春を背負って（笹本 稜平）

映画 にもなった、こちら 読んでみました。
といっても、ワタシ、映画は観ていないのですが・・・

どうやら、原作＝奥秩父，→ 映画＝立山 となったり、
第一、リンクのキャスト見て、　w|;゜ロ゜|w ヌォオオオオ!!　と、思いっきり おののいたのが…
ゴロさん ＝ トヨエツ ？？？？？？？？

え、え、え、え、えええええええーーーーーー？？？？！！！！
だって、ゴロさん（原作だと）＝ 普段は ホームレスで、70代 ですよ…　（￣ロ￣;)|||||||　トヨエツ…
ハハハハハ…
まぁ、…
所詮は 原作と 映画ですから… (；~〓~)

それでですね・・
かんじんの、「本」の方ですが、「オール読物」に月刊連載された 6話分が それぞれのドラマを踏まえながら
丸く治めながら成り立っている形式なので、大変読みやすいです。

特に、ゴロさんの疑いが完璧に晴れて、美由紀が 梓小屋（+ 民宿兼松）の一員になり、野沢先生が存在感を発揮した
ゴロさん事件が無事に終息し、… と、自然な流れに沿った 人間関係の築きの軌跡が主体の構想。

そして、最終話 『荷揚げ日和』には、ゴロさんによって 亨に種明かしのスタイルで、最終的にこの作品のタイトルに繋がる
メッセージを贈って終結。
きっと… この先には、ハッピーな出来事が待っているのかな… ♪ と暗示させるような 終わり方も心憎かったです （＝v＝）

銀行総務特命（池井戸 潤）

半沢直樹が大ブレイクするかなり前から、池井戸作品をこよなくお慕たい申し上げるワタクシ…、

こちら は、まだ読んでおりませんでした…。

そもそも、大好きだった ドラマ の原作が、これまた大好きだった こちら と共に 今回のこの作品だと知り、
慌てて借りて来た次第です… ε=ε=ε=ε=ε=┏(゜ロ゜;)┛

ちなみに、かなり初期の作品なので、地元図書館の所蔵本はもはや 絶版（?）となっており、
現在発売されているのは 画像の新装版になるようです。

うん…　まぁ・・・・
確かに… 　初期の作品という感じですね。 （;´▽｀A``

廉恥 警視庁強行犯係・樋口顕（今野 敏）

今野センセイ…、
相変わらず、作品を生み出されるペースが 早いです・・・
ということで、今回は こちら でしたが… ----
出版社 ＝ 幻冬舎さんの作品紹介ページ に内容のわかる記述が載っていないので、楽天Bookさんの掲載記事をリンクさせていただきました。

(>ε<)　　うーーん…

まぁ、　誰からも人間的に信頼される樋口刑事に
　・思わぬ キャリア（しかも、すご～く若くて、女性!）と組まされて ストーカー（疑惑）殺人事件を追う中、
　・自分の一人娘が所持するPCに、思わぬ犯罪が関連性を持ってきて…
　・刑事で職務を遂行しつつも、
　・娘の一父親としての、愛娘が犯罪へ関与しているのか、どうなのか…（疑惑）
などなど…、

パっと見、ワタクシめの大好きな竜崎さま（＝「果断 隠蔽捜査2」）を彷彿とさせるような色合いなのですが、
ちょーーっと、全体的に 及ばず・・・　　 ┓(´`)┏　
という、次回作品に期待を繋げたい感想でしたか…。

今野センセイの 刊行頻度は、ハイペースなので 次を楽しみにします！

ゼロ（堀江 貴文）

実は、ホリエモンさんの逮捕一連の内容について、さほど興味がないもので…、
数年前、世間を騒がせたライブドア事件についても 人様と語り合うことは到底できない程だし…
本当に、ホリエモン＝六本木ヒルズの超豪華邸宅、（ライブドア時代の）美人秘書のA部さん（懐かし～～!!）
位しか、存じ上げているも何も… そもそも全く興味の対象ではなかったのです。

しかし、新聞の広告欄で ふと目に留まり、我が（笑!）図書館においても人気を博してなかなか順番が
周ってこないような状況だったので、とりあえず予約を入れたものの 全く失念していたのが こちら。
　(=ω=;A)(A;=ω=)

そうでしたね。
ホリエモンは、東大時代に起業されて、たちまち あれほどまでBigな会社を創り上げ、
そうでした、そうでした！
選挙にも立候補したのでした。
（すっかり、忘れていました…）

あとあと、そっか、そっか～～～
震災よりはるか前も前、楽天が球団を買う前に、なんかライブドアが球団を買収するとかなんとか…
ちょっと騒がれたこと、ありましたっけね…。
（これも、すっかり忘れていた。）

まぁ、… ほんと いろいろあったのですね。
結婚していた過去があったこと、
長野での収監後に、あまりに風貌が変わっていた様子をTVで観て、驚いたこと、
などなど、今回のエッセイを読んで なんとなくホリエモンの言わんとする事が伝わってきたような
気がしました。

実刑に至るまでの、数々の実績や それまでホリエモンに関わってきて自殺までしてしまったかたをはじめとする、
大勢の方々の存在を振り返ると、まぁ、おそらく一生背負って生きていかなければならない重みを
感じますが。
今後、どういう風に人生を歩んでいくのでしょうね。

ラブレス（桜木 紫乃）

いやはやはや… 　ヾ(゜Д｀;≡;´Д゜)ノ゛
まさか（← 桜木センセイ、ごめんなさい!!） こんなにも、こんなにも良い作品だとは…
いやはや、本当にすみません。

なにしろ、あの、直木賞作品 が…
（そっか…、ちょうどあれから 1年経ったのですね・・）
いやはや…、 しかし “ホテルローヤル＝桜木作品” と見限らなくて、本当に良かった～!!
と思う 作品 に、まさか今更 出会えるとは、思いませんでした。

しかも、この作品 は、授賞の前に世に生み出されていたとは…(驚）
いやはや…
どうして、こんなに素晴らしい作品の存在を 存じ上げていなかったのか… σ(-c_-´。)

でも、この作品を知るきっかけは やっぱり直木賞でした。
桜木センセイの ホテルローヤルは、ちょっと 不本意… (xдx;) と思われた みなさま！
「どうか、桜木作品から 遠ざからないで～～」（叫）
と 一言言わせてください。

こっちですよ。こっち。
こっちを読んでくださいな ヽ| ゝ∀・*|ノ

桜木センセイ＝ 直木賞受賞の評価は、正しい作家さんだということが、この作品から
合点がいくでしょう！

え～～と…（汗） これまで 書感ブログながら 一切、本の感想に触れていないのですが、
長編ですが 読んで損はしない、「（本ならではの）ドラマ」と、
「（ひとくくりに出来ない人間たちの交錯する）情感」が待っています。

桜木作品、今後も 楽しみに 応援していきます。 　p’ω`*q

はるか遠く、彼方の君へ（安澄 加奈）

初めての作家さん、初めての作品…
ということで、たいして期待もせずに（す、…すみません・・・）、正直なところ ヘ(* – -)
“まぁ…、サワリの部分を読んでみて～、イマイチっぽかったら 止めればいっかね…”
と、読み始めた こちら。
ちなみに、あらすじは こちら。

読み始めて しばらくしたら…
前言撤回のワタクシ…（滝汗）　(ω　|||)

しかも、それどころじゃぁ ないっ！！
どんどん、引きこまれ、時代を超えた平家物語浪漫に どっぷりと浸かっていた自分----------
(*ノωノ)

これがどれだけ スゴイことですって… ??!
ええ。
ワタシは、常識を超越した 歴史音痴というか、アンチ歴史!! 人種・・・・　
レキジョというお嬢様方を羨望の眼差しで見ることはおろか、もはや 同じニンゲンとは思えないほど、
歴史大っっっ嫌い!!!! （＝できれば、もう一生、関わりたくない存在…）なんです…。

それが、本当に楽しんでしまった（← この本のテーマの歴史自体は、この際、あまり追及しない
ようにして…（笑））＝現実逃避… (`-д-；)ゞ
感動のタイムスリップ青春小説 なのです。

もぅ、歴史は… いいわ。 この際、置いといて。（すみません…。）
歴史なしでも、人と人との心のつながりとか絆が 時の流れを超越して、ガツン☆ と来るので、
もぅ… 、読みながら 大切なものをどんどん思い出させてくれるというか…、
登場人物と共に、心情が変化してくる（＝ 温かくなってくる! 不思議なんだけど…）というか…
なんだか、読書の楽しさと、そうですね… やっぱり「浪漫」（かなぁ…?!）を味わせてくれる本です。

義経とか 弁慶とか、那須与一とか…
有名どころが出てくるので、歴史好きサン達には もっと“知的”な楽しみ方ができるのかも
しれませんが…。

また、ワタシは 創作と割り切っているからには、このノリでとことん行ってもらいたい派!
なので、ラストも結構 気に入ってしまいまして…。
(丿^ω^ヽ)
いいなぁ…。　　青春。

生存者ゼロ（安生 正）

栄えある “第11回『このミステリーがすごい！』大賞受賞作” の こちら、
期待特大☆ で ワクワクしながら読み進めました。

しかも、今 なにかと話題の リ・ケ・ン が舞台でしたか… (゜∀゜ll)　おぼぼぼぼぼ…

いや、、
そういうことは抜きにして…（いささか不謹慎でしたね…。失礼いたしました。）
初めの方は、面白いかな… ??　とも思っていたのです。
・・・・
… が… （汗）
途中から、感想が なんだか、だんだん 怪しーーーーい雰囲気に… (－▽－)..

『このミス大賞』 と言うと、祭典♪的な 娯楽とまでは行かずとも、なんというか…
こう、 読者を楽しませるような要素を期待したりなんかするのですが-------
これって、むしろ 見当違いだったようで…
||||||||||||||(_ _。)ブルー||||||||||||||||

『大賞！』 と名の付くにしては…、　かなり…　うーーーーーん・・・　でしたか…。　残念 !!

伊藤くんA to E（柚木 麻子）

大好きな柚木作品♪
新作が世に出る度にわくわくしながら、図書館から借りてきます。
ということで、今回は いかにも“ティーン向けなのかな… ?”と、若干 オバチャン及び腰の こちら。
あと、書評 もありました。

要は、（ワタシ個人的な主観では、読んでいてものすごーーくムカつくタイプの男子＝）伊藤くん
に狙いを定めた 短編仕立ての作りになっている、
しかも、伊藤くんと関わりを持つ異性の観点からのストーリーで、成り立っているという斬新な構成で
A～E の全5話（下記のとおり）。
A 伊藤に長い間片思いするが、粗末に扱われ続けるデパート勤務の美人
B 伊藤からストーカーまがいの好意を持たれてブチ切れる、バイトに身の入らないフリーター
C 伊藤の童貞を奪う、男が切れたことのないデパ地下ケーキ店の副店長
D 処女を理由に伊藤にふられるも、売れっ子放送作家を初体験の相手に選ぶ大学職員
E 伊藤が熱心に勉強会に通う、すでに売れなくなった33歳の脚本家

うーーーん…　　(≧з≦)
コレだけでも、柚木麻子という作家さんが いかに底知れぬ才覚をお持ちか… 推し量れましょう！
ワタシは、この構成を考え付くこと時点で、柚木マジックに やられました…。

また、それぞれの話も 短編とは言え、それぞれの女性をうま～く掘り下げてあって、描写がなんとも
かんともお上手！
ですので、A～Eそれぞれに、女性陣が 状況設定といい、思考＆行動のゆくえといいあまりにリアルで
ぐいぐい引き込まれてしまい…、伊藤（←既に呼捨て（怒!!!）へのムカつき度もヒートアップする一方という…（爆）
ぁあああ～～～～（燻）…
伊藤、キライ！！　(`皿´)

ほんと、
読者（しかも、ごく平凡なオバチャン…）に ここまで エキサイトさせちゃうなんて、
柚木センセイって、すごい作家さんです！
前から大好きだったけれど、今回 また違った魅力も知ることができ、ますますファンになってしまいました。

ただし、…
あまりに柚木マジックがすごすぎて…
より一層、伊藤に嫌悪感が増長してしまい（爆!!）… 後味が悪いものになってしまったので（涙）
カテゴリー＝“よかった” を選択することができませんでした… 　|◎`_●´|b
あしからず。

高校入試（湊 かなえ）

あのぅーーーーーー（怒）
ヾ(▼ヘ▼；)

※ワタシは個人的に、この作家＝徹底的なアンチ! なので ご不快なかたは どうかお読みにならないでくださいね。

今回、実は…
（面白いとの感想を ふと耳にして読んでみた）こちら でした。
…　が・・・・
しかし !!! … （怒）
否 !!! … （怒） !!

世の中の 健全なる 青少年 少女諸君 (o゜◇゜)ゝ
どうか、これ　こんなの を 小説だとは 思わないでおくれ！
世の中には、たくさん たくさん 出会えて良かった～!! と思える本が ありますよ。
（むしろ、これ以外は そういう本ばかりです。）
だから、こんなので ＝ 読書したぜぃ!＝ なんか、もぅ嫌んなったぜぃ! ＝ 本なんかうんざり…
なんて 思わないでーーーー !!! (叫）

はっきり言って、この作家…
精神 病んでると思います・・・ (ノ_-;)

なーーーんか…
子どもが ハチャメチャに おもちゃ引っ張り出すだけ出しておいて、
欲求に任せるまま あれもこれもって、並べるだけ並べまくった挙句、
自分で収拾付かず、ヒステリー起こして キレてブチまけて そのまんまで…
っていう感じ・・・ 　(;´ρ`)

いや！
お子ちゃまの方が、もっと分別あるわ！
潜在的に 「お片付け、しないと後のお友達が困るもん!」 とか、周りのことをちゃんと考えられますものね。

湊さん…
どうぞ、ご自分をぶっ潰してくださいな。 　┐(￣ヘ￣）┌
なーんか…、 こんなんが 小説って、次世代を担う若者たちに誤解されたら… 嫌ですんで。

【アイス】 ハーゲンダッツ レモンジンジャーフロート

今年の夏のハーゲンダッツの期間限定は、3種類。
やはり、1番人気は ショコラミントでしょうか… ?!

しかし、直勘で 迷うことなく これ をセレクト。

>> ミニカップ『レモンジンジャーフロート』は、レモンピール入りのレモンジンジャーソルベに、濃厚なミルクアイスクリームを組み合わせた。
>> これからの暑い季節にぴったりのフロートドリンクをイメージした。ジンジャーエールにフルーティーなレモンを搾ったような爽快感と、濃厚なミルク感を合わせた。
という記事のとおり、
これはっっ…
おいしかったです ヽ(^o^)丿
まさに、好み！（ちゃんと、生姜の味も感じられて 大人向け ?）

台風の中、食料調達に行った甲斐がありましたかな♪
それに、しても 強風～～。さっきの雷雨もすごかった・・・
全国の皆さん、お出かけ時にはくれぐれも飛ばされないように、ご用心！