あのーーーーーぅ… (汗)
結局・・・、
大人気作家の渡辺淳一先生は、この作品をとおして、読者に何を語りかけたかったのでせうか…。
というか、どういう意図でこの作品をお書きになったのでしょうか…。
うーーーーーーん・・・
言ってみれば、定年退職をした常務取締役が、天下り先に恵まれず、拗ねている話(?!)。
相当、横柄なこのおじさん、
家でも さのとおりで、お水1杯自分で注ごうとせず(← あ、もちろん自分で飲む水です。)
奥さんを顎でこき使って、「お前が専業主婦で、ノウノウと暮らしていられるのは、俺様のおかげだ!」という
まぁ、最も、娘に嫌われるタイプの典型的勘違いおやじ。
それが、退職して家にいるようになり、たまらないのは、よくお出来になる奥さま・・。
お友達と会ったり、習い事に出かける度に、ダンナから
やれ、「どこへ行くんだ?」「誰と会うんだ?」「いつ帰るんだ?」
とネチネチ聞かれ、帰ってきた時には、「飯は(←あ、もちろん、ダンナのエサです。)?」と聞かれ、
雨が降ってきても洗濯物を取り込んでくるるでもなし、ゴミひとつ出してくれるわけでもなし…(怒)。
ほーーんと、よくおデキになる奥さまなので、離婚の「り」の字も出さず、
ただただ ご主人の言いなりになるという展開…。
この、くそったれおやじ~~~!(怒)。
挙句の果てに、退職して年金暮らしの身の上なのに、よくおデキになる奥さまに小遣いをせびり、
ついに、ダンナに愛想を尽かして娘の住む所に、プチ家出をした奥さまがいないのを良いことに、
このおやじったら、デートクラブで実の娘と同い年くらいのOLさんと出会い、付き合いだすという堕落ぶり。
そのくせ、自分が重役だったというプライドに果てしなくこだわり続け、その勘違いを恥じるどころか、
自分が現役時代に稼いだ金を振りかざして、傍若無人な振る舞いをし続けるという・・・
お話でした。
もぅ もぅ もぅぅぅぅ~~(怒)
なんで、こんなただ不愉快になるだけの しょーもないおやじに本1冊ものエネルギーを
費やされたのですか??!
渡辺せんせい っ っ 。(疑問!)
きっと、この世にあまたいらっしゃる 渡辺淳一ファンのみなさまは、
頭の中が疑問符だらけになっていると、思います…。
とほほ。