有終の美を飾ったオバマ大統領に乾杯(^_^)∠※

伊勢志摩サミットからまだ２週間しか経ってないのに、もう遥か昔の事の様に思えてしまう。

三重県出身の松尾芭蕉が詠んだ "夏草や つわものどもが 夢の跡" …まさにそんな感じだ。

実際、伊勢志摩サミットの余韻が少なく感じるのは、オバマ大統領の広島訪問も大きかったと思うな。

アメリカ国内でも、オバマさんの広島訪問には賛否両論は勿論、謝罪問題も絡んだりで、決行するには想像以上の勇気がいったことだろう。

任期満了まで後少しと言うことも大統領の背中を押すことになったとは思うけど、そうだとしても、彼の英断は素晴らしくて、彼のスピーチ、行動は本当に感動的だった。

謝罪こそ含まれなかったけど、彼の真摯な誠意が端々に感じられ、もうそれで十分と感じたのは私だけじゃないと思う。

原爆の被爆者や被害者の遺族も同じ気持ちだったんじゃないかな…

きっと、謝罪の言葉を求めるんではなくて、原爆が投下されたこの地で、それがどれ程の悲惨な状況で、核がもたらす脅威とはどういう事なのかと言う現実を知ってほしい、そして、もう二度と同じ事を繰り返さない、核なき平和な世界への実現を世界中に発信して欲しかったに尽きると思うのだ。

被爆者と無言で抱き合うこのシーン、感動しない人はいないよね…


言葉は通じなくても、誠心誠意の思いは伝わるものだ。形だけの謝罪より遥かに強く…

もうひとつ、オバマさんから学んだ事がある。この折り鶴だ。


被爆後、白血病で亡くなった少女が折った折り鶴にちなんでオバマ大統領自ら折ったと言う。この心の籠った贈り物は、どんな大金や高価な贈り物より値打ちがあるし、きっと見る人に平和の大切さを無言で語りかけるだろう。

寄贈された四羽の折り鶴は、明日から一般公開されるそうだ。

オバマ大統領の広島訪問は、間違いなく歴史的なターニングポイントとして、日米間だけでなく世界の歴史に刻まれた。

そして、オバマ大統領は紛れもなく彼自身の株と値打ちを大きくあげたよね(^^ゞまさに、有終の美を飾ったのだ。

それと同時に、同じ事が日本人、特に被爆地・広島の人達にも言えると思う。
きっと多くの人が、謝罪が無かったことに異論も唱えず、来てくれた事に感動して感謝し、そして、今までの色んな思いを潔く
水に流して赦したと思うからだ。

謝罪しろ、補償しろと言い続けるC国やK国とは根本的に違うのさ(￣0￣;)

オバマさんの誠意を持った言動を何処かの知事にも見習ってほしいもんだ！Σ（￣□￣;）

サミットが何事もなく閉幕した事も本当に良かったけど、オバマさんの歴史的な広島訪問を新たな平和な世界への幕開けとなるように、私たち一人一人も意識を変えて行かないといけないよね。

機会があったら、折り鶴を見に行きたいな…

明日は尾鷲に出張だから、今日は早めに寝るとしよう(^^ゞ
平和な日本に、そして戦争のない日本に住めることに感謝して。