自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

学園祭が行われました。

2010年10月26日 | 自由の森のこんなこと
1日目は気持ちのよい晴天。1週間ぐらい前から、教室の内装やねぶたの紙貼り・彩色などを目にするようになって、学校の中がだんだんと学園祭の雰囲気になってきました。
今年は食べもののお店もなかなか充実していたようで、学校の中庭に屋台村のようにできたところなどからは、とてもいい匂いがしてきます。
「うちのクラスに来てー」「俺たちの店、やばいよ」といろいろな生徒たちが誘って(?)くれて、内容を聞いてみると確かにおもしろそうだったりすごそうだったり。また、前評判で気になる企画はいくつもあったのですが、あいにく校舎をまわって見る時間がほとんどなかったりで、本当にもったいないことをしました。それでも、中学棟1階の教室で、中学生たちのつくる豚汁やスープをごちそうになりました。おいしかったー。

当日は、受験を希望される方への学校説明や個別のご相談などの時間もありました。
たくさんの方にご来校いただき、本当にありがとうございます。
「楽しかった」「おいしかった」「すごかった」という感想もいただきました。
自由の森学園での行事を通して、さまざまな生徒の姿や学校の時間の楽しみ方などを、お土産に持って帰っていただけたらいいなぁと思っています。

2日目は夕方から雨となってしまい、予定されていた後夜祭は水曜日に延期。
昨年も後夜祭は延期となりましたが、いつもいつも天気に泣かされています。
実行委員会・係の人もおつかれさま。水曜日、晴らそう!

延期された後夜祭のご案内

なかの

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学校説明会

2010年10月16日 | 自由の森のこんなこと
第1回の学校説明会が行われました。
例年、学校の教育理念や考え方、学校の日常生活、年間の学校行事や修学旅行などの体験のご説明などを行ったり、あるいは在校生や卒業生から、彼らの視点で見える自由の森学園の話をしてもらったりしています。
また、毎回1教科から「自由の森の授業」をご紹介しています。今回の教科は、理科。

理科の吉岡さんは「私は力がないんです」と言いながら重そうな動物の頭のホネを2つほど持ってきました。角のある方を参観者に見てもらって、「これはいったい何のホネだろう?」との問い。角の形からか、会場から「シカ」という声が上がります。もうひとつの大きなものは歯並びの特徴があって、吉岡さんがヒントを出すと「ウマ」と答えが出ます。
ホネを並べ比べてみて、よーく観察していく中で、歯の並び方、付き方にはシカとウマには明らかな違いがあって、それはどうしてだろう?ということを考えます。
会場の中学生らしい参加者から、「シカは木の皮とかを食べるから下あごに歯がついている。ウマは草を食べるから上下のあごに歯がついているのだ」という答えが。吉岡さんから「正解~」という声が上がります。

理科ではよく見るということを大切にしていること、違いを考えてその理由を探す。いろいろと想像しながら、みんなで答えを探すのだという、理科の授業のスタイルを吉岡さんは説明していました。

次回の学校説明会は11月3日(水・祝)に行います。
教育に対する理念や考え方、授業や行事など学校生活のご紹介、教科から見える授業の姿、在校生の話、個別相談などを行います。>詳しくはこちら
なかの

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Jiモール・大バザール & 森の市

2010年10月09日 | 自由の森のこんなこと
卒業生、在校生・卒業生の保護者のみなさんが、それぞれの「しごと」のお店を出展したりするイベントです。
お店に加えて、在校生たちの日本の太鼓や踊り、中国舞踊、卒業生たちのライブあり、ワークショップありと、盛りだくさんな1日でした。
久しぶりに会う卒業生たちの姿も。いろんな人と久しぶりに話しました。

午後は、生演奏の中でペインティングする「アートと遊ぼう」というイベント。卒業生で版画家の蟹江杏さんや元「たま」の石川浩司さん、自由の森の中学生や卒業生の楽器も入り、後半は来校していた小学生・中学生や保育園の子どもたちも参加して「絵」をつくりました。
なかの

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前期終業の会

2010年10月08日 | 自由の森のこんなこと
直前の「評価表記入期間」が明け、今日、担任から生徒たちに、「自己評価表」のファイルが配られます。生徒たちはひとつひとつの教科の授業の中で、この半年間を振り返ったり、授業を通してつかんだことや感じたこと、自分自身のとらえ方や価値観の変化などを文章で記し、さらに授業担当者や担任が、生徒たちの書いた文章に即して、返事をひとりひとりに書きます。

終業の日の1・2時間目、体育館で「終業の会」を行います。私なども話をします。会の終わりには、久しぶりに「全校合唱」の時間となりました。
学園祭の最終日の「後夜祭」で合唱をするそうです。高校生は中学生のうたう歌、中学生は高校生がうたう歌、それぞれを「みんな」が歌えて楽しめるように、という実行委員会の呼びかけで生まれた時間でした。
秋休みを経て、後期がはじまります。
なかの

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自由の森の高校生がNHKの番組に!!

2010年10月07日 | 自由の森のこんなこと
自由の森の高校生をNHK教育の番組で取り上げることになりました。
10月の23日と30日の2週連続で9人の高校生を取材した番組が放送予定です。

タイトルは「ピクニック 東京奥多摩47キロ自由の森学園9人の高校生」

高校生たちが様々な話をしながら歩き続ける過程を撮影するというシンプルな企画です。
番組製作会社(テレビマンユニオン)の方から、そういう申し入れがあり、たまたま「歩く」という修学旅行を企画していたCさんとY君に話をつないだところから具体化が始まりました。9人はその二人が声をかけて集まったメンバー。それが誰かは放送まで楽しみにしていてください。

ただ歩くという何とも不思議な企画なのですが、その企画が会社の中で話し合われていたとき、それなら自由の森がいいのではという意見が出たのだそうです。そう言った若手の社員は実は自由の森の卒業生とのことでした。

製作したHさんから、こんなメールをいただいていますので紹介しましょう。

自由の森学園らしさが、とても出ている番組になりました。
思ったことを、きちんと、相手に伝えるところ。
歯に衣着せぬ発言をし、きちんとそれを聞くところ。
また、ケサラの合唱も出てきます。
3日間の旅の記録は、自森らしさが凝縮されたものになったと思います。

どんな作品になったのか楽しみです。みなさんもごらん下さい。


10月23日(土)午後6時50分~7時15分 前編 (NHK教育テレビ)
10月30日(土)午後6時50分~7時15分 後編 (NHK教育テレビ)

鬼沢真之

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