お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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「2008ツール・ド・美ヶ原」
●参加 約2000人
●月日 08年6月29日(日) 
●天気 雨
●ルート 松本市野球場駐車場から美ヶ原高原までの往路のみのタイムトライアル(全長21.6km/標高差1.270m)

 ※悪天候のため中止
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 雨は土曜の夕方にポツッと落ちてきた後にいったんは止んだが、午後10時過ぎには再び降り出していた。でも、まだ小雨。この程度の降りなら走れそうだが、明日はどうなるか・・・。ちなみに予報は「大雨」(T_T)


松本の小学生からのメッセージ

 レースの受付で貰った松本の観光案内や今後のレース案内などのパンフレットの山のなかに、小学校5年の女の子からのメッセージがあった。参加予定の2000人全員に配られているのだろうか。娘を持つ親としては「ぐッ」とくるひと言だが、申し訳ないけど雨だったらおじさんは走れないんだよ。そこまでの気合いは、残念ながらない。あの激坂は、雨だと上るのも下るのも危険だ(後で確認すると、下りルートは激坂を回避したルートだった)。

 もう1本飲むか。どうせ・・・。雨の松本の夜は更けていく。

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 レース当日の日曜日(6月29日)。午前5時に起きてホテルの窓を開けると、雨は本降りとなっていた。

 無理だな、こりゃ。前夜から気持ちはほとんどDNSだったせいか、あっさり決めた。ブルベだったら走ったかもしれないが、レースとなると危険きわまりない。あ~、こんなことなら、昨日の試走を最後まで走れば良かった。

 どうせDNSならもう少し眠りたい。でも、計測チップを返しに行かなければならないので、予定通り6時にチェックアウトする。

 ロビーに下りると、ジャージに着替えた2人の自転車海苔の姿があった。

 「走るんですか?」と聞くと
 「走らないんですか?」と聞き返された。普通、走らないと思うんですがねぇ。

 彼らは、駐輪場となっていたホテル2階の会議室からクロスバイクを出してきて、自走でスタート地点へと向けて雨の中へ消えていった。

 チェックアウトのとき、「ツール・ド・美ヶ原」参加者へのホテルからのサービスでお茶とおにぎりを貰った。このおにぎりは、以前「浜名湖1周」のときに泊まった舘山寺の温泉ホテルで貰ったコンビニおにぎりと違い、ちゃんと手作りで具もたっぷり。帰りの車の中でパクついたのだが旨かったよ。小さいホテルなのに部屋も広いし、値段の割りには他のサービスも良かった。来年も行くとしたら、また泊まってもいいかなというホテルだった。舘山寺のやたら高いだけのホテルは2度と泊まる気がしない。

 車でスタート会場へ向かっていると、カッパを着て自走で向かっている自転車海苔を何人も見かけた。反対方向にぶっ飛ばしているヤツもいた。アップかねぇ。この雨の中、みんな普通に走る気なんだ。信じられない(◎_◎;)

 選手用の駐車場へ入れると帰りが手間取りそうな気がしたので、野球場手前のコンビニに車を止めた。スタート地点へのんびりと歩いていると、野球場駐車場内の東屋でローラーを回している人の姿を見た。彼らはどうやってモチベーションが維持できているのだろう。不思議だ。

 「ピーク付近は雨、霧、強風となっています」

 会場からのアナウンスが耳に飛び込んできた。続く言葉は「選手のみなさんは十分注意をして走行して下さい」かな。

 いや、違った。

 「この先も天候の回復の見込みがありませんので、誠に残念ではありますが大会は中止と致します」と続いた。

 DNSを決めてジャージに着替えもせず、計測チップを返しに来ただけなので、それを聞いても驚きも失望もない。だが、全日本ヒルクライムシリーズの第1戦なのによく中止にしたもんだとは思った。もちろん、ほっとした気持ちも多少はあった(^^:

 スタート地点は雨が降っているだけだが、山の方を見ると下まで霧がかかり始めていた。この様子だとピーク付近は相当な悪天候なのだろう。


06:31 雨のスタート地点


計測チップを返却

 私が見た範囲では「何で中止なんだ」と文句を言っている声は聞かなかった。コースがコースだし、参加人数も多いだけに危険だと感じた人が多かったのではないだろうか。もし決行していたら、大事故が起きていた可能性は大いにあったと思う。

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 さて、レースは中止になったが、前日に9km地点までだが試走をした。その様子を振り返ってみましょう。土曜は悔しくなるぐらい、いい天気でしたねぇ、ホントに・・・(T_T)


12:53 野球場をスタートして最初の信号(中浅間だったかな)を右に曲がると浅間温泉街


12:55 温泉街を過ぎ右へ曲がると激坂。というか、この地点でももうかなりキツいッス


12:56 民家もある何の変哲もない坂ですが、キツいッス


12:57 でも写真が撮れているということは、多少は緩いということッスね


12:59 この後がホントに激坂(T_T) 次の写真を撮るまでの4分間立ち漕ぎ!


13:03 美鈴湖まで3km地点。この手前で激坂は終わり、この先からはシッティングで上れるようになった


13:08 美鈴湖まで2km地点


13:09 激坂を上った後だから楽に感じるのだが、このあたりもキツイんですよ(+_+) 時速はもちろんひとケタ


13:15 少しだけ展望が開けた。眼下にあるのは松本の街


13:15 あっさりパスされ、あっという間に引き離された(T_T)


13:17 右へ行くのがコース。帰路は右から降りてきてそのまま左へと下っていく。つまり激坂は通らない


13:19 美鈴湖手前の売店が見えてきた


13:20 そして美鈴湖。ここは平坦から少し下る。ここまでなんとか30分以内で来れた(^o^)/


13:20 湖を右へぐるりと回る。ここはアウターで踏める


13:20 美ヶ原高原まであと17km


13:21 で、上りがまた始まる


13:24


13:26 あ~、今日がレースだったら気持ちいいのに・・・


13:38 渋池通過


13:40 さらに林道は続く。このあたりから少し空気はヒンヤリしてきた


13:48 初めて勾配表示が出てきた。14%か・・・


13:48 でも、何となく14%の坂も緩やかに見える。これが激坂効果か?


13:51 「深志の森」入口で試走終了

 約9km、1時間弱の試走だった。これ以上走ると明日の本番が走れないと思いここで止めたのだが、どうせ明日は雨なんだし最後まで走れば良かった。「もしかして小雨かも」なんて考えた私が甘かった。

 激坂部分は、葉山国際CCのような勾配だったが、直線部分が少し長いこともあって、とてもじゃないが真っ直ぐ上れる坂じゃなかったッス。いや、葉山国際だって真っ直ぐ上れませんが・・・(^^:


14:20 下山後、受付終了

 激坂区間の下山は、試走でふらふらと上ってくる自転車海苔をかわしながらとなるので、手が痛くなった。

 来年もし参加するとしたら激坂部分の試走はやめよう。たった9kmの試走でも翌日、早くも筋肉痛が襲ってきたよ(´△`)

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