めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

マスカレード・ホテル(東野 圭吾)

2011-12-12 21:46:04 | 本(普通) た・な・は行の作者

うーーーーん・・・
とりあえず、特設サイト を見てみましょう 。 。
さすが、東野作品… (唸)
なんという力の入れよう… (驚)。

ま、
都内の超一流ホテルが舞台、
連続殺人事件の次なるターゲットとして、警察の潜入捜査、
という設定は、大変気に入りました。

現に、ホテルスタッフの中でも特に優秀な尚美さんの下に送り込まれた、
これまた 警視庁の有能な新田刑事 とのコラボも、とてもイイ設定だと思いました。
なにしろ、2人とも それぞれの道で優秀なゆえに、生じる 歪みが微笑ましくて…。
しかし、自分の仕事が好きで 誇りを持っていて、ベストを尽くすという プロ根性は相通じるというエピソードは、
読んでいて 大変好感が持てました。

また、一見鈍重そうだけど、実は相当なキレ者という所轄の能勢刑事さんの キャラも
クールな新田との絡みで、なかなか 良い演出だったかと…。

という感じで、かつて一平クン(← 姉さん、事件です!の)が言っていたように、
ひとつの町=ホテル と警察のコラボ、
この設定が つまらないわけがないじゃんか! という感じですね。
話の展開が、飽きることなく進展していくので、おもしろかったです~。

途中までは。
ははははは…

いっそのこと、気持ちのよい解決劇の方が 後味が◎だったかなぁ… (?!)
という気が 若干 ・ ・ ・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする