ノルウェーに住む男性が米フロリダ州に住む義理の父親の誕生日を祝うため、サプライズで訪問して喜ばせようとしたところ、その義理の父親から銃で撃たれて死亡する事件があった。地元警察が発表した。義理の父親は、侵入者と勘違いして撃ったとして、訴追されないという。

 警察によると、ノルウェー在住のクリストファー・バーガンさん(37)は1日深夜、妻の父親であるリチャード・デニスさんが暮らすフロリダ州にやってきた。61歳の誕生日を祝うためだったという。

 バーガンさんは約7千キロの飛行を終えて空港からデニスさんの自宅に直接向かい、午後11時半ごろに到着。デニスさんを驚かせようと、玄関のドアをたたいた後、敷地内に隠れた

 デニスさんがドアを開けると、バーガンさんはうなり声をあげながら茂みから飛び出した。デニスさんは侵入者だと勘違いし、半自動小銃を発砲。バーガンさんは死亡したという。

 警察によると、この2時間ほど前、別の親戚が玄関のドアを同じようにたたいており、デニスさんは神経質になっていたという。バーガンさんの友人が現場で目撃しており、警察は「全くのアクシデントだ」として、訴追はしないという。(ニューヨーク=藤原学思)

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義父を驚かせて喜ばせるつもりが、殺されてしまったわけで、何ともいえない話です。実の娘さんは、どうおもっているのか。胸が痛みます。合掌。

ともあれ、サプライズもほどほどに。