16日は18時の高速バスで札幌に帰る予定だったので、
それまでの時間は大沼へ行ってみることにしました。
何も調べずに函館駅へ行くと、
大沼公園に停まる列車の本数が意外と少なかったので、
ラッキーピエロで食事をしながら待つことに。
今回も人気メニューからトンカツバーガー(380円)を選び、
周富徳が発案したというエビマヨバーガー(420円)も注文。
ラッキーピエロのハンバーガーは大きいけれど食べ難いし、
大味な印象なので俺はあまり好みではないかな~。
普通列車で大沼公園に向かう途中には強い雨が降り、
近くなると車窓からは小沼湖が見えました。
そして、約45分で初めての大沼に到着。
駅から歩いてすぐの大沼国定公園へ行くと、
雄々しい駒ヶ岳は雲に隠れていて、
水は少し前まで降っていた雨で濁ってしまっていた…。
まずは15分程度で散策出来る大島の路を歩いてみました。
このコースの途中には、
数年前に有名になった「千の風になって」の誕生の地を記念したモニュメントが。
この曲は詞は良いのだけど、
俺は秋川雅史が歌っていたのはあまり好きではなかったな~。
続いて50分程度の島巡りの路へ。
こちらのコースではスイレンが開花していたけれど、
野鳥の姿も見当たらないしやっぱり物足りなかったな~。
大沼湖には小さな島が126もあり、
その中の橋で結ばれたいくつかの島を歩くことが出来ました。
観光客はサイクリングをしている中国人が多かったな。
左端に写っているのはレストランの湖上クルーズらしい。
一通り回っても時間が余ったので、
大沼遊船で約30分の水上散歩に。
一人だった俺には、
出発前に記念撮影のサービスがあったのが辛かった…。
よく喋る案内のお兄さんの話を聞きながら、
船は大沼湖から橋の下で繋がっている小沼湖へ。
結局、船からも駒ヶ岳は最後まで見えず…。
アマゾン川みたいに濁った水になっていて、
ディズニーランドのジャングルクルーズのようでした。
大沼の美しい景観を見ることが出来ないまま、
とりあえず函館まで戻ることに。
函館でもバスの時間までは結構時間があったので、
まだ見ていなかった啄木小公園へ歩いて行ってみることにしました。
津軽海峡沿いの国道に出てから湯の川温泉方面へ進みます。
30分以上歩いて公園に来ると、
函館山と立待岬を背にした石川啄木が座っていました。
石川啄木が愛したという大森海岸に造られた公園は、
開放的な風景の中にも哀愁が感じられる良い場所でした。
「潮かおる北の浜辺の砂山のかの浜薔薇(はまなす)よ今年も咲けるや」という歌が。
石川啄木が函館にいた期間は結構短かったみたい。
最後は函館駅前の『ペイストリー スナッフルス』でお土産を買おうと思ったのだけど、
お目当てのチーズオムレットは売り切れ…。
チーズオムレットは函館駅の売店で普通に買えたけれど、
思っていた以上に人気があるようで、
初めて食べてみたらかなり美味しかった!
地元の老舗だという中華料理店の『函館麺屋 ゆうみん』で少し早めの夕食に。
オススメだという函館チャンポン麺(780円)を注文してみたけれど、
これはイマイチでした…。
バスが来るまで函館朝市の辺りをウロウロしていると、
気持ち良さそうに寝ているトラネコが。
すぐ近くにもう1匹いました。
兄弟だろうか?
今回の函館はずっと一人で過ごす羽目になってしまって、
天気も最後までスッキリしなかったな~。
それでも、飽きるくらいまでゆっくり函館を見ることが出来たし、
雨も予報で言っていたより少なかったので良かったかな。