お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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06年12月2日 フクダ電子アリーナ
J1第34節(最終節) 横浜2-0千葉 1万7175人
メーンサイドスタンドアウエー側(コーナー自由席)で観戦

 試合前に次々と戦力外の選手の名前がマスコミに挙がり、試合後にオフィシャルで正式に発表された。下川、中西、平野、奥、ドゥトラ、田ノ上、後藤。そして山形にレンタル中の阿部の名前もあった。
 
 連覇のあとのふがいない2年間。ここで若手に切り替えるべきなのだろうが、ドゥトラ、奥は個人的にはショックだった。確かにドゥトラは衰えを見せた試合もいくつかあったが、やはり彼が左サイドにいなくては攻撃が始まらない。大分戦を見て「裕介が育つまで、もう1年は必要か」と思っていた。
 
 奥は、その運動量と正確なキックで、久保を生かすためにもまだまだ必要な選手。上野よりは奥、と感じていただけに、発表には驚きを感じた。
 
 それにしても、「みなとみらい移転のため」高年俸の選手を切る、という考えは疑問だ。予定された移転に対して、戦力を落とさない予算も立てていなかったのか。練習場がよくなったからと言ってすぐに強くなるものでもあるまい。今年初めには年間チケットを大幅値上げし、来年には自由席当日券が200円値上げ。フロントは優勝すると思って、予算を組んでいるんでしょうか?
 
 通告を受けたドゥトラは帰国した。最終戦は出場停止だが、天皇杯がまだ残っているというのに。
 
 奥はこの日、ベンチ入りしなかったが、中西はベンチにいた。相手がジェフだから? いや、河合、松田が出場停止だから、デフェンスがいなかったためか。
 
 前日までにコーナー自由席をのぞき、チケットは完売。これは凄い人出だろうと覚悟したが、フクアリのキャパは1万8500人。え!? そんな小さいスタジアムだった? 3万ぐらい入ると思っていた。
 
 


電車で3時間弱。フクアリ到着


 1時間前にスタジアム到着。広場の出店もまだ閑散としていた。なんだ。混むだろうと思って、中央林間のコンビニで食料は調達してきたのに、楽々買えたようだ。

 


チケット完売(と、蘇我駅からの道のりには張り紙がしてあった)。黄色に染まるスタンド


 スタンドに入って眺めてみると、やはり小さい。たが、サッカー専用とあってピッチが近い。最後列が日産スタジアムの最前列よりピッチに近いそうだ。急な傾斜を上って最後列から見ると、なるほど見やすい。いつもこのスタジアムで見られるジェフサポがちょっとうらやましい。ちなみにコーナー自由席の最後列は24列目。日産スタジアムでいえば、1階通路上の6列目にあたる。

 


試合前、コーヒールンバに合わせて花開くトリコ傘。アウエーゴール裏は超満員


 この日も4バック。右から勇蔵、中沢、那須、そして期待の田中裕介。ボランチが上野、山瀬。中盤の前が吉田、狩野。2トップは大島、坂田。
 
 立ち上がり。いきなりのピンチ。マリノスの右サイドの裏にボールが出る。そこに羽生。どフリーじゃん!! しかし、羽生のシュートは枠を大きく外れる。ここを正確に決められていれば、試合の流れを大きく変わっていただろう。
 
 今度はマリノスのカウンター。自陣から相手右サイドの裏へロングボールが出る。走る吉田。オフサイドじゃない。坂本(たぶん)と競りながら、ねばり強くキープし、ゴール前へクロス。そのボールを坂田がゴールを背にして受ける。そのままマイナス気味にボールを持ち出して相手ディフェンスを外し、反転しながら左シュート。決まったぁ! 前半5分、まさかの先制だ。
 
 この日のトリコロールはよく走った。ジェフが攻め込み、マリノスがしつこく追い回してボールを奪ってカウンター。前線の大島、坂田、吉田、狩野も最終ライン付近まで戻ってディフェンスし、カウンターのチャンスには相手陣まで走り込んだ。相手に合わせているのかどうか分からないが、ジェフとやるときはいつも好試合を見せてくれる。
 
 1ー0で前半は終了。速攻でトイレに行き、席に帰ってみると何もなかった。あれ、リュックとマリノス座布団は?
 
 フクアリは海べりにある。下の方はそうでもないが、上の方の席は風が強い。特に私が座った最後列は、吹き抜けだし風がびゅんびゅん吹いていた。そのうち前の方へ行こうと思っていたら、ホーム側コーナー自由席であぶれた人たちがどんどんやって来て、座れなくなってしまった。
 
 3つほど先の席を見ると、幸いにもリュックがそこにあった。しかし、座布団は見あたらない。しばらく探したが、ダメ。いったい、どこまで飛んでいったんだろう。
 
 後半に入ってもジェフの攻勢は続く。しかし、それを中沢がハネ返し続ける。まさに鬼気迫る守備だった。
 
 腰痛のため戦列を離れていた中沢は火曜に練習に部分合流し、木曜には紅白戦に出るまでに体調を戻していた。松田不在のJ最終戦。何としても負けられないという思いで、千葉戦にあわせて復帰してきたのだ。
 
 相手FWと競り合ってシュートまで持ち込ませない。シュートされてもコースを切ってクリア。何度もあぶない場面はあったが、すんでのところで中沢が止めた。今季でも最高の部類に入るパフォーマンスだった。
  
 左サイドの裕介だが、まだまだといった感じだった。守備で頭を越されるシーンが何度か目についた。その後のフォローももうちょっとかな。攻め上がりも。ただ、段々とは良くなっている気がする。
 
 走りまくっていた吉田に代わって後半14分、隼磨が投入された。この隼磨が2点目を入れた。後半29分、カウンターから坂田が持ち込みクロス。ボールは走り込んだ大島の頭を越えて逆サイドへ。そこに走り込んでいたのは隼磨。フリーでボールを受け、ワントラップから狙いすましたシュート。阿部が飛び込むが、その阿部に当たったのだろうか。鋭く方向が変わってゴールインした。
 
 終盤の猛攻も、ジェフのシュートが正確性を欠いたことにも助けられてしのぎきり、最終戦を白星で飾った。

 


アウエーゴール裏の前で控え選手もそろっての勝利の雄叫び


 栄輔コールが起こり始めたころ、フクアリを後にした。
 
 聞いたところによると、その後、奥、ドゥトラのコールもあったそうだ。聞いたらきっと感激したろうな。ただ、ジェフのセレモニーが始まってもコールをやめなかったので、トラブルがあったらしい。
 
 お互い言いたいことはあるだろうが、気持ち良く終わりたければ「ホーム最終戦は勝つべし(負けない)」ということだ。

 


獅子奮迅の守備をみせた中沢は、インタビュー後、ゴール裏の真ん前までやってきて(円内)、深々と礼


 駅がもっと混んでいるかと心配したが、それほどでもなく東京行きの京葉線快速には座れてしまった。ジェフサポがセレモニーのために残っていたせいもあるかな。
 
 これでアウエー2連勝。気分よく夜の町へ・・・・。


 で、忘年会・・・。

 


2時間半の電車の旅のあとに、すずかけ台の某所に吸収


 楽しい1日でした。

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