第42期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)第2局は2日目の13日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で打ち継がれ、午後5時10分、挑戦者の井山裕太六冠(28)が高尾紳路名人(40)に146手までで白番中押し勝ちし、シリーズ成績を1勝1敗のタイとした。持ち時間各8時間のうち、残り時間は名人が1時間36分、挑戦者が3分だった。

 第3局は今月21、22の両日、高松市で打たれる。

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当英語塾INDECの教室兼映画室Gump Theatreから椿山荘までは、自転車で10分程度。2時から始まっていた大盤解説会でしたが、終局は長引くとおもい5時過ぎに自転車で出かけたら、着いたときには対局は終わっていて、井山六冠が勝っていました。

それでも、大盤解説会は続いていて、本当は入場料1000円なのですが、無料で観られるというので、中に入ったのでした。

金秀俊八段(右)と巻幡多栄子四段(左)の軽妙な掛け合いで、5時46分までしっかりと楽しませてもらいました(そのときの立ち位置は、上の写真とは逆でした)。

シリーズの予想は、金八段が4勝2敗で、巻幡四段は4勝1敗で井山六冠の勝利。今回の勝ちっぷりを観たら、だれもが井山六冠の強さを感じたことでしょう。ファンとしては、うれしい限りです。

このあと、井山六冠は、韓国に飛んで三星杯を闘い、すぐに戻って高松で名人戦第3局となります。大忙しですが、ファンとしては全部勝ってほしいもの。強豪・張栩九段が「史上最強の棋士」と呼ぶ井山六冠なら、やってくれるはずです。

がんばれ、井山六冠!