お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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「第13回ツール・ド・草津」
●参加 1697人(白根山コース1595人、殺生河原コース102人 男子C・41~50歳は336人)
●月日 08年4月20日(日) 
●天気 晴れ
●ルート 草津国際スキー場「天狗山特設会場」会場~草津温泉街~志賀草津高原ルート~白根火山、約18km(レース区間は13km)
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 ※<その1> スタート~殺生
 ※<その2> 殺生~ゴール
 ※<その3> 下山とリザルト

 草津へは車で向かった。渋川伊香保で関越をおりた後の、吾妻線沿いのR353~R145というルートは、実は昨年草津へ自走したときに真っ暗だった所。一度、昼間走ってみたかったのだ(^^:

 驚いたね。吾妻峡手前までは人家も途切れないし、食事処もそこそこあるじゃないか。あのときはタヌキも横切ったし、周囲を見ても真っ暗だし、本当にこの道には何もないと思っていた。緩やかな坂だし、昼間走ったら気分のいい道だった。

 長野原草津口駅の先の信号は直進し、大津を右折して草津へと上る。「あのあたりかな? 雨でUターンしたところは?」なんて思っていたら、その先から登坂車線が始まった。もし、あのとき雨が降らなかったら果たして上れていたのだろうか? ちょっと自信がないッス。

 自走で上っている人を数人見かけた。きっと長野原草津口まで電車で来て、そこから自走してるんだろうね。えらいなぁ。リスペクト!


スタート&ゴール地点の天狗山レストハウス手前

 自宅から5時間ほどかけて草津温泉に到着。ホテルに車を置いて、徒歩で受付会場の天狗山へ向かう。骨折しているので、自転車に乗るのは最低限にしたかったのだ。シャーと気持ちよくダウンヒルしている自転車を羨ましそうに見ながらテクテク上り、天狗山レストハウスで受付を済ませる。


受付会場

 会場内に特に目を引くものもなかったので、ベルツ通りをおりて湯畑方面へとブラブラ散歩。明日のパレードランのときは最後にここを上るのだが、これってキツくないかい? ここで早くも力尽きそうだよ(T_T)


湯畑も「ツール・ド・草津」ムード満点に

 受付で貰った記念品(草津温泉特製サイクルキャップ、ボトル、蒟蒻畑など)の入った袋をぶら下げて歩いているので参加者と分かるのだろう。「明日は頑張って」と試食用の温泉饅頭を差し出されると、断るわけにもいかない(^_^)。2つほど頬張りながら、細い路地のような道を歩いていく。

 このころから雨が降り出した。「雨が降ったらDNS」と決めているので、気楽な気持ちでお土産屋を冷やかし、雨に濡れながら急坂を上ってホテルへと帰った。ホテルは参加者で満杯のはずだが、温泉は早めに入ったので独り占めv(^o^)v の~んびりつかって明日に備えた。

 翌日は好天。レース日和だった。ただ少し寒い気がしたので、上は長袖インナーに長袖のSSRジャージ。下は短いレーパン&レッグウオーマーで、グローブは指切りにした。

 天狗山レストハウス手前の第5駐車場には午前8時半ぐらいに着いたのだが、ほぼ満杯。冬は雪に埋もれるからだろうか、駐車場には仕切り線はない。誘導もしていない。周囲には交通規制のために警察官がいるから路上駐車はしないと主催者側は安心しているのだろうが、誘導ぐらいはして欲しかった。それとも、ホテルや旅館に車を置いてここまでは自走で来るのが正しい参加の仕方なのだろうか?


8:56 準備OK

 フロントのライトは2つとも外したが、尾灯2つは付けたまま。 サドルバッグに工具とチューブは入っているし、トライバッグにはデジカメが入っている。ヒルクライムレースに出場する自転車じゃないッスね(^^:

 スタート地点付近へ行くと、tictacさん、ヤクさん、bicirosaさんとお会いできました。ヤクさんとは沼津400以来なのですが、同郷だったとはびっくりッス。

 午前10時5分スタートのグループの方へ歩いていくと、ヲレさん、weathermanさんを発見。でも、トイレへ行きたかったので自転車を寝かせて、再びレストハウスへ戻りトイレ待ちの大トレインの後ろに付ける。


9:15 午前10時5分スタートのグループに並ぶ

 女子用はガラガラだったが、男子は大渋滞。しばらく待って軽量化を済ませ、列へ戻ってみると・・・


9:31 トイレから戻るとヒトがあっという間に増殖していた

 うわっ(◎_◎;)  凄い人。自転車を寝かせる余裕なんてないッス。私の自転車はどこに消えた? いや~、見つけるまでひと苦労だった。

 ようやく見つけたときは、もう列から出られない状態。知り合いの方は遙か前方に詰めていってしまったようで、その後レース途中で抜かれるまではお会いできませんでした(´△`)

 開会式の挨拶によると、今年は昨年より500人も参加者が増え、1700人近い坂バ○がやってきているようだ。凄いッスね、この自転車人気。

 この開会式は不評でしたね。午前9時半に始まり45分に終了したのは良かったのだが、午前10時のチャンピオンクラスのスタート時間を前倒しすることなく、15分間寒い中を何もせずぼ~っと待たされた。これは辛い。ヒルクライムなのでみんな薄着だし、各所でブーイングが出ていたねぇ。交通規制の関係上、前倒しできないのだろうが、来年は何とかして欲しいものだ。

 待っているときに何となく周囲の話し声を聞いていると、レッグウオーマーの代わりに100均の女性用ストッキングをはき、ゴミ袋をウインドブレーカー代わりに付けている人がいた。暑くなったら脱いで捨てても良いというのがミソらしい。

 午前10時。運動会みたいな花火がドド~ンと上がり、いよいよパレードランのスタート。


10:07 パレードラン開始

 参加案内にあった「パレードランは時速20km/h以下」なんて、ウソ。いきなり下りが始まり、その後が上りになるのでみんなイッキに下ってその勢いで上っている。

 草津交差点の先の交差点を、赤信号なのに警察の誘導に従って堂々と左折。気持ちいい(^^: 沿道からは地元の方が手を振って声援を送ってくれる。中には「○○さん、頑張って」なんてゲートフラッグみたいなのを持っている旅館の従業員の方もいた。昨日のお客さんなんだろうねぇ(^^:


10:11 湯畑への道の途中

 湯畑へは急な坂道を下る。狭い道なのだが、この沿道は凄かった。地元の方だけでなく、観光客の方々もズラリ。こりゃ、気分いいッスよ。ホントにツールの選手になったようで最高v(^o^)v 午前10時過ぎと言えば、観光客もチェックアウトして歩き出すころ。ここにパレードランをぶつけたかったので、レースにしては遅いスタートになったんだね。でも、手を振りたいのだが、ブレーキから手が離せないッス。仕方ないので満面の笑みでお返しする。

 気持ち的に大盛り上がりの湯畑を過ぎると、周囲はちょっと閑散としてくる。でも、沿道にはちゃんと声援を送ってくれる人がいる。年配の方、そして小さい子供たち。本当にありがたいm(_ _)m 


10:24 再び天狗山レストハウスへ

 最後のベルツ通りのキツい坂を何とか足つきなしで上って、レストハウス前でウインドブレーカーを脱いだ。周りには我慢できず軽量化している人や、レストハウスでひと休みしている人もいるようだが、私はそのままスタート地点へと向かった。

 3月15日にブルベで落車し鎖骨骨折して以来、この日で35日目。その間、まともに自転車を漕いでいない。体重も増えている。脚力も衰えているだろうし、心肺機能も低下しているだろう。一体どこまで上れるか分からない。回収車のお世話にならないよう、一刻でも早く上りたかった。


10:25 スタート 標高約1250m

 スタート地点は上りなので、パレードランからのペースのままのんびりと入る。周りを見ても、一部の人を除き、それほどガシガシ踏んでない。先は長い。のんびり行きましょうか。


10:27 電光掲示には「ツール・ド・草津開催中」


10:29 そらひとさんにパスされる

 スタートしてしばらくして、そらひとさんにお声を掛けて頂きました。ご心配頂き、ありがとうございました。


10:32 雪が姿を現し始めた

 上の写真の左端の方に注目して下さい。この方は女性なのだが、ゴール手前まで私とデッドヒートをしたため、何度も写真に写っている。つづら折りの厳しい上りで抜いても、その後に必ず抜き返された(>_<)


10:34 tictacさんにパスされる

 次にパスされたのがtictacさん。「無理しないで」と優しい言葉を残して、力強い走りであっという間に去っていった。


10:39 殺生河原コースのゴールまであと2km

 レース区間が6kmの殺生河原コースのゴール地点はあと2km。ということは、私はあと9kmだ(´△`)


10:43 トシさんにパスされる

 SSRのジャージを見つけて声を掛けて頂いたのがトシさん。こんな坂の途中なんですが、初めまして、でした。


10:47


10:48


10:49 6km地点 標高約1570m 殺生河原コースのゴール地点

 ここまで24分。時速15km/h。標高差は320mで平均勾配は5.3%。
※アルプスラボで計測しているだけなので、正確なデータではありませんが、おおよそということで(^^:

 それにしても、今回のレースはいつにも増して抜かれまくりだった。その後、分かっているだけでネロさん、watariさんの後ろ姿を見送ったし・・・。逆に、抜いたのは10人以下と両手にさえ余る。まあ、「骨折ちう」だから無理はしないのだ(^^:

 さて、レースはいよいよ絶景のヒルクライムとなっていく。

<その2>に続く

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コメント(10|Trackback()



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コメント
 
 
 
あ、どこかで見た後ろ姿 (ネロ)
2008-04-23 09:37:20
先日はお会いできて光栄でした。まだ速かったときの自分の後姿を見ることができてうれしいです。あのあと、急激にスピードダウンしました。
今回はご挨拶だけでしたが、またイベントなどでごいっしょできたらと思います。よろしくお願いします。
 
 
 
ビックリでした! (tictac)
2008-04-23 16:11:15
スタート地点でお会いした時はビックリしました。
骨折を押しての出場はかなり勇気が必要だと思うのでちょっと胸が熱くなりましたよ。
続編も楽しみです。(^-^)
 
 
 
復活~! (F)
2008-04-23 17:59:26
オメデトウございます。
ヒルクライムから復活するとは伝説ですね!

体重は落とさずに少し僕と付き合ってください(哀願
 
 
 
完走おめでとうございます。 (そらひと)
2008-04-23 20:14:12
骨折して草津の上り坂を
完走ですから、
スンゴイ回復力ですね。
masaさんを見つけたときは、すごくうれしかったです。
骨折をおしての参加なんだあ!って

おいらは、境川を時々走っておりますので、
またお会いできればと思います。
 
 
 
お疲れ様でしたー (U-ki)
2008-04-23 21:30:45
境川のmasaさんも参加してたんですね。
骨折からの復帰戦でヒルクライムとは驚くばかりです。
順調な回復のようで何よりです。

tictacさんに抜かれた位置からすると
私のほうが少し前を走ってたみたいですね。
どっかで抜かれてたりして(^^;
(ブルベと自転車が違うので実際抜かれてもわからなかったかもしれません)

またどこかのイベントでお会いできるといいですね。
 
 
 
こちらこそ (境川のmasa)
2008-04-23 22:37:45
>ネロさん

お声掛け、ありがとうございました。

抜かれたときは、声をかけるヒマもなくあっという間に去ってしまったので、写真を撮るのが精一杯でした(^^:
また、どこかのイベントでお会いしましょう。次までには、ちゃんとついていけるよう、精進しておきます!
 
 
 
勇気というより (境川のmasa)
2008-04-23 22:38:13
>tictacさん
単なる無謀なだけかもしれません(爆)
大垂水以来のヒルクライムでしたが、楽しかったし、途中からは痛みも忘れてました(^^:
 
 
 
まだまだ (境川のmasa)
2008-04-23 22:38:40
>Fさん
復活じゃないッスよ。ジテツーもできてないですからね。

>体重は落とさずに
大丈夫。今のところ落ちる要素がまったくありません(爆)
沼津、頑張ってくださいね。
 
 
 
ありがとうございます (境川のmasa)
2008-04-23 22:39:04
>そらひとさん

回復力があるのが、痛みに鈍感なだけか分かりませんが、なんとか無事に完走できました。でも、ヒルクライムレースだから走れたというのもありますね。最悪、左手1本で走ればいいやと思ってましたから。で、下山は回収車で、という作戦も考えてました。

休日は境川でリハビリ予定です。また、お会いできそうですね(^^:
 
 
 
おぉ! (境川のmasa)
2008-04-23 22:39:54
>U-kiさん

U-kiさんも参加でしたか。お疲れ様でした。
根が坂バ○なんで、復帰戦はヒルクライムが自分には似合いかと・・・。遅いんですけどね。

>どっかで抜かれてたりして
大丈夫。抜いてないです。U-kiさんの後ろ姿は、長野で何度も見てますから間違えようがありません。それに私が抜いたのは、女性と、あと男性ではGパンで走っていた方ぐらいですから(^^:

今週末は頑張ってくださいね。またお会いしましょう。
 
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