現場から帰ってくる私を待ち構えていたかのように、「パソコンが・・・」と、申し訳なさそうに私を見る事務員さん。
起動時にWindows7がスタートアップ修復を試みようとするのだが、その度に失敗して起ち上がらないのだという。
「どれどれ」、と私がやっても、もちろん結果は同じこと。エラーの詳細を見てみると・・・、
「問題イベント名:Startup Repair Offline」とある。
さっそく検索、Googleでトップにランクされていたのはこれ。
「Windowsが起動できなくなった、Startup Repair Offlineの・・・」
http://pc-seven.jp/faq/index.cgi?no=190&continue=on
HDDのアクセスモードの設定が変わっている可能性があるので、BIOS画面に入ってSATAモードがIDEモードになっている場合はAHCIモードに変更をせよとのことである。
BIOS画面への入り方(それもDeleteキーの連打というマニアックな)から説明してくれており、懇切丁寧だ。
実際のところは、これが何を意味しているのか何故こうなったのか私にはよくわからないし、そこまでは調べるつもりもないのだが、とりあえずAHCIモードに変更して再起動。
思ったよりも簡単に治ってしまい、拍子抜けする私。
と思いきや、違う問題を発見。
小さくて読めないぐらいだが、何やら妙なものが出てきた。
ところがこいつ、写真を撮ろうと思ってもすぐ消えてしまうのである。
何度か再起動をかけ、やっと撮影に成功。
「EXPRESS GATE」「ERROR CODE:8C000002」とある。
ということでまたまた検索。これまたトップにあるサイト。
「パソコンの不調とASUS Express Gateとウィルスセキュリティー・・・」
http://nanman.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/asus-express-ga.html
Express GateはASUS社独自の機能で問題が多発して云々で、これまたBIOS画面へ行ってそいつをDisable(無効にする)にしたらOKらしい。
こうなると、とことん素直な私だ。どこまでも言うことを聞く(というかそれしかない)。
たしかに、Enabled(使用可能)になっていた。
なもんで、Disableにして問題解決。
では最後の仕上げ。スタートアップ修復を出来なかった時にシステムを何ヶ月か前までに復元していたので、Windowsアップデートである。
と思いきやまた問題発生。
どうしても1個だけ更新プログラムがインストール出来ないのだ。
「Windows7用セキュリティー更新プログラム(KB2667402)」である。
さて、と次に参考にしたのはここ、Microsoft Answers。
「Windows7用セキュリティー更新プログラム(KB2667402)が更新できない・・・」
指示に従い、かたっぱしから試してみた。
いわく、
(1)診断ツール Fix it を実行せよ。
(2)システム更新準備ツールをインストールl後に Windowsアップデートを実行せよ。
(3)Microsoftダウンロードセンターから、更新プログラムKB2667402 を手動でダウンロード・インストールせよ。
(4)Windows 7をクリーンブートした状態でWindowsアップデートを実行せよ。
はい、見事にどれもハズレであり、そうなると、人のふんどしで相撲をとっている私は、完全にお手上げ状態。
「ゴメンね、とりあえず使えるようにはしたけど、もうひとつ問題が・・・」
とだけ言って、後日の再チャレンジを誓う。
(なんだかいつも中途半端なような)
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