半年ほど前までは、一緒に本を読んでいて共同注視はできても、目を合わせることが難しかった。無理に合わそうとしても視線がずれた(焦点が合わない)まま。「お父さんを見て!」といっても、目をまん丸に見開くが焦点が合っていない!何かを一緒に見るときもチラッとしか見ず、すぐに視線を外してしまう感じだった。
ところが言葉遊びのバリエーションが増え、短い会話のやり取りが多くなるにつれて少しずつ変化が見えてきた。食事の席でも“お母さん”と呼びかけ、母の顔を見ながら話をするようになった。表情の作り方は相変らずヘタだが、旅行での写真も柔らかな表情に変わってきた。
昨日の夜試しに「お父さんを見て!」と呼びかけたら、目をまん丸に見開いた。「そんなにまん丸にしなくていいんだよ!」と言うと、普通に目を合わせることはできたが、視線が何となくぼやけている。まだまだ難しいか?