STORY OF INSURANCE

保険って?
生命保険・損害保険・第3分野の保険
この保険はどこから入るといいんだろう?

示談相手

2008-05-09 10:54:34 | 損害保険
有名人となってしまった?亀田一家が、所属ジムを離れる事になりそうです。

ボクシング界に話題性を持たせた事では、評価される面もあるのかも知れませんが、
私の個人的な感想は...”人”としてもっと勉強してもいいのでは?と思います。


交通事故を起こすと、

①行政処分/*運転免許取り消しや運転免許停止*/
②刑事処分/*罰金*/
③民事上の損害賠償責任/*事故の相手や物に対して*/

が発生します。

損害保険は③の損害賠償の補償をするものですが、その為には”示談”を
成立させなければなりません。

示談交渉とは、具体的に言うと損害賠償金の額を決めることです。
交通事故の処理は、最終的にはお金で解決することになります。

示談交渉では加害者・被害者が、お互いの過失の割合などを納得し
、賠償金の額を納得して初めて”示談”が成立します。

亀田次男のように、交通事故を起こして”車は事故を起こすもんやろ!”などと
/*事故内容は詳しく知りませんが*/
うそぶいている相手に対しては、感情的にすんなり示談はしづらいものだと
思います。

人身事故が絡んでいる場合、警察の事故係の担当者が被害者に対して
”相手にどんな処分を望みますか?”と質問します。

あまり態度が悪いと、警察の問いかけに”極刑を...!”
言われてしまいますよ??
*注 さすがにそれはないですが...。

”関連サイト”も見てくださいね。

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only one

2008-04-16 12:40:14 | 損害保険
すごい代理店の店主に会った事があります。
常に全国の代理店の上位に入っています。

私がお会いした時、彼は50歳代の前半でした。

代理店を始めて20数年経っているとの事でしたが、営業に関して彼ほど気を
配っている人は少ないと思います。
分厚いシステム手帳と葉書と切手、それも記念切手は彼の必需品です。

お客さんや保険会社の人達と会食の機会などがあると、その人達と別れると
すぐ(2~3時間以内)に手書き(字はお世辞にも...!)のお礼状を投函します。

そうしておくと、会った相手が遠くの場合、その人が帰るとすぐにお礼状が
届くのだそうです。
場合によっては、お礼状がすでに届いているということも...。
会ってから時間が経たないうちに、手書きのお礼状が届くと嬉しいものですよね。

システム手帳の中には、いつ誰と何処で何の件で会ったのか...と、ここまでは
普通ですが...それを過去数年間のものを個人別に記入し、食事をした時は
何というお店でお互いに何を食べたのか、までが細かい字でぎっしりと書かれて
います。
/*これで次回は”自分はあなたのことをこんなに覚えていますよ”とアピールできる*/

葉書に貼るのは必ず記念切手で、その理由は切手に興味がある人も勿論いる
だろうし、普通の切手より目に止まりやすく印象に残るから..。

とにかく相手を気遣い、自分をアピールするための努力は惜しみません。

でも、年賀状や暑中見舞いなどはあまり書かなかったようです。
それは誰もが同時に出すようなものは、"one of them"になってしまうから
のようで、あくまでも”only one”でなければいけないんだそうです。

お客さんの冠婚葬祭や、家やお店の新築、お店の・開店・閉店には必ず顔をだします。
/*新しい保険や契約済みの保険の見直しのチャンス*/

お客さんの利益を常に考え、保険会社の理不尽な押しつけには抗議をし、新規の
契約取得の努力をし続けていました。

新しいシステムが導入されると、自ら使いこなそうと努力をし、保険会社からみても
理想の代理店に近かったようです。(これで保険会社に逆らわなければ...!)

個人の人間としてどうかは別として、営業マンとしてはかなりレベルが高く
私も見習うべきところがたくさんあります。

まさに戦う代理店主だった彼は、病との戦いには敗れ、他界して数年が経ちます。

”関連サイト”も見てくださいね。

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未婚?

2008-03-12 11:43:31 | 損害保険
未婚...を辞書で調べると、まだ結婚したことがないこと、結婚の経験がない
こと、となっています。

では、離婚後に単身になった人はどう表現するといいのでしょう?

一般的には、既婚ですか?未婚ですか?と聞かれると、離婚暦があっても
現在単身であれば”未婚”と答えるのが普通ですね?

損害保険では、”別居の子”ではなく、”別居の未婚の子”と表現される箇所が
あります。
これは、本来の意味どおり結婚暦のない子のことをいいます。

自動車保険で、運転者に家族限定の特約を付帯する場合は、注意する
必要があります。

別居している子供であっても、同居の親族同様、家族限定する運転者の範囲に
入っていますが、その子供が結婚するとその範囲からはずれてしまいます。
そして、離婚して未婚?になってもその運転者の範囲ではなくなってしまうのです。

家族限定の特約の範囲に入るためには、もう一度実家に同居することが
必要になります。

運転者に家族限定をつける場合に、別居している子供がいれば、その子に
結婚暦があるのかないのかを正しく答えなければ...
たいへんなことになりますよ~。

”関連サイト”も見てくださいね。

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同居

2008-03-11 11:19:58 | 損害保険
新生活スタートの季節が、近づいてきています。

学校を卒業して初めて社会にでる人、転勤する人などその内容はさまざまですが、
新しい生活に不安や期待が入り混じった思いをされているのではないでしょうか?


私も、ある意味新しい生活が始まっています。


さて、損害保険ではよく”同居の親族”という言葉を使います。
その意味は、

○記名被保険者またはその配偶者と同居している親族の方をいいます。
 「親族」とは「6親等以内の血族」および「3親等以内の姻族」のこと。

となっていますが、損害保険で使う同居の定義は、一般の解釈とはちょっと
違っています。

普通に会話をしていて2世帯同居というと、1軒の家に親の世帯と子の世帯の
2つの世帯が住んでいることをいいます。(中には変則的なこともありますが..)

その中には、玄関も台所も共同で使う昔ながらの同居もあるでしょうし、
玄関は1つだけれど1階と2階にそれぞれ台所やトイレがある場合や、
あるいは外から見ると1軒の家なのだけれど、玄関が2つあって中からは全く
行き来ができなくなっているなど、その形はさまざまです。

でも、その全てを私たちは2世帯同居という言葉を使っています。

ところが損害保険での”同居”は、玄関が2つあってはいけないのです。

明らかに外からは1軒の家に見えていても、それは別居とみなされます。

玄関が1つだけであっても、台所・トイレ・お風呂が別々になっていて、
お互いに行き来ができづらい場合も、別居とみなされることがあります。

損保での同居は、1軒の家に備えられているものを全て共同で使用する場合の
”同居”が基本になっています。

自動車保険で家族限定をする時に必要であれば、自分の場合どこまでが
同居の親族にあたるのかを良く確認してから契約しましょうね。

今回の風邪は長引きますご注意を!

”関連サイト”も見てくださいね。



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保険金不払いの原因とこれから....

2007-12-18 10:52:01 | 損害保険
保険金の不払いのほとんどは、主契約ではなく特約の部分でした。

保険が自由化される前、全保険会社同じ補償・同じ料率・同じ保険料であったのを、
他の保険会社との差別化を計り、生き残ろうとした保険会社が競って考え出した
”特約”だったのですが.....。

例えば、太い木に細い枝をいくつも付け足していったため、保険会社自体が、
複雑になった部分の管理を十分にできなかったため...と、もう一つは、
請求されたものだけ支払う、といった保険会社の悪い体質があったのが、
その主な原因といえます。(そういえば、国の制度にも似たようなものがありますね...)

私達に”モラルリスク”を問う側の保険会社が、”保険金”の詐欺をしていたと
痛烈な批判をする人もいます。

この不払いは、通信販売の保険会社だけではなく、代理店制度をとっている
保険会社も同じでした。

ここで私が不思議に思うのは、代理店は一体何をしていたのか?です。

自分の契約者の事故の管理ができていたなら、特約もちゃんと請求できたように
思います。

私達が保険を契約する時に、良いものだという説明をうけたら、ちょっと位
保険料が高くなっても”特約”をつけてしまいます。
そして、その時にはその特約の内容を解ったような気がしても、時間が経つと
自分がつけていたその内容を覚えている人は少ないと思います。
覚えていない特約の請求をはできません。

だからといって、契約者から請求の無い部分に関しては支払わなくてもいい
というのでは困ります。
ここで、力を発揮するのが代理店だったと思います。

代理店は、もっとしっかり管理してくださいね。
そして所属している保険会社であっても、納得のいかないときには、
戦ってくださいね。

不祥事があってから、保険会社は今までの体制や保険内容を見直して
”抜本改革”を進めようと頑張っているようです。

この”抜本改革”で保険会社の目指しているのは、

商品の内容の簡素化⇒契約者にとっても補償の内容を解りやすくして
              不払いなどを防ぐため

業務上の流れを簡素化⇒保険会社や代理店が事務に使う時間を短縮して、
               契約者へのサービスにつなげるため

だといいます。

つまりは、私達契約者にとって、良くなることばかりなのですが.....。
                          
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