無線脳の視点

無線関係のモノ・ヒトに毒された日常を地味に書いてみる。

謎の受信機 FAIRHAVEN RD500

2011年06月13日 | 無線機器
日頃お付き合いのある通信関係の方から、緊急支援物資として今まで見たことがない受信機を回していただいた。(私の家は内陸なので大した被災はしてないのだけど)

その機種名は、 FAIRHAVEN RD500 (なんと英国製!)といい、HF帯からUHF帯まで広帯域をカバーしているようだ。
カタログスペックを見てみると、長波帯から1750MHzのオールモード受信可能で、メモリーチャンネル数が54,700波、内蔵のボイスメモリに録音も出来たり、PCと連動させてコントロールも可能とのことだ。それだけのメモリー数があるから、別称で「RADIO DATABASE」と名乗るのも頷ける。



アンテナ入力も複数あり、VHF帯から860MHzまでとそれ以上の周波数、短波帯は2系統の切り替えができる。
残念ながらうちはロケもさることながら大したアンテナが上がっている訳ではないので善し悪しの判断は出来かねるのだが、いじり倒す価値がありそうである。



電源を入れるツマミを見ると、そこらのラジオや通常の日本製受信機でありがちな、ボリュームツマミとの連動ではなく、なんとスケルチツマミに電源スイッチがある。さらに画期的な部分は、赤外線リモコンで周波数の入力設定が出来る点だ。それもそのはず、背面にはビデオ出力やオーディオ出力も装備され、AM/FM/TVチューナーとしても利用できる。(テレビはNTSC/PAL対応らしい)
過去にTVチューナーとしても動作する受信機と言えば、KENWOODのRZ-1、八重洲のFRG-965、アイコムのIC-R7000等々、ほぼ日本製が占めていたが、さすがに洋モノではお目に掛かったことは無い。

取説が英語なのが難点だけど、やはりこれはいじり甲斐がありそうだ。

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