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■6月30日 赤岳・小泉岳の登山記録
若々しい緑の森を眺めながら雪渓を渡ると、吹きさらしの砂礫帯に。
ここは駒草平。コマクサを食草とするウスバキチョウが舞う。
氷河期の遺存種である高山蝶目当ての登山者も多い。
ダイセツタカネヒカゲは大量発生で、見あきるほど。
蝶と戯れること、しばし・・・
大きな「第三雪渓」を仰ぐと、登山意欲がそそられた。
駒草平
コマクサ
ウスバキチョウ
ウスバキチョウの幼虫
ダイセツタカネヒカゲ
第三雪渓
歩幅を小さく、呼吸を整えて、この大雪渓を登る。
照りつける夏の日差し。
雪の冷気が、火照る身体を心地良く包んでくれた。
もうひとつ雪渓をつめると、やがて赤岳の山頂に。
雪の文様を纏う大雪山の山々が、優しい笑みで迎えてくれた。
赤岳山頂
赤岳から小泉岳へ。吹きさらしの砂礫地に丈の低い花々が咲き乱れていた。
大雪山固有の花もいくつか。
小泉岳からさらに緑岳に向けた稜線をしばらく行くと、僕のお気に入りのポイントに。
白雲岳を背景に、そこは宝石を散らしたようなカムイミンタラ (神々の庭)。
砂礫地はお花ロード
ホソバウルップソウ
キバナシオガマ
タカネスミレ
チョウノスケソウとエゾオヤマノエンドウ
■登山記録
07時55分:銀泉台から入山
09時10分:駒草平
09時45分:駒草平を出発
10時50分:赤岳 山頂
11時10分:赤岳 山頂を出発
11時45分:小泉岳 山頂 さらに緑岳方向に進んで12時20分まで撮影して戻る
13時00分:赤岳出発
15時05分:登山口に戻る
■赤岳 登山歴
03年9月15日:銀泉台~赤岳~白雲岳
05年7月03日:銀泉台~赤岳~小泉岳
05年9月24日:黒岳~北海岳~白雲岳~小泉岳~赤岳~銀泉台
07年9月17日:銀泉台~赤岳~小泉岳~白雲岳~北海岳~黒岳
記録(プロローグ) 記録① 記録② 記録③
09年6月28日: 銀泉台~赤岳~小泉岳~白雲小屋 記録① 記録② 記録③
12年6月30日: 銀泉台~赤岳~小泉岳
こちらを見てびっくり!ほとんど同じ時刻に私もこの辺を歩いていたのです。
どこかですれ違ったりしていないかしらと思い、自分のタイムを確認したら、
赤岳山頂到着が11:15。その後、白雲分岐までまっすぐ進み、帰りに小泉岳に寄りました。
銀泉台には15:15下山でした。
というわけで、タッチの差だったようです。
お花は本当にきれいでしたね。まさに宝石を山々にまき散らしたような美しさだったと思います。
びっくりですね。あと5分だけ赤岳山頂にいたり、銀泉台でさっさと温泉にGoしなければ、お見かけしてましたね。