そろそろ寝ようかと準備をしているところに、美佳が下りてきた。父「美佳さあ・・・」と呼びかけたが、美佳は「眠いの」と言ったきり完全無視。
こうなると父もいささか意地になる。美佳の前に立って、父「美佳、お父さんの目を見て!」と強引に注意を向けさせようとしたら、なんと両目をギュッと瞑って、絶対に目をあけてなんかやらない、という意思表示。思いがけない反抗に父はしばし「・・・・」。
そのまま暫らく待ったが頑として目をあけないまま、美佳「眠いの」と再度訴えるので諦めて解放する。
これまで、会話のときに相手の目を見て話をするよう教えてきたが、こういう反応は一度もなかった。意に沿わないときはフリーズしてしまうか、パニックを起こすのか、のいずれか。
こういう感情表現でNO!といえるなんて、今までなかったこと。これもまた大きな変化・・・30ゥン歳にして反抗期?と父はひとりニヤニヤ。