朱と群青

日々の思いを、時々趣味の絵をアップしながら書き綴っています。

チワワの『くるみ』8才

2022年03月11日 | 日常

   水彩画 6号

 

 我が家の子供達は、それぞれ巣立って県外に行くなどして、私と家内は郊外に建てた今の家で二人暮しをしています。

 20数年ほど前から、(当初、私の望みでは無かったのですが)様々な成り行きで、犬と一緒に暮らす生活が始まりました。

以前飼っていた2匹のスージー

 当初飼っていた犬はシーズーで、それも様々な理由から2匹一緒に飼う事になりました。

 2匹いると犬の世話も健康管理も大変で、犬専用に小さい部屋を整備しそれなりの冷暖房もつけてやり、夜はそこに入れていました。

 留守中は部屋で2匹で遊んでいる様で、その点では寂しがらずに良かった様です。

 私たちは夫婦は旅行が好きで、時折海外旅行も含め宿泊旅行をしていましたので、その時はペットホテルに預けるなどしていましたが、犬の調子が悪くなると旅行先まで電話がかかってくるなど、犬とは切っても切れない生活でした。

 2匹とも14歳まで生きて、片方が亡くなると後を追うようにもう1匹も1年以内に亡くなりました。

 その事がとても悲しくて、私はもう生きものは飼うまいと心に決め、しかし、その淋しさを引きずって生活をしていました。

 それから半年後に、相変わらず私の消沈した姿を見かねてでしょうか、長女と次女が又犬を飼う事を勧めました。

 初めは渋っていた私も、連れて行かれたペットショップで何度か仔犬に面会する内に、店員から「一度、抱っこされてみてはどうですか」と勧められました。

 私が注視していた仔犬を、ゲージから出してもらい受け取ると・・・。この仔犬をゲージに戻したら、飼い主が決まるまでずっとゲージ内で不自由な生活を送るのかと思うと、もう、その時点で落ちてしまいました。

こうして我が家にチワワの『くるみ』がやって来てました。

 はじめて我が家に来た時

 とにかく元気で活発でした

 

 帰省した孫たちも大喜び。

 この孫達も今年高校生になります

 

くるみと暮らすようになって、今年で8年になりました。

 私は雨が降らない限りくるみを連れて散歩に出かけます。

 毎日の散歩の途中で、必ず誰か「かわいいね」と声をかけてくれます。

しかし、私もそれを切欠によもやま話をしたりして、満更でもない自分がいます。

 一度などは、自転車に乗ったおばさんがくるみに「かわいい犬だねぇ」と話しかけたのはいいけど、あまりにくるみを見続けていたものだから、危うく自転車ごと溝に落ちそうになった事もあります。

 くるみの記事はまた次回に・・・。                                  

 

         

 

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断捨離の一歩

2022年03月06日 | 日常

 今年の目標の一つとしてとして『断捨離』をして行こうと思っていますが、その手段の一つとしてメルカリ1か月集中的にやってみました。

 私の部屋(アトリエ)を倉庫状態にしていて、恐らくもう使用することが無いと思える物をどうにかしたい。これらの物を整理して、加えて私の頭の中もスッキリとしたくて思い立ったのです。

 日常の中で、少しだけ時間を割いてやってみるつもりでしたが、これがなかなか、作業時間も取るしかなり神経も使いました。以下約1か月間の私の経験と結果をまとめてみました。

 先ずメルカリ登録ではマイナンバーカードを使用しての登録を推奨しています。こんなことでカードを使用して大丈夫なのかと一瞬たじろぎましたが、相手が大手企業でもあるし、個人情報を保護しているという言葉を信じて登録しました。(マイナンバーカードが無くても登録できます)

 物を送るのに、比較的安くて、お互いに無記名で送れるでメルカリ便を使用するため、梱包材をメルカリで購入しました。これで準備OK。

私が初めに出したのは『オカリナ』

 5年以上前、オカリナ教室でグループレッスンをしていた時の物です。はじめは安い初心者用のオカリナを使っていましたが、1年ほど習ってかなりレパートリも増えてきたときに、講師から「上級を目指して、オカリナも良い物にしませんか」と勧められ購入したものです。

 購入したそのオカリナは、当時銘の通っている高級品でしたが、「もう少し上達してから」と使用せずに保管していたら、その後いろんな事情で教室を止めてしまい、それきりになっていたものです。1万8千円で購入したものを1万3千円でメルカリに出したら、2日で買い手が付きました。

 物を受け渡すというのは、多くの思い出も一緒についていくようで、ちょっとセンチになります

 その次に出品したものは、メーカー品の釣り竿、生き餌を生かして運ぶクーラーリールなどで、出品後すぐに100を超える「いいねが」付き、2~3日で買手がつきました。

      

 その他、絵を描くときに一時期使用したエアーポンプエアブラシ数種類とエアガン、CD付ギター楽譜譜面台デジタルメトロノーム、絵画の技法講座の本、等々。書きあげてみると、ある意味おたく的な趣味に関する物ばかりです。

                          

一般の文学本とか、カバンとか、陶器とか、日常使用するものは、出品してもなかなか「いいね」も付かないし購入もありませんでした。

 結果、この一と月で14件の物が売れ、送料と手数料を除いた収益金額は8万円近くになりました。

 いい事ばかりではありませんでした。返品が1件。デジタルメトロノームで「使い方がわからない、変な音がする」と言う理由で返品を求める問い合わせがありました。取引終了後の「 Xの判定 」が嫌なので、返品を受け入れましたが、その後一般便を使って着払いで返送してきて赤字がでました。しかしその品質には問題は無く、次の人が購入してくれました。

 苦情が1件。釣り竿で「写真には写らないほどの細かい傷があった」という苦情で、「中古」という出品でも、神経質な見方をする人がいるものだと思ったのですが、これは何とか納得していただきました。売る側と買う側の認識の違いなのでしょうか。

 この一月、毎日メルカリの画面を眺めて、質問には答えなければいけないし、オーダーがあったらすぐ荷造りをして発送という毎日で、結構なストレスにもなり、この辺で集中してやるのは打ち切ろうという気持ちになり、出品画面の休止をかけました。

 一時期私が大事に使用していたものを、いらなくなったからと捨てるのではなく、誰かに又有効使って頂けるという意味では有意義でした。

 この一月を振り返ってみると、ただ単に物の処理では無く、私の過去の所業の整理でもあったという思いです。

 

 

 私の断捨離は今後も鋭意続けるつもりで、アトリエと隣の部屋に雑然と置かれている、絵画展に出品した100号、80号キャンバスをどう処分するか。未完成の絵の処分は、描ききれないほどの画材は、と問題は多いです。

 

 

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