イノさんシゲさん

井上出と重松彬の往復メール

靖国神社参拝(イ)

2006-07-04 04:20:39 | Weblog
「靖国神社参拝問題」

先週桜井よしこ女史の話を聞いて来ました。 彼女が強調して居た事は「日本人はもっと自信を持ち自分が正しい事はしっかり主張しよう!!」と言う事でした。

日本と米国そして中国の子供達の比較をすると日本の子供達の自信の無さが浮き彫りになると言うのです。 そしてお金に対する執着心が強い一方責任感に欠けると言う事が調査を通じ判ったとの事。 更に将来の夢が無い、愛国心に欠ける等全ての点で米中の子供達に遅れを取って居ると言うのです。

彼女はこの傾向は大人の日本人にも言える事で「長い物には巻かれろ」と言う古い悪習が今でも日本人の言動に見られる、特に政治家にこの傾向は顕著でこれが今回内外で大きく取り上げられて居る靖国参拝問題につながって居ると主張して居ました。

大平首相時代にA級戦犯が靖国神社に合祀され大平氏は何回も正式参拝をして居たにも拘らず中国側は6年半もの間唯の一度もその事に対し抗議して来た事がなく、又中曽根首相時代も最初の中は抗議は無かったにも拘らず突然に中国側は中曽根首相に対し靖国参拝をしない様申し入れをして来たのです。 それに対し中曽根首相は何の反論もせず諾々と中国の要求を受け入れ参拝を中止したのです。 そしてそれが今回の問題につながって居るのです。

腰抜けの中曽根首相の対応が問題を大きくし又韓国までもその尻馬に乗って騒ぎ出したのです。 この事からも判る様に中国政府は小泉首相の靖国参拝は軍国主義の復活だ等とは露程も考えて居らず、国内問題から国民の目を逸らす目的と自国の軍国主義の台頭を押し隠す為に利用して居るに過ぎないのです。

戦後60年日本は他国を侵略した事は一度もありません。 一方中国は全土の1/4を占めるチベット族の領地を占拠しチベット人を大量殺害したのです。 ベトナム戦争も自国の利益の為に参戦し最終的にはベトナムの一部を中国領にして終ったのです。

台湾は中国領ではありません。 言うならばハワイの様な島で独自の文化を持つ独立国です。 それを自国領土であると主張し圧力を掛け続ける中国こそ覇権国家なのです。 日本との領土問題も尖閣列島周辺に一方的に艦船を派遣し日本の立入りを武力で阻止して居るのです。

こんな国の言う事に従い靖国神社参拝を中止する必要は全くないのです。 朝日新聞こそが今回靖国問題を大きくした元凶ですが、朝日の主幹やその周辺に居る連中にもう少し常識を働かせる知恵がないものかと残念に思います。 売国奴的行為は止めて貰いたいものです。

井上  出 (06/07/02)