前から思っていた、つまらない文体についてコメントします。
それは、自分の考えや思いの開示が全くない文章の書き方です。
どういうわけか、年齢が上がれば上がるほどこの文体が増えてきます。
自分の考えを示すことによるリスクを避けているのだと思うのですが、読んでる方としては、書き手の心の底から思っていることを全然書かない文章というのは読んでいていかにも退屈です。
やはり、たとえ批判されるリスクがあろうとも、自分の考えというものを外に曝して、「どうですか?」と問うている文章こそ読む価値があると感じます。そういうものだけが言霊を持つに違いありません。
この前の師匠の言葉(http://blog.goo.ne.jp/imagingstar/e/892ff00ac5dfbd264cd9c1b228aeaba7)は、オバサンというカテゴリーで、極論のカタチで語られていますが、その本質は、「リスクを負わない人間の言う言葉には価値がない」ということに尽きると思うのです。
文体についても、同様のことがあてはまると思うんですよね。