1年で最も寒さの厳しいころといわれる「大寒」が過ぎたが、函館はここ数日穏やかな日が続いている...。しかし、日中気温はプラスになったものの吹いてくる北風はさすがに冷たく、五稜郭公園を散策する方もカメさんのように首を萎めて歩いている。明日は寒気が入り込むとかで雪の予想、ほどほどにお願いしたいのだが...。
五稜郭公園では春への準備、サクラの剪定作業が始まっている。剪定作業は年明けから始まったそうで2月一杯を目標に、ソメイヨシノを中心に約1,600本のサクラの木で日当たりを良くして花を付きやすくするため、毎年伸びすぎた枝を払っている。
公園の北側、中央図書館側から順次行われ、今日は14,5人ほどの係の方がサクラの木にハシゴを掛け、1本1本傷んだ枝や古い枝をのこぎりで手際よく切り落としていく...。見ていると「えっ!!その枝も切るの...。」と思うような太い枝もばっさりと切り落とす。しかし、木を活性化させるにはその大胆さが必要で、それが春に“満開のサクラ”を咲かせる秘訣とか...。