JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

デパートの屋上に鎮座する“互福稲荷神社”...

2017-01-03 21:52:15 | Weblog

 正月も3ヶ日が終わろうとしているが、今年は例年になく穏やかな正月だった...。記憶を呼び戻すと、まだ青函連絡船が走っていた頃毎年のように年末年始のうち1日は大荒れの天気で連絡船は欠航、桟橋に多くの帰省客が足止めされたものだ...。

 今日3日、函館駅前にある老舗デパート「棒二森屋」の普段開放されていない屋上にあ神社が時間限定で参拝できる...。限定ものに弱い野次馬としては「今年も是非...」と出掛けてきた...。

                 

 1階からエレベーターで屋上へ...。屋上のボタンを押すと同乗したご婦人が「屋上に行けるんですか」と顔を見上げられ、エレベータの中に貼ってあるポスターを指さしながら、本日限定で神社の参拝が出来ることを説明すると「じゃ、私もいってみよう...」と仲間になる...。

            

 エレベーターを降りると、屋上広場の一角の木々に囲まれたところに小さな鳥居と社がみえる。同乗したご婦人も「懐かしいですね。何度も来たもんですよ...」といいながら社に向かい手を合わせている...。

 この神社は商売繁盛に御利益のある“互福稲荷神社”で、昭和12年(1937)に現在地に店舗を移転したときに、京都の伏見稲荷神社の分霊をいただいて祀られたそうだ...。商売繁盛には縁がないが、「今年は何かひとつでも良いことが...」と社に向かって「開運」祈願で手を合わせた...。

                

 確かに少し古ぼけた感じは否めないが、“互福稲荷神社”への参拝、函館の街並みや津軽海峡から駒ヶ岳と眺望抜群のこの屋上...、幼少の頃訪れた年配の方にとっては昔を懐かしむ貴重な場所、「時々開放すればいいのに...」と勝手に思いこみながら、案内の係の方に訪ねると「5月から10月までの毎月12日(ボーニの日)に開放していますので、またぜひお越しください...」だって...。

コメント
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