旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

ジャクリーン・ファン・デル・クルートさんの来日講演会へ

2017年04月16日 08時32分12秒 | ガーデンネックレスよこはま2017

4月10日(月)

「世界が魅了されたマジカルミックスの秘密」~ジャクリーン・ガーデンに潜む魔法に迫る~
先着200名様ご招待だったジャクリーン・ファン・デル・クルートさんの来日講演会へ行きました。
彼女は世界的にも有名なガーデンデザイナーでプランツスペシャリスト。
この度の全国都市緑化よこはまフェアにおいて、赤煉瓦倉庫手前にある新港中央広場に、球根植物と草花で「ジャクリーン・ガーデン」をデザインされました。

よこはまフェアで概要を知るまで名前を耳にしたことは無かったのですが、紹介された今まで作られた彼女のガーデンを見て感動
ネットで色々調べて「ジャクリーン・スタイル」という植栽にとても興味がわき、自分もちょっとだけマネッコしてみたり
そして是非話を聴いてみたいと思い、応募開始と同時に申し込み参加権利をゲットしました

講演開始前に、新港中央広場を予習をかねて散策
チューリップが咲いてきて、3月下旬とはまた違う美しい姿を見せていました。


暖色系のチューリップが咲くエリアと他のエリアが色でつながっている。


植栽されている球根花の説明パネルが設置されていました


白と黄色のエリア。
様々な種類の球根花がランダムに咲いている様子はナチュラル


色合いにはっきりした区切りをつけず、自然な感じで変化している。


ロマンチックな色合いのエリア


黄色と白と青の組み合わせは私の大好物

期待を大にして講演会へ


講演中紹介されるジャクリーンさんの作られたガーデンの広いこと
いくつかの島のようなエリアに、つながりを持たせながらチューリップや他の植物を配置しているのですが、それがキチンとした計算に基づいていて自然な風景が出来上がるよう植栽されているのです。
花色はもちろん葉色、新芽の色、背景の色等々に、混色する植物をあわせているそうで、多くの例を美しい写真で紹介してくださいました。

球根は咲く時期の違う3種類以上を一輪車の中で混ぜてランダムに散らして植えるそう。
彼方此方むいている球根ですが、土をかけると春には上を向いて咲くようで、心配ないとの事でした。

・・・横浜でもそのテクニックで美しいガーデンを作ったのですね

さらにチューリップは堀りあげないそうです。
15cm程度に掘った場所に、球根を間隔を持ってばら撒き植えし、芽が出た頃に有機肥料を与えて、何年も植えっぱなしで育てているとの事。

「ウィルスは出ないのですか?」との質問には、「球根同士をくっつけて植えるとそうなるのかもしれないけれど、私のやり方では、そうなったことは無い」と仰っていたのが印象に残りました。

またオランダで10年に一度行われる国際園芸博覧会フロリアードでの失敗から成功につなげた話を聴いて、大変感動しました

具体的な話も多々あり、球根の名前も沢山出てきました。
メモメモ
まるでリバティプリントのようなガーデンを球根花で作るんですものね。

この講演会はきっと私の糧となるわ。
目からうろこが落ちるような話が盛りだくさんでした

このフェアでのジャクリーン・ガーデンは、これからの日本のチューリップや球根植物の植栽に、必ず影響を与えるに違いない

ジャクリーン・ガーデンはいつ頃チューリップなどから、ナチュラルな草本ガーデンへと植え替えの時期になるのかな。


その頃にはまた訪れなくちゃ

 

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