「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋

HN「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」の趣味を語る部屋。守備範囲はテツ、ミリ、ヲタ、アニメ、同人誌、写真等濃い

『RAIL WARS!』 第9話 観ました

2014-09-01 01:54:44 | モブログ
記事にするのが遅くなってきたキツネですが…

さてさて…
今回の話で横軽編が終了しました。
前回の第8話までに熊ノ平信号所を越して旧線のアプト式区間に突入した訳ですが…
そこに至るまでの話でもうすでにEB42電動アシスト付き軌道自転車アプトくんのブレーキ能力が足りなくて四苦八苦している訳ですが、更にそこへ旧線の狭いトンネルが車体の傾きの修正を邪魔します。そりゃ、狭いトンネルで箱乗りするのが無茶なのに新線のトンネルよりも断面が小さく狭い旧線のトンネルでは余計にね…。そこで浮いちゃった片輪を軌道に戻すために岩泉くんが壁を蹴飛ばして元に戻すという無茶をしてくれてなんとか立て直したですが…なにげにアプトくんがどこまで進んだのかあとどのくらい走ると横川の駅なのかをしっかりと把握していてそれをみんなに説明出来る小海さんが凄いです。とは言え、それが出来ないようでは列車の運転士や機関士は務まらないそうです。故に、自分の知らない線区ではどんなに運転に慣れた車輌でも運転が出来ないそうで、現在の大宮の鉄道博物館にあるD51を釜石線で走らせるシミュレーターを釜石線を知らない元D51の機関士さんが体験してみたところ、線形が判らないために上手く運転が出来なかったとあとで後悔しきりだったそうで…。
そういう意味では、運転士志望の高山くんもまだまだ修行が足りないようです。

で、連続67パーミルの下り勾配を抜け丸山変電所の横を抜けてちょっと勾配が緩くなっても気が抜けない状態が続き、最終的に横川駅のホームで停車し切れず、4人は結局、アプトくんからホームへ飛び降りるという荒事で無人のアプトくんは駅の外れにある暴走阻止用の車止めに突っ込んで停止したという顛末でした。この暴走阻止用の車止めの位置が実に適当に描かれていたのは残念なのですが…そこはあえて何も言わない事にします。
これ、車止めの形は正しかったんですけれどもね。でもその位置が本線上ってのは流石に…

で、生体間移植用の臓器は無事に職員に手渡され前橋へ届けられたのでした。

その一方、ケイヨンのみんなのチームワークは雨降って地、固まるを地で行った感じでまとまった模様で軽井沢で行われた鹿島乃亜のライブもみんなで観れて、横軽の下りを体験するというシミュレーター体験も何とか及第点で通過し高度研修は無事に終わったのでした。

今回の一連の横軽話の中では恋愛面的に高山くんが注目の的だったんじゃないかと思うのですが、私としては、今まで出番が少なかった岩泉くんの気の良さとパワーファイターっぷりで見所を掴んだことと、小海さんが高山くんに想いを寄せていて嫉妬をしてみせたり、原作準拠話だけにちゃんと見せ場が有る所が良かったと思いました。また、この横軽話の一番のポイントはやはり軌道自転車でのダウンヒルなのでそれが観られたことと、今はなき横軽区間がちゃんと稼働しているだけでなく、アプト式の旧線も一応、保守点検はされていて営業運転はしてなくても保線機械扱いの軽車輌なら通過可能な状態を維持している世界観がアニメで観られたのが何よりでした。

で、キツネ的にこの作品での一押しは…
小海さんなんですね。多分、彼女は運転士、機関士としても高山くんよりも適性が有るんじゃないかと思います。まず第一に機械の操作マニュアルを速読して暗記出来ること、線形を把握していること、それを活かす方法を熟知していることなどなど。そういった意味でも次回からの活躍も期待しちゃうのです。
次回、なんか北斗星で北海道へ向かうらしいですが、重要人物の護衛任務らしいです。
でもあの話は原作第2巻でのお話で本来なら今回のお話の前の話だったんですよね…
う~~~んちょっと複雑。

この作品の詳しいことを知りたい方は公式HP公式支援サイト、それにこの記事にTBをくれた方々の記事を参照してくださいませ


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2 コメント

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…あくまで演出ですよね?原作者の知識不足ではないですよねッ!? (67式)
2014-09-04 04:39:16
この世界の旧線・横川~第三碓氷橋梁間は、「碓氷アプト線」という観光鉄道として整備が進められているようなセリフが出ていましたね。
あと、峠の麓である横川駅構内には当然のことながら、制動不能になった列車がそのまま高崎方面に暴走していかないようにするための脱線側線がある(普段はEF63の待機場所)ので、作画面での難はあるものの、ポイント操作でそこへと誘導していたのかと。


で、小海さん、ブレーキのフェードアウトについて解説していましたけれど、ブレーキディスクの加熱によりブレーキライン中に気泡が発生して…って、それはクルマのハナシ、同じ碓氷峠ネタでもイニDの方の世界でしょ!
アプト君のブレーキはどう見ても機械式車輪直接制動、クルマでいうところのサイドブレーキと同じなのですが、それを把握せず、小海さんの言葉をそのまま信じてしまった高山君、またまた運転士としての資質に疑問が付いてしまいました…。

あと、発電ブレーキ以上に謎な使われ方をしたラックレール、はっきり言って意味のない使われ方をした挙句に飛散してしまったピニオンギアに合掌…。(リアルに言うなら、時速40kmで強引に噛み合わせようとした段階で吹き飛んでいるトコロですが)

ただ、発電ブレーキを装備しているというからには当然車輪にモーターが連動しているというコトなので、このアプト君が「電動アシスト式」なのは実は筋が通っていたりするのですね~。

ところで、どうやらOPに出てくる車両のCGは作中に登場予定のもの(よく見るとアプト君も出てくる)のようですが、そうなるとそのうちキハ81も登場するというコトに…!?
噂ですが… (きつねのるーと)
2014-09-07 02:37:57
原作者というよりシナリオライターと彼らをサポートする技術サポートスタッフの知識不足と言うのが正しいのではないかと…。
あと、OPに出てくるキハ81っぽい形の特急形気動車の件…多分、出てくる時間は無いのではないかと思う…。
あれもこのシリーズの売りになる車輌で本来だったら鹿島乃亜の登場回で出てくるハズだったものなんですよね~。しかもそれを当て込んでははこ鉄というキャラクター商品を作っているにも関わらず大人の事情で出番が失くなった不憫なキャラじゃなかった車輌なんです~~~~。
その経緯は詳細不明ですが何やらスタッフ間で揉め事が発生したらしいです。しかもそれを誰かがツイッター上でぼやいた為炎上騒ぎが発生していたらしいっすよ~

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