お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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07年11月4日 三ツ沢 午後1時キックオフ
天皇杯4回戦 横浜4-1佐川急便 6358人
メーンスタンド(SS席)で観戦

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
     マルケス   大島
        狩野   
   山瀬功        吉田
        河合
 小宮山  中沢    松田  隼磨
        哲也
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 マルケスが大島との2トップを組み、狩野が久々にスタメンに名を連ねた。3バックという噂もあったが、右に隼磨、左に小宮山とサイドバックを配し、これまでと同じ4バックで臨んだ。


アウエー側自由席は超満員。緩衝帯が限りなくセンターラインに近づき、アウエー側のホーム自由席は1ブロックのみだった

 相手はJFLで首位を独走し、優勝まであと一歩の佐川急便。だが格下であることは事実だ。ところが、天皇杯ではこういう相手にマリノスは滅法弱い。04年には浦和とのチャンピオンシップ直後とはいえ当時JFL(翌年J2昇格)の草津に敗れ、03年には市立船橋高校に2点取られてPK戦にまで持ち込まれている。

 青空が広がる秋晴れのいい天気。この陽気に誘われたのか、メーンスタンドから見渡すと観客の数も多い。アウエー側ゴール裏にも人が一杯いる。緩衝帯はどこだろうと目をこらして見ると、なんとほぼセンターライン付近にあった。バクスタのSB席とアウエー側自由席の間のホーム自由席はたった1ブロックしかない。恐るべし「佐川急便社員サポーター」(公称3500人だそうだ)。横縞のTシャツでアウエー側は埋め尽くされてしまった。


ホーム側も超満員。気合いも入っていた

 ホーム側ももちろん超満員。もっともこんなに入っても、メーンスタンドはガラガラなので観客動員は6000人台だ。

 試合開始からマリノスがボールキープするものの、得点チャンスは佐川急便の方が多い。甲府戦の再現のような感じで、マリノス側のパスのスピードが遅く、「ここぞ」というパスをことごとくカットされてしまい、カウンターを浴びる。さらに何度か綺麗にDFの間を抜かれるパスも通され、これがJ1とJFLの試合かと思うような展開が続いた。

 前半の早い時間帯に、右サイドからのパスをゴール中央へ綺麗に通された場面があった。9番の選手(JFLの得点王=御給匠=元C大阪、草津)がフリーで受けたときは失点を覚悟したが、なぜか9番はシュートせずパスを選択したので助かった。ここで先制点を奪われていたら、試合はどうなっていたことか・・・。

 前半22分、やっと先制点が入った。だがセットプレー。狩野のFKは素晴らしかったが、ちゃんと崩して得点しないとこの試合は満足できない。

 これで波に乗れるかと思ったが、9分後に同点に追いつかれる。ゴール右からのFKを9番が綺麗に頭を合せた。

 まさかの1-1というスコアでハーフタイムを迎える。ただ、全体的に出来の悪いなかで、小宮山の動きは良かった。

 何だかイヤな予感がする。もしかしてPKまでいってしまうのでは・・・。

 しかし、後半からマルケス、吉田に代わって投入された清水、坂田がそんな不安をすぐさま払拭してくれた。

 マルケスはトップといっても、やや下がり目。それもほぼ左サイドのみしかプレーエリアがない。ボールはキープでき、クロスも上げることができるのだが、やはり2列目の選手。前半は大島の1トップといっていい布陣だった。それが、坂田を入れることで本来の2トップになり、またスピードある選手がピッチを動き回ることで相手の守備陣が混乱した。

 後半7分、GK哲也のスローを自陣右サイドで受けた清水が、素早いカウンター攻撃をみせ高速ドリブルで駆け上がっていく。前線に残っていた大島とのワンツーで相手DFをかわし、さらにドリブルでゴールへ向かって一直線に走って右足シュート! 惜しくも相手GKにボールははじかれたが、こぼれたボールを坂田が難なく押し込んだ。

 久しぶりにカウンターからのゴールなんて見た気がする。バックラインでボールを回し、苦し紛れのロングフィードしかできないチームと思っていたよ。

 
後半7分、坂田の勝ち越しゴールに喜ぶトリコロール

 さらにその1分後。清水が右サイドでボールキープした後、左サイドで張っている小宮山へサイドチェンジの大きなパス。これが綺麗に通り、小宮山はそのままドリブルで中央へ切れ込み、今度は右サイドの狩野へパス。狩野はそのボールを中央へと折り返し、大島がゴール。大きな展開から、ゴールまでの流れるようなトリコロールの動き。こんなゴールも久しぶりじゃないかい?

 決めたのは坂田、大島だが、この二つのゴールを演出したのは清水だ。そしてこの2点がほぼ試合の行方を決めた。

 2点リードしてからは、マリノスがボールを回し続け、スキを見て攻勢に出る。「J1のチームがJFLに胸を貸しているんだぞ」という安心して見ることのできる展開となった。佐川急便の足も動かなくなってきた。結果的に後半の佐川急便のシュートはゼロに終わった。


試合終了。後方にはランドマークタワーもくっきり


三ツ沢はピッチが近くていい。桃太郎でも頼むよ

 さて、5回戦の相手は明治大学をPKの末破った清水。ジローにもうひと働きしてもらおうか。
(清水戦のときの清水のコールは「ジロー」となる)

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