1996年には、3アマに最大出力50Wが許可になりました。
電信級取得後、2度目のタナボタで大喜びでしたが、局免申請は100W仕様のトランシーバーを切り替えて50Wにして使う事はNGで、100Wに簡単に増力できないように切替スイッチを固定する改造措置をとらなければなりませんでした。
法改正当初は、50W専用機というのはほとんどありませんでした。
1,2アマの局が、移動運用の際は切替スイッチで100W機を50Wに切り替えて使うのが一般的でしたが、上限50Wの3アマ局には、そのままでは許可できないという事で改造措置は苦肉の策だったようです。
V/UHF帯はともかく、HF帯の50Wというのは魅力だったため、私も早速局免の変更申請手続きをする事にしました。
そこで購入したのが、たまたま中古で出ていたアイコム社のIC-736で、購入と同時にハムショップで50W改造と改造証明を発行してもらいました。
このIC-736で、国内QSOに専念していた時は50W出力にV型ダイポールで充分満足していたのですが、その後ローカル局に影響されて、DXの世界に足を踏み入れるようになりました。
しばらくDXを楽しんでいると14MHzにも出たくなり、それが2アマを取得するきっかけになりました。