夜間鼻に気流を送り込むマスクをつける「鼻腔持続陽圧呼吸(CPAP)」という治療法を紹介。また、OSASにかかる多くの人は、肥満でのどが狭くなっているのが原因で、肥満にならない食習慣をつけることが大事だとも述べた。他にも、あごが小さい・後退気味の人がかかる恐れがあることから、「栄養ばかり気にしないで、硬いものをよくかんで、のどの筋肉を保ってほしい」と予防の大切さを呼びかけた。


http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2221535/detail

睡眠時無呼吸症候群、治療なら 10年生存率2割向上

2006-08-01 | 格闘日記
琉球新報の記事より

睡眠中に呼吸が止まり、心臓疾患や脳血管障害の誘因となる睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断後に、治療を行った人と行わなかった人では、10年後の生存率が2割も違うことが、睡眠と呼吸器疾患を専門にクリニックを開業する名嘉村博医師と琉大医学部の井関邦敏助教授らの共同研究で明らかになった。SASで肺疾患を持つやせ形の人は肺疾患を持たないやせ形の人より10倍も死亡率が高かった。SASの治療の有無や呼吸器、肥満指数(BMI)の違いによる生存、死亡率が明らかになるのは国内で初めて。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の呼吸機能、BMI別の死亡率

 1990年9月から2003年12月までの13年間に、浦添総合病院、名嘉村クリニック(浦添市)でSASと診断された人を患者カルテや手紙、電話などで追跡調査。4056人の回答を解析した結果、nCPAP療法の治療継続者2225人と、治療をしなかった1687人では、診断から3年後の時点で生存率の差が生じ、8年後に1割、10年後には2割に広がった。残り144人は調査時点ですでに死亡していた。
 死因の最多は心不全、心筋梗塞(こうそく)の16・8%(24人)で、脳と心血管障害などの疾病が49%と、死因の半分を占めた。
 また、肺機能検査をした2927人の呼吸機能、BMI別の生存率を調べた結果、BMI25以下のやせ形で肺疾患を持つSAS患者1000人の1年当たりの死亡率は39・7人で、肺疾患を持たないやせ形(3・9人)より10倍高かった。
 日本睡眠学会の大川匡子理事長は「このような長期の研究は国内で例がなく、治療の必要性を裏付けるデータとして大きな成果。重度化する前にnCPAP療法を用いるなど、治療を早めることで、疾病の併発を抑えられるのでは」と研究成果を評価する。
 名嘉村医師は「SASは、肥満や高血圧などのメタボリック症候群の二次的因子と考えられているが、将来的にはSASも生活習慣病となり得る。さらにデータを細かく解析し、予防治療に役立てたい」と語った。

睡眠時間は7時間以上

2006-07-16 | 格闘日記
CPAPの使用状況は引き続き安定している。
使い出してから昼間に眠くなることもないし、体調はとてもよくなった。
ただ、睡眠時間をもう少し確保するようにとのこと。
だいたい6時間ぐらいの睡眠時間だけど、7時間程度は睡眠をとった方がいいらしい。
確かに最近夜更かしが多いので、少し早めに寝るよう心がける。
しかし、本を読み始めるとついつい熱中してしまうからなあ。。。

姫路聖マリア病院

2006-01-02 | 格闘日記

神戸新聞の記事に興味深いものがありましたので引用します。


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眠っているときに呼吸が頻繁に止まる「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の総合的な治療に、姫路市仁豊野の姫路聖マリア病院が取り組み、効果を挙げている。あごの骨格など患者ごとの原因を多角的に診断。診療科目の枠を超えた最適な治療法を提供している。組織的な取り組みは兵庫県内の病院では珍しく、「臨床的な研究を重ね、将来は専門病院として情報発信したい」としている。(松本茂祥)


 SASは、肥満、舌や扁桃(へんとう)の肥大などが原因で気道が狭まり呼吸が止まる病気で、七時間の睡眠中に十秒以上の無呼吸が一時間に五回以上、一晩に三十回以上あると該当する。


 血中の酸素が不足するため、慢性的な疲労感や意欲低下、さらに、高血圧や心臓病など生活習慣病を引き起こす原因となる。


 二〇〇三年二月の新幹線運転士の居眠り運転で社会問題化した。


 同病院は今年四月、「睡眠時無呼吸外来」を設置。問診と検査機器で全身的に診断した上で、必要なら、レントゲンや内視鏡も使用している。


 治療は、専門医が、耳鼻咽喉(いんこう)科や歯科などと連携。一定気圧の空気を鼻から送り込み、気道を押し広げる方法をはじめ、就寝時のマウスピース装着や手術、ときにはこれらを組み合わせて症状の改善を図っている。


 短期間の診断で、生活習慣病も含めた治療方針が決められるメリットもあるという。


 同病院の患者は小学生から高齢者まで幅広く、中には一時間に八十回も呼吸が止まる重症患者もいる。


 公文啓二副院長は「SASは放っておくと死に至るリスクも高まる。症状がある人は早めに受診してほしい」と話している。予約制。同病院地域連携課TEL0792・65・5282


http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/00046156sg200601300900.shtml


睡眠時無呼吸症候群 成人男性の13% 京大研究班 推定の3倍超

2005-11-19 | 格闘日記
睡眠時無呼吸症候群に関する興味深い記事がありましたので紹介します。


寝ている間に断続的に呼吸が止まって深い眠りがとれず、日中に眠気を引き起こす睡眠時無呼吸症候群が、成人男性の約13%にみられることを、京都大医学研究科の角谷寛・助教授(睡眠科学)らの研究チームが、17日までに確認した。こうした調査は国内では例がなく、これまで推定されていた値の3倍以上になるという。
 睡眠障害に伴う病気の割合や影響を探るため、大阪府内11カ所で働く流通業の事務職と現場労働の20-50代男性306人(平均年齢44歳)を、質問票や専門医の診断、調査機器を使って昨春から1人当たり1週間かけて調べ、173人分をまとめた。
 睡眠中に起きる10秒以上の呼吸停止や低呼吸の回数は、1時間当たり5回未満(正常)の人が33%、5回以上(軽症)が39%、15回以上(中度症)が19%、30回以上(重症)が9%。軽症以上の人のうち、睡魔に日中襲われる睡眠時無呼吸症候群の人は13・3%に上った。
 重症者のうち8割に肥満、9割にいびきをかく特徴がみられた。日中に「眠い」と感じる人は重症で3割、中度症、軽症、正常はともに2割いて、自覚症状との関係は少ないことも分かった。健康上の理由で会社を休む人の割合は、正常に比べて重症者は4倍だった。
 睡眠時無呼吸症候群は一昨年に起きた山陽新幹線運転士の居眠り事故で注目され、交通事故や労災につながると指摘される。
 また、低酸素状態やストレスなどで高血圧や脳卒中、心筋梗塞(こうそく)の原因になるとも考えられている。米国では睡眠障害による経済損失は年間7兆円とのデータもある。
 角谷助教授は「睡眠時無呼吸症候群は国内では多角的な実態調査がなく有病率は男性で3-4%と考えられてきた。眠気を感じる人だけ調べたのでは問題を見過ごす可能性があり注意が必要だ」と話している。

出典はこちら

診察日が近づいてきました

2005-11-08 | 格闘日記
最近ふと思い出したこと。
9月に書いたとおり、CPAPに加湿器を付け加えることになっていたのですがすっかり忘れていました。
そろそろ空気も乾燥してくる季節ですし、それもあって最近ますます使い勝手が悪くなってきたのかもしれません。
せっかく精製水も買ってあるというのに。
と、言いつつも面倒なので週末までこのままということで・・・。
しかし、週末は診察日なんだなあ。
また診察時のことは早めに書きたいと思います。

自宅で簡単に検査できます

2005-11-06 | 格闘日記
睡眠時無呼吸症候群かどうか、自宅で簡単な検査ができる方法がありますので紹介します。
いびきがうるさいとか、それが時々とまっていると言われたことのある方など、一度これを使って医学的なチェックをしてみてはいかがでしょうか。

セブンイレブンが取り扱いをしていますので、希望すれば検査キットを店頭で受け取ることもできるようです。
もちろん検査するのはセブンイレブンではありませんが。
検査後は専門医の紹介もあるそうですから、睡眠時無呼吸症候群と診断された場合は、どこの病院に行けばいいのか迷うことも無いと思います。

詳しいことはサイトを参照してください。
こちらからどうぞ。

CPAPが記録している資料

2005-11-06 | 格闘日記
これは月に一回受診するとき、病院でもらって来る資料です。
くしゃくしゃになっていますが、なんとかスキャンできましたので公開したいと思います。
CPAPによって送り込まれた空気の圧力が、日ごと時間帯ごとに表示されています。
これを見ると何時に寝て何時に起きたかも分かります。
自分で言うのもなんですが、ちょっと夜更かしが多すぎますね。
仕事から帰ってくるのが遅いというのもありますが、もうちょっと早く寝るように心がけないといけません。

SASは自覚症状が無いのが普通です

2005-11-05 | 格闘日記
ここ数日は朝までCPAPを装着したまま眠れています。
人間の本能といいますか、顔に変なものがくっついていると、つい取り払いたくなるものですよねえ。
この点については前回の診察時に相談したのですが、やはり慣れるしかないそうです。
眠っているときは意識して外さないようにできませんから、確かにこればっかりは慣れるしかしょうがないですね。

来週の土曜日は三度目の診察なのですが、過去二回の診察はいずれもうっかり忘れてしまいそうになりました。
そのうち診察に行くのを忘れてしまう日が来るのではないかとドキドキしています。

さて、JR西日本の福知山線脱線事故のあと、運転士が睡眠時無呼吸(SAS)ではないか検査をはじめたそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051102-00000115-yom-soci
私の記憶違いでなければ、SASが世間一般に認知されるようになったきっかけは、新幹線の運転士がSASだったため、しばらくのあいだ居眠り運転されていたとの報道だったと思います。
この病気のいちばん恐ろしいところは、自覚症状のない人がほとんどだということではないでしょうか。
最近はいろんなブログでSASの話題を見かけますが、家族が「いびきがひどいから」と診察を勧め、検査を受けたらSASだと診断されたケースが非常に多いように思います。
そういう記事を読むと、体を電極だらけにされるあの検査を受けたんだなあと思って、なんだか妙な連帯感を感じてしまう今日このごろです。
新幹線は最新鋭の安全管理システムがあるからまだいいのですが、これが在来線やバスなら大変なことになってしまいます。
この間の脱線事故の運転士がSASであったのかどうかは分かりませんが、その可能性も全く否定する根拠はないと思います。
やはり人の命を預かる以上、必ず検査は受けておいて欲しいと思います。
その方が、本人も周囲も不幸にならずに済むからです。
そろそろCPAPを装着して寝ることにします。
おやすみなさい

治療コストは高い

2005-11-03 | 格闘日記
毎月一回診察を受けに病院へ行きますが、当然その都度の診察料が必要になります。
CPAPはレンタルしていますので、その料金も同時に支払うことになります。
診察料とレンタル料の内訳は分かりませんが、前回の支払額は4,600円でした(いつもこれぐらい)。
この金額で年間支払額を計算すると、なんと55,200円になります。
正常な体の機能を維持するために必要な額として、高いか安いかは人によって判断が分かれると思いますが、私としてはけっこう負担に感じています。
社会人になった当初は、病院での自己負担は1割だったのになあ。
今は3割になっていますから、負担額も3倍になっています。
CPAPレンタルには保険が適用されますから、1割負担のままなら月々の負担は1,533円で済んだのに

久しぶりに朝までCPAPを装着

2005-11-01 | 格闘日記
夕べは久しぶりに朝までCPAPを装着したままでした。
最近は必ず朝になるまでに外してしまうのですが、これは久しぶりの快挙と言ってもいいでしょう。
やはりきちんと装着しているときと、そうでないときは寝起きの状態が違います。
きちんと眠れたときはすがすがしい気分になれるのですが、そうでないときは「だるい」とか「しんどい」という気持ちになります。