「山」旅の途中

40代後半になって始めた山歩き。自分はどこから来てどこに行くのか。光、空気、花々の記憶を留めたい。

大雪山に紅葉求めて ① 「銀泉台~駒草平~赤岳」

2007-09-19 22:51:35 | 表大雪
17日の登山記録①
7時15分に銀泉台から入山。15分ほどで、有名な紅葉ポジションに。ここまでは観光客や写真愛好家も多い。民放テレビの取材も入っていた。おととしは早朝に黒岳から入山して銀泉台に下りた。強い夕陽を浴びた紅葉に、しっとり感がなく、今年は朝の優しい光を期待した。しかし、高曇りで光がない! なかなかうまくいかないもの。


7時55分、第一花園。8時25分、第二花園を通過して、8時50分に駒草平に。夏は高山植物の女王コマクサが咲く、吹きさらしの台地だ。一面はウラシマツツジやクロマメノキの草紅葉で燃えていた。目前に構える急斜面の「第三雪渓」にも錦が走る。

              「駒草平」

              「クロマメノキ」

「第三雪渓」は登山者の長い列。あえぎながら登る。数羽のホシガラスがひっきりなしに飛び交う。ハイマツ帯に飛び込んでは、松の実をくわえて、枝に戻って食べる。この繰り返し。厳しい冬を目前に、たっぷりと食べこんでいるのか。

              「第三雪渓を登る」

              「ホシガラス」

第四雪渓をへて、10時に赤岳山頂(2078m)。銀泉台を撮影していたテレビ局とは別の局のヘリコプターがぐるぐる飛んでいた。数十人の登山者が珍しそうに眺めていた。

              「赤岳山頂 よく見るとヘリコが写っている」