■「技術的体験論文作成のポイント」は,今回で最終回となります.
◆
本日の技術的体験論文のワンポイント!
★ 技術士の添削を受けよう!
■これが
最も重要なことだと思います.
・他人に見せるのが恥ずかしい.
・面倒くさい.
・自分の論文に自信がある(←自信過剰症候群).
こう考えているようでは技術士にはなれません.
独りよがりの論文になります.
直ちにアクションを起こしてください.
近くに技術士がいらっしゃらない場合,地域の技術士会に相談してみましょう.
もちろん,sukiyaki塾や有料講座もありますが,すでに定員に達している場合もあります.
■添削を受けて,
コテンパンに打ちのめされても,決して腐らないことが大切です.
添削者は,あなたを合格に導くために,敢えて心を鬼にしているのです.
ですから,添削結果に対しては….
・そういう視点もあるのか.
・痛いところを付かれたなぁ~.
・こりぁ~きびしいなぁ~.
・どこから手を付ければよいのか,皆目見当もつかないが,がんばろう!
などと心を広くして,自分に足りなかったことを勉強し直してください.
決して心が折れないよう,気持ちを強く持ちましょう!
そして,添削してくれた技術士を見返すくらいの気持ちで論文を修正しましょう!
・絶対負けるもんか!
・今に見ておれ!
・畜生ーーーー!
などなど….
■私も,合格するまでには多くの方に添削していただきました.
私が,初めて経験論文(当時の呼び名)を書いたのは平成14年の4月のことです.
(因みに,これまで書いてきた論文や,添削結果はすべて保存しています.)
最初に添削していただいた方は,仕事関係で知り合った技術士(道路以外)Nさんでした.
ダメモト覚悟で勇気を振り絞って,Nさんに恐る恐る添削をお願いしたところ,快諾していただきました.
そのときは非常に嬉しかったことを覚えています.
それで,最初の添削結果は…?
案の定…散々でした.
・技術士のレベルではない.
・題材を見直すこと
・論文の基礎が成ってない.
その他諸々,厳しい指導を受けました.
さすがにショックでした.
■添削を受けてから自分なりに悩みました.
明けても暮れても論文のことだけ考えていました
それから約3か月,10数回の添削を繰り返しました.
そして,試験直前の7月末,ようやくOKを頂いた.
論文の最後に「頑張ってください」とあった.
その時は,さすがに涙が出るくらい感激しました.
しかしながら,試験の結果は【不合格】だった.
当時は,成績通知がなかったので,経験論文がどういう評価だったかは解りません.
忙しい中,何度も添削していだいたNさんには,本当に申し訳ない気持ちで一杯でした.
■その後,3回目の受験となる17年度試験の経験論文で初めて【A】を頂いた.
ものすごく感激したことを記憶している.
その他の2科目は【B】であった…OTL.
平成17年度,経験論文でA評価を頂くまで,果たして何回くらい修正しただろう?
・あーでもない.
・こーでもない.
・ここをこう書いたらどうなるだろう?
このような修正回数は,軽く三桁を超えていただろう.
■そして平成18年の秋,らがーさんに出会い,これまでと違う視点の添削指導を受けた.
A評価を頂いた経験論文があったので安心していましたが,二桁は修正したと思います (^^)v.
多くの方に厳しく添削していただいたからこそ,技術士になれた.
★ これに尽きます.
「
日本技術士会の【技術的体験論文について】」を確認してください.
これがすべてですから,しっかりと理解しておく必要があります.
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以下,技術的体験論文の課題(総監部門以外)-
あなたが受験申込書に記入した「専門とする事項」について実際に行った業務のうち、受験した技術部門の技術士にふさわしい思われるものを2例挙げ、それぞれについてその概要を記述せよ。さらに、そのうちから1例を選び、以下の事項について記述せよ。
(1)あなたの立場と役割
(2)業務を進める上での課題及び問題点
(3)あなたが行った技術的提案
(4)技術的成果
(5)現時点での技術的評価及び今後の展望
■このシーリーズは,今回を持ちまして終了とします.
ご愛読ありがとうございました.
カテゴリー【技術的体験論文】をクリックしてみてください.
過去の記事にも参考になることが書いてあると思いますので,覗いてみてください.
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