朱と群青

日々の思いを、時々趣味の絵をアップしながら書き綴っています。

「やすらぎの刻~道」が終りました。

2020年03月27日 | 今日の一枚の絵

 先日、連続テレビドラマの「やすらぎの刻~道」が終りました。 毎回欠かさずに見ていたので、最後のあっけなくそして寂しい終わり方は、もう少し希望のある終りかたに出来なかったのかと、ちょっと残念です。

 次男の龍が詐欺事件での逮捕、三男の圭が破産による一家離散。公平と、しのは、生まれ親しんだ故郷の家からの立ち退きを余儀なくされるなど可哀そうなラストでした。

 二人は最後に家族が眠る墓に参った後、帰り道が分からなくなり散々迷った挙句、亡くなった三平、鉄平兄さん達が迎えに来てくれた幻想を見る。そのあと、二人の目の前に昔慣れ親しんだ故郷の道と山々の幻想の風景が現れ、「ここだ」と、やっとほっとした表情でその道を進んでいくというのがラストシーンでした。

 

 晩年は、その人の持つ原風景の中に戻りたい切ない要求が強くなるものなのでしょうか。私の母も亡くなる前に、長年住んだ場所に戻って生活したいと何度も訴えていました。

 私にとっての原風景とは一体どこの風景なのだろうか、考えてみました。皆さんの原風景はありますか。

 

テレビのシーンから

 

日本画 「牡丹」 F8 (和紙に岩絵の具)

 

 

 

 

 

コメント

絵の教室はお休み

2020年03月26日 | 

 毎日、新型コロナについての世界の各都市の状況が報道され、ますます大変な状況になっている様です。日本でも、特に東京がこれ以上患者が増えると医療崩壊を招きかねないという事で、不要不急の外出自粛を呼び掛けています。

 私としては地方にいる為それほどの危機感は感じませんが、とりあえず注意していることは、なるべく人混みの中に行かないという事と、外出時にマスクをすること、帰ったら手を消毒することぐらいでしょうか。

 私は日本画の教室と水彩画の教室に、それぞれ月に2度通っていますが、日本画は暫く休みになりました。水彩画は休講にならないので自分の判断で休会届を出しました。窓のない狭い教室に、二十数人がモチーフを囲んで机を並べ肩を寄せて描く為、あまり好ましくないと判断し、しばらく休むことにしたのです。

 以前に、教室で描いた絵が完成しましたのでアップします。私の絵は、かなり細かに描き込む(性格です)ので、教室の2時間では時間が足りません。この絵も描き残したままになっていたのですが、自宅で完成させました。

 「少女石膏像」 F-6号 水彩画

 

 

デッサン

 

 

コメント