流星の絆
東野 圭吾 著 講談社 / 2008.3
ハヤシライスが看板メニューの洋食店『アリアケ』の経営者夫妻が殺された。
功一、泰輔、静奈の三兄弟がペルセウス座流星群を見に出ていた間の惨劇だった。
泰輔は店の裏口から出ていく男を目撃したが、犯人特定は難航し、時は流れる。
14年後。
ひっそりと肩寄せ合ってきた三人は、静奈と功一がたてつづけに騙されたことで、
静奈の美貌を利用した結婚詐欺で生き抜いていく。
その最後のターゲットが、レストランチェーン『とがみ亭』の御曹司・戸神行成。
功一のたてた作戦で、 擬態名人の泰輔と静奈は行成に近づく。
だが――
泰輔が見た行成の父親は、あの夜に目撃した男だった。
静奈が口にした『とがみ亭』のハヤシライスは父親の味だった。
功一は、結婚詐欺ではなく、両親の仇を討つことを決意する
初・東野作品です!!
念願の東野さん。。(笑)
読もう読もうと思っていたけど、なかなか機会がなかったのでした(機会がないのか、縁がないのか・・・)。
帯に、「すべての東野作品を超えた現代エンタメの最高峰」って書いてありました。
他にも、「著者会心の感動大作」と・・・。
うむ、そんなこんなでかなりの期待感!!
まず感じたのが、なんて読みやすいのっっ!!
480ページの長編ですが、あっという間に読み終えてしまいました。
言葉が回りくどくないのと、やはり、リズムでしょうか。
昔、時間つぶしに読みあさっていた内田康夫さんを思い出してしまいました。
やはり、読みやすさはポイントです。
が、この歳になると、読みやすさだけでは絶対に物足りないです。
映画同様、気持ちが動かされるものじゃないと「時間を返して!」と言いたくなるワケで・・・。
あら、こんな話はどうでもいいですね。。
東野さん、まさか、こんなもんじゃないでしょ~?
犯人・・、戸神じゃないとなると、残るは・・・って感じだし、保管してあった傘ってのもどうなの??って思いました。
ただ、それぞれのキャラクターがしっかりしているので、本筋が“普通”でも(すみません・・)、登場人物の描写だけでも楽しめるというところがあったかな~と思います。
とにかく読みやすい!というのが1番の感想でした。。
もしおもしろくて他にも読みたい!!って思ったら、「白夜行」そうしてそれを読んだ後、「幻夜」と読んでみてくれたらいいな~って思います。
やっと読めましたぁ~(笑)。
面白いですね~!すっごく読みやすいです。
そうなんです!
他のも読みたいし、私はデビュー作から読みたいんですけど、東野さんってあまりにも作品が多くてそれは無理だな~って思ってたんです。
だから、オススメを教えてもらえたら、それから読みたいな~って思っていました。
なので、ありがとうございます!
『白夜行』ですね♪
他の作家さんの買い置きが数冊あるので、それを読んでから『白夜行』いきます!!