今月11日付のニュースで伝えられているように、パイオニアがナビタイムジャパンをカーナビに関する特許を侵害したとして提訴したのだが、実はそれと同じ日に、ガーミンも提訴していたことを本日気がついた。
国内ではガーミンはハンディGPS端末を知る人にしか知られていない存在なので、ニュースにすらならなかったのだろう。一方、ナビタイムジャパンへの提訴については、パイオニアの報道資料サイトには掲載されていない。ということは、パイオニアにとっては株主に報告するレベルには当たらないと判断をしたのかも。
ワールドワイドで見ると、ガーミンはPND(ポータブルカーナビ)のメガプレーヤーである。日本でパイオニアがナビではトップシェアと言われて久しいが、世界を見れば、様相は大きく異なる。特にアメリカ合衆国でのガーミンの存在は、パイオニアの当地での展開には大きな障害になるのだろう。
ところで、この手の特許紛争。メディアでは訴えた側の主張が報道されることが多く(PR会社も訴えた側に雇われているし)、それだけを見ていると、訴えられた側に非があるかのようにも見られやすい。だが、その通りに裁判が進むことはむしろ少ないし、裁判には時間もお金もかかるので、和解(妥協)で終わることの方が多いはずだ。
どのような結果になるにせよ、カーナビというジャンルがだんだん境界線が曖昧になってきて、一方では携帯電話ナビサービスに浸食され、もう一方ではGPS端末会社に浸食され、これ以上やりたい放題にされてはたまらない!と、日本でカーナビの”本丸”にいるパイオニアのお尻に火がついたのだろう。ナビの世界は、まだまだ”儲かる”可能性があるということだ。
国内ではガーミンはハンディGPS端末を知る人にしか知られていない存在なので、ニュースにすらならなかったのだろう。一方、ナビタイムジャパンへの提訴については、パイオニアの報道資料サイトには掲載されていない。ということは、パイオニアにとっては株主に報告するレベルには当たらないと判断をしたのかも。
ワールドワイドで見ると、ガーミンはPND(ポータブルカーナビ)のメガプレーヤーである。日本でパイオニアがナビではトップシェアと言われて久しいが、世界を見れば、様相は大きく異なる。特にアメリカ合衆国でのガーミンの存在は、パイオニアの当地での展開には大きな障害になるのだろう。
ところで、この手の特許紛争。メディアでは訴えた側の主張が報道されることが多く(PR会社も訴えた側に雇われているし)、それだけを見ていると、訴えられた側に非があるかのようにも見られやすい。だが、その通りに裁判が進むことはむしろ少ないし、裁判には時間もお金もかかるので、和解(妥協)で終わることの方が多いはずだ。
どのような結果になるにせよ、カーナビというジャンルがだんだん境界線が曖昧になってきて、一方では携帯電話ナビサービスに浸食され、もう一方ではGPS端末会社に浸食され、これ以上やりたい放題にされてはたまらない!と、日本でカーナビの”本丸”にいるパイオニアのお尻に火がついたのだろう。ナビの世界は、まだまだ”儲かる”可能性があるということだ。
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