い~すと の 愚痴

ある鉄道会社で車掌をしている"い~すと"が語る愚痴

笛を新しくしました

2019年07月19日 16時26分32秒 | 鉄道員の愚痴
車掌の仕事といえば何を想像しますか?

車内放送やドアの開け閉め、車内できっぷの確認や発売を思い描く方も多いでしょう。どれも正解です。ではそのうちのドアの開け閉めではどんな姿が浮かぶでしょうか。
ドアを開閉するスイッチを操作したり、会社によって発車メロディーを流すこともあります。

そのドアを閉める動作で笛を吹くシーンを思いだす方はいるでしょうか。
今日はその笛に関することをご紹介します。


私の職場でも笛は会社から支給されており、乗降状態の必要により使用します。
ただ正直なところ支給されている物は好みではなく、個人的に購入したものを使っています。

それが『野田鶴声社』のフォイッスルです。
2002FIFAワールドカップでも使用されたフォイッスルもこの野田鶴声社のものです。

笛を吹くことは滅多にありませんが、仕事への変な?こだわりとして車掌になったばかりの頃から野田鶴声社のフォイッスルを愛用してきました。
10年以上仕事のときはずっと一緒だったフォイッスルがとうとう寿命を迎えてしまい、上部と下部の接合部が割れてしまいました。息を送り込んでも割れたところから漏れて空気の音がするだけになってしまいました。

甲高く遠くまで響くフォイッスルの音は他社のものでは出せません。やはり新しい笛も野田鶴声社のものと、家にあった笛と交換しました。
残念ながら野田鶴声社は、社長が亡くなり2015年に廃業してしまいました。あの素晴らしいフォイッスルは手に入れることはできません。幸いにも2個買っていて助かりました。

みなさんも仕事でこだわりの一品はありませんか?

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1 コメント

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Unknown (乗客専務)
2021-04-03 17:02:50
私も野田鶴声社の笛を使ってます。
もう、数十年使ってますが素晴らしい笛です。
コロナ渦で電子ホイッスルが貸与されましたが、私は愛用の笛を使ってます。

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