冬への誘い“雪の香雪園”．．．

　見晴公園内「香雪園」の紅葉をライトアップする「はこだてMomi-G（もみじ）フェスタ」の終わりを待つかのように函館に初雪が舞う．．．。フェスタの始まった頃はやっと葉が色づき始めたばかりだったが、秋が深まるにつれて紅葉などが鮮やかに色づき、今年も見事な紅葉を楽しませてもらった．．．。

　
　ところが一昨日の初雪は「秋の香雪園」を一気に「冬の香雪園」に変えてしまった．．．。散策する市民で賑わったカエデ通りも、今は色あせてはいるが残った葉の上に白い雪が．．．。

　　　　　
　園内には約150種の樹木が並び、紅葉と雪とのコントラストを楽しめるものあって、時折雪が舞い散る中そんな紅葉を探しながら歩く．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　山の手から来られたというアマチュアカメラマンも「雪の中の紅葉は滅多にないと思って出掛けてきたんだが、なかなか思うように撮れなくて．．．。」と三脚に乗せたカメラからファインダーを覘いている。確かに目で見える光景とモニターに映し出される絵とは違うんだよなあ．．．。

　

　　　　　　　　　　　
　「園亭」はもはや冬の雰囲気．．．。今朝の冷え込みで園亭前の池には氷が張りつめ落ちた紅葉が彩りよく並んでいる。雪を踏みしめながらゆっくり歩いて１時間ほどだったが、冷たい風が肌を刺し、本格的な冬の到来を感じさせる散策だった．．．。

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