言葉の中に祈りがあり、祈りの中に賛美がある。そもそも人に言葉が与えられたのは、神との対話のためだった。
つまり、言葉本来の目的は、祈り。祈りは人間にとっての呼吸。呼吸が止まれば人は死んでしまう。これを霊的死と言う。
聖書は教会を人間の身体にたとえているが、福音書が心臓だとすると、詩編は肺。この二つは、人が自分の意志で動かしているのではない。
神と人との生きた会話。それが賛美。賛美が止まれば、呼吸もとまる。
だから賛美(詩編)は、聖書のおよそ真ん中に位置し、聖書の中で最も多く割かれているのである。
GNSのメインページはこちら!