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『RAIL WARS!』 第7話・8話 観ました

2014-08-28 21:17:13 | アニメ
安定の原作準拠話で安心した横軽回でした。
でしたが、放映タイミングが最悪のコミケ合わせってどういう嫌がらせなんだか…

コミケに『RAIL WARS!』でも企業ブースに出展しているのだからそれくらい合わせてくれても良さそう
なものなのに今回のアニメ製作スタッフは気が利かないったらありゃしないと言われのない愚痴を言ってみる。
第7話はコミケ一日目の前夜だったのでついつい寝過ごしてしまい観れたのは翌週のBSでの放送でだったので愚痴らせてもらうです。まぁ、見逃した回を観れるチャンスがあるってのは非常に良いですね。

では内容の方の感想です。

今回は原作の3巻の横軽編でのお話でケイヨンが長野新幹線じゃなかった北陸新幹線の安中榛名駅近辺にある国鉄公安官研修施設での高度研修に行って…という話が元ネタです。研修施設は安中榛名ではなくて軽井沢にある事になっていましたけれどもその程度の変更でしたら許容なので。で、主に体力作りと筆記事案、特別実習では拳銃の発砲訓練に運転実習で旧型のED40を使った演習とかいろいろと言うのはほぼ原作通り。運転実習であおいちゃんが物理法則を無視して暴走し下り暴走事故を発生させ脱線事故に至る経緯も確か同じだったはずです。いや、あそこまでひどくは無いかな…?旧型の横軽対応機関車が出てくる辺りワクテカものだったのでそこがアニメ化されて非常に良かったなと思うのは、鉄道好きの性なんでしょうね~。コレは…。
女の子の肌色分多めってのも効くでしょうけれども、それ以上に今は見れない車種が動いて観れるのはそれだけでもうれしいものなのです。

で、その失敗の原因を考えろとばかりに休暇が与えられ、軽井沢で遊ぶかということになるのも原作通りで、集合時間と場所を設定して軽井沢駅前に集まるのも原作通りなんですよね。でも、このアニメ設定だと軽井沢の何処でデート向きのファッションを買うのだろうなとちょっと考えてしまうのですよね。実際だと、軽井沢駅の南側にはプリンスホテル軽井沢とそのファッション系のアウトレットモール(あの夏でお馴染みのモール)が有って、そこで女の子たちは遊び用の服を調達した設定になっていたわけですけれども、多分、その位置にはこのアニメ世界だと国鉄研修施設があるハズなので…。まぁ、遠からぬ位置に同様なアウトレットモールが有ったのだと好意的に解釈しておくとしましょう。それにしても、そこで桜井ちゃんも小海ちゃんも対高山くんようのデート勝負服を用意して来る気合の入りようにはちょっと驚くですよね。曰く、高原のリゾートで遊ぶようの服じゃないからお洒落をしてみたと。その上、桜井ちゃんも小海ちゃんもお互いが同じ考えをしているとは知らずに一人で服を選んできた訳でその気合の入り用が分かると言うものなのですよね。この気合の入りようがその後の行動に色々と影響していて…そこに、何故か軽井沢に来ていたアイドルな乃亜の乱入でみつどもえの恋のバトル発生で…まさかの小海さんキレ。彼女がそこまで高山くんに想いを寄せていたとは…。コレは特筆すべき状況ですよね。高山くんとしては、桜井ちゃんと一緒に居るのは彼女の暴走を止めるため以外の何物でもないので、自分が桜井ちゃんと恋仲だと思われて小海さんにキレられちゃうのは驚きでしか無い訳なハズで…。いや、それ以上に突然、モテ期のような修羅場が自分を中心にして発生するとは驚きでどうしたら良いのか判らない的な何かなんでしょうね~。
まぁそこいらへん大変ビックリしたです。

で、そのまま集中豪雨で交通網寸断。
軽井沢から降りる事が出来ない状況での緊急輸送の要請が飛び込み…という、一番の見どころ、横軽ダウンヒル編のスタート。横軽の新線が熊ノ平信号所と横川の間で土石崩れで運行不能な状況で前橋まで届けないといけない生体間移植の為の臓器が持ち込まれなんとか横川まで届けたい。で、使えそうなのは熊ノ平信号所から横川まで通じている旧線の軌道。一応、軌道は残っているもののがけ崩れが発生しているかどうかは不明でかなりの掛けになるけれども、そこを降りれるかもしれない補助電動自転車を組み込んだアホな代物、軌道自転車のアプトくんが有るからそれを使って降りていようと…。
ココで小海さんがマニュアルを速読暗記、体力莫迦と桜井ちゃんの肉体派がペダルを回して小海さんが輸送物資の保護、高山くんが運転に集中ということでダウンヒル!
いや、コレは頭文字Dの横軽編以上にスリリングなダウンヒル展開で原作でも熱かったシーンなのでこのシーンのアニメ化動画化は願ってもない!!さすがにコレが省かれたらこの作品のアニメ化企画自体が無意味になってしまうので、そこはさすがにはずさなかったなと安心したのですよ。

で、ココでいきなり登場人物が増えたのはもちろん原作準拠で、なにげに現れた物分かりの良さそうな公安官の偉い人っぽい人が何か有った時の責任は私が取るから彼らに任せるという判断を下したのは、今、必要な偉い人の態度な訳ですよね。最近の偉い人は、責任は取らないけれども若いものに仕事をやらせて責任も若い奴に押し付ける態度が横行している昨今、彼らは非常に羨ましい環境下で仕事が出来るのだと原作を読んだ時から思った居たですよ。直接の上司の飯田さんものらりくらりした態度とは裏腹にケイヨンの責任者としての責任はしっかりと果たして居る訳で、彼らってほんとうに上司に恵まれているのですよね。

そんなこんなで本日の次回が楽しみなのです!!

この作品の詳しいことを知りたい方は公式HP公式支援サイト、それにこの記事にTBをくれた方々の記事を参照してくださいませ


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2 コメント

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察するに… (67式)
2014-08-29 00:55:07
きっとこのアニメの世界線では、まだ長野新幹線は存在していないのではないでしょうか?
でないと、
「横軽が崖崩れで不通?なら新幹線使えばいいでしょ!」
という流れになってしまいますから…。

もっともそれでも、
「国道が通行止めになっていても、それはあくまで不測の事態に備えて一般車両の立ち入りを制限しているだけのこと。人命にかかわるような切迫事態ならば、パトカーの先導を依頼するなり救急車を仕立てるなりして18号線を緊急走行すればいいんでないかい?」
という根本的なツッコミが残るのですけれどネ!?

それにしても高山君、運転士志望にしては碓氷峠に対する認識が甘すぎ…!
峠を下るEF63が盛大なプロワー音を響かせ、さらに急勾配区間に入る直前の矢ヶ崎信号所で、一度停止寸前まで減速してから恐る恐る勾配へと進入している事の意味をよく理解していなくてただ「カッコイイ!」で終わらせているような気配だし、連続下り勾配の場合、ブレーキで心配するべきはフェードではなく車輪ロックによる滑走でしょ!(実際、作中のように車輪が火花散らしている状態は非常にヤバい…)

…ゑっ、そんなコトは今さら言われなくても、すでに他でさんざんツッコまれている?
しからば、私としてはもうひとつ、
「周囲の照明すらも十分にない夜の無人駅で、通過する排雪列車の走行写真が撮影できる性能を持ったコンパクトカメラとはいかなる逸品!?(しかも十年以上前のハナシ)」

ちなみに、高山君が桜井ちゃんにメールを送ったのは旧軽交差点付近で、背後に見えていた白い建物は草軽電鉄の旧軽井沢駅の跡地となります。
軽井沢駅前のシーンで顔を出していたデキ13のほか、こんな所にも「草軽電鉄」が登場しているのですね~。
(あるいは意図された演出?)
北陸新幹線 (きつねのるーと)
2014-09-01 01:52:40
>北陸新幹線の件
北陸新幹線も豪雨で運転休止とアニメ作中の台詞で有りましたっすよ~

>横軽の勾配舐めるな~
それに関しては完全に同意っす~。
あと。鉄道車輌で片輪が浮き上がるのはどうしようもなくヤバイっすよね。
それをサイドカー乗りでリカバーってもは豪快では有るのだけれども…
ま、そこを含めて原作準拠なんで…
キツネは大目に見ちゃいました、テヘ

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