実高ふれ愛隊日記

-石川県立大聖寺実業高校情報ビジネス科課題研究ブログ-

秋の「山ノ下」を歩いて、江戸時代を感じる!

2012年09月04日 | 日記

実高ふれ愛隊で~す(^^)/

山ノ下寺院群の通りを歩いていくと、本光寺と山下神社の間に旧大聖寺藩下級武士の家『旧月田邸

があります。大聖寺には城下町であるにもかかわらず、大火や大地震などの災害に見舞われたため、

江戸時代からの建物はあまり残っていません。

そのような中で、『旧月田邸』は木造平屋造りの簡素な武家住宅ながら、城下町大聖寺の武家屋敷の

たたずまいを伝える大変貴重な建物です。

1999(平成11)年2月に、国の登録有形文化財(建物)に指定されました。

そして、山ノ下寺院群の通りを歩いて、山下神社の前をさらに進むと、「時習庵」母屋(旧堀家住宅)

があります。屋敷は下級武士笹田邸跡地に建っていて、1998(平成10)年に山ノ下寺院群の一角にあった

明治期の古民家(旧堀家住宅)を移築・改修したものです。そして屋敷の裏にある蔵は

江戸後期の天明年間(1781~89年)に建てられたもので、「実性院」から移築されました。

この「時習庵」という名前は、大聖寺藩の藩校「時習館」にちなんだもので、

1999(平成11)年に国の登録有形文化財に登録されています。

暦はもうすでに秋です。時間を見つけて、山ノ下寺院群を散策してみましょう!

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