「難しい決断」

2010年07月15日 | 日常活動
議員会館の引っ越しと、口蹄疫関係で国会閉会中でありますが上京しております。今日の午後から民主党の宮崎県連所属の4国会議員と山田農水大臣と口蹄疫関係で話し合いをさせていただきます。

終息の問題、そしてその後の復興に向けて、多くの方の意見を参考に色々と知恵を出さねばいけません。

民間の種牛の問題もあります。私の個人的な考えは、種牛を守って欲しいという農家の気持ちも分かりますし、その方の種牛がどんな種牛より素晴らしいものだというのも理解しております。しかしながら、まだ危険性等が除去されない現状では法に従い処分する方が望ましいと考えております。

県の種牛を避難させる際に、当時の赤松大臣は避難させた場所で万が一発生した時の問題、そして県所有の牛だけを避難させる際に他の農家との間に生じる問題等、そこがクリアできなかければ特例は認められないと県庁での会談でおっしゃれた。知事も議長さんも「それは、問題ありません。」と県選出全ての国会議員がいる前でも約束されておりました。県知事の判断も色々な事を考慮しての事だとも思います。

この口蹄疫に関しては多くの皆さんの思いがあります。種牛処分の問題にしても賛否両方あります。

ある県議の方が「県の対応が悪い」と私が吹聴しいてるとブログや他の媒体で書いております。私の考えは、「誰が悪い」そのようなレベルで、この口蹄疫問題を語るべきではないというものです。そのように県のせいにしている訳でもありません。その方との話の中でもそのように言いました。そのようにとらえられる事事態が悲しく思います。

この口蹄疫の問題は、みんなが連携して解決していかねばなりません。そして正直に報告等もしていかねばなりません。今朝の読売新聞にも『「口蹄疫疑い」国に報告せず』と一面に載っておりました。事実は分かりません。しかし、このような事が事実ならば問題解決は遅れていくのではないでしょうか。山田大臣が言われてるいる「危機意識」というのは、このような事も指すのだと思います。

兎に角、様々な方々と連携して、この問題の解決に努めなければなりません。金曜からは県議会会派「新みやざき」の方々と一緒に様々な団体との意見交換を行ってまいります。

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17 コメント

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Unknown (rinrin)
2010-07-15 16:37:49
国が責任を取るべきです。最高責任者は内閣総理大臣、農林水産大臣。外山さんでも、県でも宮崎の方でもありません。宮崎県から自殺者を出さないためにも国が言ってください。

まだ感性経路をつかめていないのはなぜですか?大問題です。また種牛6頭ですが、この種牛を守れて、口蹄疫を鎮圧させて「政治家」といえるのではと思います?「殺処分命令」「責任転嫁」をするのはは大臣でなくとも私にもできます。

国を守るために政治家になったのなら、守っていること証明してくださいどう道判断するかは宮崎県の方におまかせします。

補償を (ちかいし)
2010-07-15 21:12:16
そのようにお考えならば、一刻も早く皆さんに補償金が出るように政府に働きかけてくださいよ。農水省にも素早い対応を働きかけてくださいよ。今の状況は、宮崎の農家の方達を兵糧攻めにし、対立させて消耗させているようにしかみえないので・・・。
Unknown (Y)
2010-07-16 02:34:58
危険性等が除去されない現状と言われますが、現状では
・種牛には口蹄疫の症状が出ていない(ワクチン未摂取
・周囲12キロ以内に牛、豚はいない(殺処分済み)
・7/5以降新たな発症はなし
といった状態で具体的な危険性とはどのようなことなのでしょう?
教えてください。
難しい決断であるからこそ、いろいろな可能性を考えるべきでは
政府は、種牛の抗体検査を拒否していると聞きます。なぜ検査しないのでしょうか?
検査して陽性なら確実に殺処分となるわけですし、現状では検査結果を待つぐらいの時間はあるはずです。その結果をもって判断してもいいのではないでしょうか?

今回のワクチンリングは国の方針です。
大臣はなぜ自分で説得に出向かないのでしょうか?
選挙期間中は、党の幹部のかたがたが宮崎に来ているわけですから、防疫上の問題でこれないということはないはずですが・・

外山議員自身も、殺処分が妥当と言われるのなら、ご自身が説得に行かれる予定や大臣に農家の方に対して、直接説得にいっていただくように進言はする予定はないのですか?

宮崎の為に、今回殺処分が妥当とおもわれるならそういった行動を起こされてもいいのではないでしょうか

危機意識についても、国家的危機といいながら、選挙を強行したり、保障について実行されていなかったりしている政府に危機意識が本当にあるのでしょうか?

本当に危機意識があれば、今回の種牛についてももっと積極的に政府が説得しに出向いたりするのはないですか?
そういった点からかも、政府にも危機意識があるとは感じられません。

>「口蹄疫疑い」国に報告せず』と一面に載っておりました。事実は分かりません。
とのことですが、外山議員は宮崎選出の議員でもあります。
事実かわからないのであれば、県に確認ぐらいしてもいいのではないですか?
なぜ気になるのに確認もしないのか(確認できる立場にいるのに)疑問です
確認してここで県民に支持者に事実公表してもいいのではないでしょうか?

ではご公務がんばってください。
Unknown (宮崎出身)
2010-07-16 03:33:13
「多くの方の意見を参考に」したい時に、どうして民主党の議員さんだけで大臣とお話されるのですか?
どうぞ、宮崎に関わる議員さんみなさんで話し合いをしてください。
「兎に角、様々な方々と連携して、この問題の解決に努めなければなりません」のなら、是非とももっともっと枠を広げてお話ください。
要望書について (県民)
2010-07-16 10:52:08
7月12日付で民主党系の国会議員4名(川村秀三郎衆議院議員、道休誠一郎衆議院議員、外山斎参議院議員、横峯良郎参議院議員)は篠原副大臣あてに「要望書」を出したそうですが、その内容について教えて下さい。
「(口蹄疫について)既に終息の方向にあること、当該種雄牛には感染がないことが明らかで口蹄疫の拡大につながる懸念はありません。」と書いたか書かなかったか?
コメントありがとうございます。 (いつき)
2010-07-16 11:22:16
rinrinさん、コメントありがとうございます。

最終責任は国であります。

感染経路解明は疫学専門チームがやっているところではありますが、10年前も解明できなかったように簡単な作業ではありません。解明できるように全力でやっているところであります。

種を守る事は大事ですが、一度、殺処分を決めてから方針を転換する事は国際的な信用をなくすでしょう。更にいえば、豚肉輸入の問題にも影響を与えます。全体的な事を考えた場合に、多くの方を助けるのは「殺処分」を予定どおり行う事だと私は思います。


ちかいしさん、コメントありがとうございます。

補償に関しては決まっております。
ただ、被害がでていない地域は補償が受けれない。そこを色々な知恵を出さなければなりません。

Yさん、コメントありがとうございます。

口蹄疫が発生していない事と、ウィルスがいないという事はイコールではないと思います。

OIEのルールでは、殺処分の方針が決まってる家畜を、陰性だからと言って処分を回避する事は認めてないはずです。もし、それを行った場合には「種」の保存は可能かもしれませんが、日本の畜産に多大なる負の影響を与える事になります。貴殿の言われるように、陽性だったら殺処分すればいいんじゃないかというレベルの話ではないという事をご理解ください。

宮崎出身さん、コメントありがとうございます。

私たちは常にそのように考えております。今回は大臣からの要請で行かせていただきました。与党議員の意見を聞きたいという事だったのではないでしょうか。
Unknown (いつき)
2010-07-16 11:28:39
県民、コメントありがとうございます。

そのような要望書がでたのは聞いております。
私は了承してませんでしたので、勝手に名前を出された事に川村議員に「私は了承してませんよ」と伝えまして、川村議員からも「すみませんでした」とありました。

内容に関しては、私には分かりません。
Unknown (?)
2010-07-16 13:20:47
>私は了承してませんでしたので、勝手に名前を出された事に川村議員に「私は了承してませんよ」と伝えまして、川村議員からも「すみませんでした」とありました。

自分の名前を勝手に使われて、それでいいんですか?
また、内容を確認しなくてよいのでしょうか?

貴方のブログを見ていると、内容は確認していない、読んでない、知らないからコメントできない、分からないばかりで、不安になります。

ブログに分からないと書くまえに、調べて書いていただきたい。
Unknown (Y)
2010-07-16 23:18:07
>口蹄疫が発生していない事と、ウィルスがいないという事はイコールではないと思います。
もちろんそれはわかっていますよ
しかし、その理論なら口蹄疫が発生しなくなっても何年過ぎようが同じではないですか?(いつまでたっても清浄化できないことになります。)
またワクチンも摂取していないのに殺処分の対象ですか?FOAでは種牛の殺処分は慎重ににとも言われてますが・・
検査の結果、陰性であり、周囲にも家畜はいない状態で具体的に何が危険なのか具体的に教えてくださいと質問したつもりです。
陽性の可能性があるから危険というのなら検査をすればよかったと思いますが・・
残念なことに、種牛の農家さんが泣く泣く苦渋の選択をしましたのでこれ以上言っても仕方なのかもしれないですが・・・
種牛と食肉用に飼育している牛とは価値は違います。
その辺のことを考えて保障してくださるように、大臣にお伝えください。
参院総務委員会 (D.D.S.)
2010-07-17 04:44:44
で、結局のところ、参院選が終わって、外山先生がた与党が出そうとしていた法案は、どうなるのでしょうか?

何が審議未了なのかはしりませんが、こいこいして続けるのでしょうか?

外山先生の個人としての今回の参院選の総括(全国版)もきいてみたいですね・・
県内では、しかたないです。後手後手に執行部がいろんな意味でまわったから・・みんな怒ってましたから・・・
ぶっちゃけたほうが人気でそうですが、いつも受け身のブログ内容で、最近の菅直人みたいでつまんないです。

与党が与党を批判するくらいあってよいのではないでしょうか? 桜井充のように  
受かってよかった桜井充
与党の与党批判答弁は感動し、尊敬しました。
秀逸です。

先生はやくかためてくださいよ。あと3年ははやいですよ。
他人の組織を頼っていては票はのびませんよ。