旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

趣味の園芸フェアinよこはま・2nd ステージへ

2017年05月08日 13時34分53秒 | ガーデンネックレスよこはま2017

昨日はNHK「趣味の園芸」のイベントへ行ってきました。
題して33回全国都市緑化よこはまフェア 「趣味の園芸フェアinよこはま・2nd ステージ」~港の見える丘公園ガーデンツアー~
3月の公開放送に参加できなかった応募者を対象に選んだそうです。
これも放送されるのかと思ってウキウキしていたのですが、残念ながら放送はありません
とんだ、私の勘違い アハハッ

しかし、昨日の「趣味園」の生放送で使われたセットのある「港の見える丘公園」の「イギリス館」に集合だったので、セット前で一枚
気分だけでも~




今回のイベントは「全国都市緑化よこはまフェア = ガ―デンネックレスよこはま」の統括アドバイザーで「港の見える丘公園」のリニューアルデザインもした白砂伸夫先生が、同公園の「イングリッシュローズの庭」「香りの庭」「ハンギングバスケットの丘」を解説しながら案内してくださるというもの。

なんて贅沢~
参加者全員にワイヤレスイヤフォンを貸してくれたので、先生とアナウンサー女史の会話が良く聞こえ、とても助かりましたし、理解も深まりました。 

 

まずはイギリス館前の「イングリッシュローズの庭」から
イギリス館前は「イギリスのバラで彩る」というのがコンセプト。
さらに植栽場所では「バラの足元の土を見せないよう宿根草や一年草を植える」という先生のポリシーのもと、様々なイングリッシュローズと宿根草、一年草が植えられています。
どこの植栽もバラのを引き立たせるような色と植物のコンビネーションになっているそうです。
「自然の中では様々な植物が共生しており、バラも植物の一つです。」と。

グラハムトーマスのレンガのアーチはレンガの色にもこだわり、紫色のクレマチス・ジャックマニーとの混植もされていました。

赤の回廊では赤系のイングリッシュローズとシルバーリーフを組み合わせて。

 

小さな島になっている植え込みは、家庭のガーデンでも応用できるような植栽となっているそう。
狭い庭でも背の高い植物(例ばデルフィニューム)を植えるとリッチに見えるとか。
まだバラが咲いていないのでわかりづらいけれど この庭のバラは青系の植物と相性が良いそうです。

また後から設えられたアイアンの柵をみて、「ミニ蔓バラのガーランド」というアイディアを閃かれたそうです。

 

次は香りの庭へ
元々沈床花壇であり、それは香りを逃さない構造なので、ココを香りの庭としたそう。

バラの代表的な香りの中から、4つの香り(ミルラ、フルーツ、ダマスク、ティー)を感じられるよう、それぞれの香りによってバラや宿根草などのエリアがわかれています。
香りのシャワーを浴びられるよう連続したアーチをデザインされたのだそうです。
またこのガーデンに植えられているジャーマンアイリスや芍薬も香りを持った品種ばかりだそうです。

 

オールドローズの「ディシュスドゥブラバン」はティーの香り香りのベンチにはハーブのタイムが植えられており、アーチを囲むようにフランスやルーマニアの香りのバラが植えられています。
このバラは「ローズ・ド・メ」

 

 そしてハンギングバスケットの丘へ
「ジオラマではハンギングバスケットを見て欲しい」と言われて、よくよく見るとどの家にも小さなハンギングバスケットが

ハンギングバスケットもガーデンに応用できると仰っていました。
色合いの参考になりますね。
私はこんな感じが良いな~

 

 

ツアーの最後に「趣味の園芸 遊ガーデン」へ
シリーズは12月まで続くそうです。

 

 


白砂先生は、一年を通して風景が変化して行く様子を、音楽のようにとらえているのだそうです。
メロディーを奏でるように時間の変化をとらえ、訪れる度に違う風景を見ることができるよう、デザインされているそう。

また、「それぞれの家庭のガーデンでも(小さな)緑化フェアをすれば、街全体が素敵になります。」とも。
他にも沢山勉強になるようなお話がありました

 

そして最後に趣味園さんから花苗のお土産と「マイガーデン」を頂いて解散しました。
「マイガーデン」には、厚かましくも、白砂先生のサインを頂いちゃいました

 

これで来週の公園のバラ部会の見学会では、ガーデンの解説はバッチリだわ。
ブログ以上に詳しく解説しますから、関係者の皆様は楽しみにしていてくださいね。

 

実は帰り道、日本大通りで、ばったり白砂先生に会いました
そこで、日本大通りの植栽のことも伺いました。
業者さんに任せっぱなしにせず、ご自身で花市場に行って植物を選んだそうです
「そのほうが伝わるから」という事でした。
(此処はショーなので)一般の方々にはわかり易いように、バラを見慣れた方も満足いくような、そういう植栽にしたそうです。
そのお話に、超納得したのでした。

 

面白かった~
お祭りはとことん参加しなくっちゃ
滅多にない経験ができるわ

 

 

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