@越後の山歩き日記

新潟周辺、近県の百名山などが中心です。個人的な覚書ですが今後の山歩きの参考になれば幸いです。(2005.10.16~)

角田山 ユキワリソウとカタクリ満開

2013年03月31日 | 角田山、弥彦山

2013.3.30(土)  晴れ

15:00 角田浜駐車場~ (桜尾根)~ 15:55角田山山頂(16:05発)~ (灯台コース)~ 17:00駐車場

 毎年この時期は、足慣らしを兼ねてユキワリソウを見に角田山に登っている。風があって少し寒いが晴れてユキワリソウやカタクリも開いていそうなので午後から出かけた。海岸沿いの道を通って市内から30分である。

 広い駐車場は30台ほど、神戸ナンバーのバスも止まっていた。雑誌にも紹介されていて毎年ユキワリソウ目当てに県外からもハイカーが訪れる。

 午後3時過ぎと遅い時間だが西側斜面で日が当っているので、ユキワリソウもカタクリもよく開いている。この時間から登る人は少ないが、多くの下山者とすれ違う。

 途中で大きなカメラで花の写真を撮っている人も何人かいる。

 今日は写真を撮らずに花を眺めながらどんどん歩く。

 (3年前に同じ所で撮影したユキワリソウ。同じ花とは思えないくらい色とりどり)








 山頂付近の登山道わきにはわずかに雪が残っていた。

 1時間で山頂に着いた。午後4時とあって、人影もまばら。

 日も傾いてきて風も少しあるのですぐに冷える。防寒具を着込んで、10分休み、下りは灯台コースから下山した。こちらは花は少ないが、日本海に沈みかける夕陽を見ながら下る登山道は少し霞みがかり、モネの「印象 日の出」の趣。

 5時に駐車場に戻った時には車も残り数台であった。

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菱が岳~五頭山 残雪期縦走

2013年03月18日 | 五頭山

2013.3.17(日)  快晴

9:00 ドングリの森駐車場~ 11:40 菱が岳~ 12:20 中の沢分岐点~ 13:00五頭山(一の峰)~ 13:30(三の峰)~ 14:30 駐車場

 朝から快晴。9時前に着くと、駐車場は既に満車、少し下った道路上に駐車。100台くらいは入っているようだ。

 昨年4月21日に同じコースを歩いているが、日記はコースタイムだけで書きかけのままになっていた。もう少し暖かく山頂でゆっくりできていたようだ。

 3月半ばだが、まだ、春というには寒く冬の終わりといった気候で駐車場のあたりは車道脇にも雪が残っている。
 何人か出発していくがほとんど五頭山へ向かい、菱が岳へは踏み跡も少ない。登山道は雪におおわれているので、赤テープや踏み跡を確かめながら進む。
 50分程歩くと立派な慰霊碑が建っている。登山道はここで大きく左に折れるのだが、まっすぐ進むなだらかな尾根の雪面に数人の新しい踏み跡があって、うっかりとそっちへ行ってしまった。10分ほど進むと男性2人組がいて「道がわからなくなった」という。慰霊碑のところまで一緒に戻って赤テープと別な踏み跡を見つけて「ああ、ここで間違ったんだ」と3人で安堵し先へ進む。

 2人組はゆっくりペースなので先に行くことにして、30分ほど進むと熊鈴を鳴らしながら歩く男女2人組の先行者の姿をとらえた。長靴でストックも持たないスタイルで、かなり歩きなれているらしく固い雪の斜面をどんどん登っていく。こちらは登山靴に6本爪アイゼン、ダブルストックの出で立ちだが、追いつくまでに30分近くかかった。

 軽く挨拶して先へ進む。6合目あたりからは風が強く、日差しがあるので歩いていれば防寒具はいらないが、耳のあたりは冷たき感じる。しばらく進むと、急な雪面をほぼ四つん這いでよじ登っている女性単独行を追い越した。日焼け対策で顔にすっぽりとスカーフの出で立ち。

 9合目あたりで、歩き始めから2時間、11時を過ぎてのどの渇きと空腹を感じてきた。山頂は風が強くて寒そうなので、丁度風の弱い日のあたる場所で、防寒着を着ておにぎりタイムとした。
 休憩している間に、先ほどの歩きなれた男女2人組とスカーフ巻の単独行が追い越して行った。
 15分ほど休憩して出発。

 11:40、菱が岳山頂。快晴だが風が強い。白銀の飯豊連峰、昨日歩いた菅名山塊、その奥の粟が岳。

 山頂にはスカーフ巻の女性単独行がいたが風が強くゆっくり話はしていられなかった。軽く挨拶して五頭山への稜線を歩きだす。数百m先を長靴男女2人組が歩いているのが確認できる。
 40分歩いて中の沢分岐で2人が休憩していた脇を「まだ先は長いですね」と挨拶して先を行く。
 一の峰へは少し右から巻き気味に登るのが一般的でトレースも付いていたが、もう一本直登トレースがあったのでそれをたどった。かなりきつかったが時間は節約できた。13:00五頭山一の峰。
 二の峰を過ぎて鞍部で2度目の給水、おにぎり休憩。ここは風も弱く1時過ぎとあって暖かい。

 13:30三の峰。
 ここからは駐車場へ向けて一気の下り。雪道の下りは早い。この時間になっても登ってくる人も何人かいる。

 14:30駐車場

 村杉温泉の川上豆腐で豆腐を3つ買っておぼろ豆腐1個はその場で食べた。1個190円だが豆の甘みが感じられてうまかった。

 

 

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大蔵山 残雪期散歩

2013年03月16日 | 菅名岳、大蔵山

2013.3.16(土)  晴れ

10:00 いずみの里先の駐車場~ 12:00 大蔵山山頂(12:15発)~ 13:00 駐車場


 3月半ばとなり、寒さも和らいできた。東京では早くも桜が咲いたそうだが、新潟の山はまだ雪の中である。
 残雪期の山を歩きたくなって五泉の大蔵山に出かけた。
 駐車場には20台ほど、4割ほどの入りである。

 天気予報は午前は晴れだが、午後から雨とのこと。防寒具のポケットにカメラと野菜ジュース2本を入れてザックなしで雪上散歩することにした。

 林道をしばらく歩くと所々雪が残っている。

 登山道に入って2合目から上は雪の中だがトレースがしっかりしていて雪も締まっているので歩きやすい。

 スギ林を抜け、落葉したブナ林になると日差しはあるが風があって耳が冷たく感じる。それでも順調に登り続けると汗が出てくる。

 9合目付近で女性2人組を追い越して、「こんにちは」と声をかけると、「あら…」と相手の方が声をかけてきた。サングラス越しだったが、以前仕事で一緒だったメグさんだとわかった。お会いしたのは8年ぶりだったが、あちらこちらの山歩きをされ、時には海外まで行くと、年賀状を頂いている。快活な笑顔と声は以前と変わらず「しょっちゅう山へ行っている」と。
 
 少し話して先に山頂に登ったが、山頂で写真を撮ったりジュースを飲んだりしているうちに登ってきて、「一緒に記念写真を撮ってもらいましょう」といわれるので写真に収まった。
 旧知の方とお互い元気な姿で山でお会いするのはうれしいものである。







 12時の山頂は日差しもあるが風もあって、メグさんたちは風のあたらないところで弁当を食べるというが、こちらはカメラとジュース以外の荷物なしで来たので、15分ほどで下山に向かう。

 13時、登り2時間下り1時間の雪上散歩を終えて岐路についた。国道に設置されている風力計は、行くときは3mだったが帰りは8mと強風になっていた。

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